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帽子用鳥の剥製

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 1910~20年代の女性の帽子を飾るため、あるいはヘッドドレスとして作られた鳥の剥製です。大阪に連れて行きましたが、今のところ婿入りのチャンスを逃しています。興味ありげに眺める方は沢山いたけれど、ものがものなので、中々難しいアイテムのようです。ところで、婿としたのは、華やかな外見をしている動物に限って雄なので、この子もそうに違いないと断定したためです。

帽子用鳥の剥製_e0074478_17173128.jpg
 見てください、この睨み。この雄々しさは男の子に違いありません。社交界のレディーたちの頭を彩っていたものが雄の鳥の剥製、というのは何とも官能的な話だと思いますが、考えすぎでしょうか。

 日本では剥製というとあまり馴染みの無いアイテムかもしれませんが、ヨーロッパでは一般的とは言わないまでも、ブルジョワのご家庭では普通に部屋に飾ってあったりします。ま、そういうクラスでもてはやされるものなのかもしれません。

 大阪では何度となく鳥の種類を聞かれました。でも、こんなターコイズの羽の鳥、今まで見たこと無いですし、そもそも鳥の種類に疎い僕のなので全然わかりません。そういえば、シャネル傘下の羽飾り&コサージュ工房、ルマリエを取材した時に、絶滅種の羽もストックで持っているという話を聞いたので、場合によってはこの子もそうなのかも。どなたか、さかなクンならぬ、とりクンいませんか~?

来月婿にもらってあげて下さい~

http://blog.with2.net/link.php?153914
 
by tomoakishimizu | 2013-04-22 17:18 | 装飾品 | Comments(12)
Commented by やす at 2013-04-22 20:56 x
友くん、こんにちは。
私は「とりクン」ではないのですが、見覚えがあったので調べてみました。極楽鳥(数十種類いる)の中のこの種類が一番近いかなと思います。

http://www.konicaminolta.jp/kids/animals/library/sky/blue-bird-of-paradise.html
でも、この剥製はくちばしが黒いので、少し違う種類なのかもしれません。
ファー好きな私はもちろん剥製も好きでして、子供の頃、壁に飾る鹿の頭が欲しくてたまりませんでした。結局、お年玉を貯めて、コブラとマングースの剥製を買いました。ぜんぜん方向性が違いますが。(笑)
Commented by tomoakishimizu at 2013-04-23 21:28
やすさん、どうも有り難うございます~。アオフウチョウのページに飛んでみましたが、確かに近い感じもします。でも羽根の先端がアオフウチュウのほうがフサフサしていて繊細な感じ。こちらのお飾りの剥製は、もっとニワトリに近い感じでゴッツイです。でも僕もとりクンではないので自信を持って否定できません~。
鹿の頭のお飾り、たまに蚤の市で見かけます。でも値段高いし、片耳が無かったりの状態悪い物が多いし、仕入れても売れなさそうなので、最近は目に入ってきません。
しかしコブラとマングースを買ってしまったやすさんって、一体何者(笑)???
Commented at 2013-04-24 02:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomoakishimizu at 2013-04-24 14:52
上のカギコメさん、初めまして。そして初コメント有難うございます~。
ひとまず来月は東京で販売します。仕入れ値が高かったので、比例してそれなりのお値段です。でも1つ問題あり。尾の羽根が折れかかっています。日本に置いてあり、戻り次第樹脂で補強するつもりですが。ひとまず東京でのイベント会場までご連絡いただければ、お値段などお教えしますので。もう暫くお待ち下さい!
Commented at 2013-04-24 15:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomoakishimizu at 2013-04-24 20:45
上のカギコメさん! え~ん、阪急さんでもオソブランコさんでも目にしていたはずなのに~。って商品量が多過ぎましたかね。
先ずはH先輩に品定めしてもらい、連絡してもらうようにお願いしてみます~。
Commented by minako at 2013-04-25 04:56 x
こんばんは~
今、France 3の Des Racines & Des Ailes を見ていたら、こんな鳥が出てきました。
とっても綺麗なターコイズブルーの羽で長い嘴。
シャラントマリティムで野鳥を調べているシーンでしたよ。
かなり珍しい種類らしいです。絶滅寸前って言ってたかも?
他のことしながらちょっと見てただけなので詳しくは分かりません~ごめん。その鳥は首が360度回るのが特徴でした。
Commented by tomoakishimizu at 2013-04-25 20:04
minakoさん、名前わからないんだよね~。今番組のタイトルなどを辿ったりして色々と調べてみたけど、見つけられませんでした。
シャラントマリティムということは、フランスの鳥なんですね。色からすると南国だと思っていたけど、意外と近場。
首が360度回るって、クルクルゥ~、じゃないよね(笑)。
Commented by minako at 2013-04-27 08:42 x
確かに、南の鳥っぽいよね・・・似た違う種類の鳥なのかな?
フランスは奥深いなぁ。
TVの鳥は首がすごく伸びて、ぐるっぐるって回してました!
でも嘴の色がちょっと違ってたかも~
5区の植物園のところの自然史博物館(だっけ?この間象牙切られてたところ!)に行ったら分かるかしら?
ネット配信全部見返す元気もなく(笑)見つけたら報告しますね~

明日明後日どこかで会うと思います~11区は行くよね、きっと。
Commented by tomoakishimizu at 2013-04-28 15:57
minakoさん、魚もそうだけど、鳥の世界も深くてよくわかりません~(笑)。
今日も色々と動くつもりです。多分19区が中心。今から行ってきます~。
Commented by google lense at 2023-11-13 16:36 x
アオマユハチクイモドキ
Commented by tomoakishimizu at 2023-11-13 22:07
google lenseさん、どうも有難う御座います! 諸々の特徴を見る限り、間違いないだろうと思いました。
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