ドリスのショーはパレ・ドゥ・トーキョーの半地下の大きなスペースを使って行われました。エスニックなテイストはドリスの得意とするところで、今回もカシミールショールの柄に登場するペイズリーをモチーフに、様々な素材とアイテムを組み合わせたレイヤードを見せていました。
特にコイルとビーズを組み合わせたインド刺繡のアイテムが目を引き、この写真のようなマフラーの他に、シャツ、ブルゾンなどが登場。
こちらはカシミールショールのモチーフを拡大したプリントジャケット。「昼と夜、男性と女性、内と外、無地と柄、簡素と装飾、型破りな奇抜さと従来の伝統」といった究極の相反性がキーワードになっているようです。
極端に違うものを組み合わせるにはバランス具合が肝要になってきますが、その点ドリスは非常に巧みにこなしていて、いつもながら見ていて安心。突飛なアイテムは少なかったものの、安定したエレガンスを見せていました。
ショールームでは「注文できるよ~」なんて言ってもらえましたが、ひとまずヴィヴィッドカラー好きの僕なので今回はパス。次回の春夏に期待したいと思います~。
クチュール3日目に突入~