エンジェル付き六芒星のオブジェ

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 今日から古物紹介を再開します。やっとパリコレの呪縛が解かれた感じ(笑)。これから5月の蚤の市イベントに向けてまっしぐらです~。

 こちらはエンジェルが付いた六芒星のオブジェ。見つけたのはパリ市内で行われていた古物市で、売っていたのはプロと思われるフランス人のマダム。彼女いわく50年代のもの。それなりのお値段でした。

 実はこれ、昔のお墓用のお飾り。でもご安心を。札が付いたままなので未使用です。って大して変わらないか。

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 印刷部分の字体は古いですが、手書きのところはボールペンで書かれているので、50年代というのは妥当だと思います。フランス西部、アンジェの街にあった針金と堅牢に染めたコットンを作るピカール&ベルニエという工房が作っていたことがわかります。サイドビジネスだったのでしょうか。ネットで調べてみましたが、全然出てきませんでした。

 六芒星というと、ダヴィデの星、つまりはユダヤ教をイメージしてしまいがちですが、ユダヤ教に偶像崇拝は無いはずなので、これはカトリック教徒向けだと思われます。でも六芒星については、神道でも使われているそう。何かとてつもないパワーを持った形状なのでしょうね。

 ま、僕の場合そんな宗教の話は別にして、オブジェそのものが持つ美しさだけが欲しくなるかならないかの基準になります。

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 非常に凝った作りで、その手仕事の素晴らしさに目を見張る程。微妙な隠れ具合ですが(笑)、中央にはビスキュイ(ビスク)と呼ばれる表面がマットな磁器でできたエンジェルが付いていて、針金の枠組みに、ビーズを通した針金を巻き付けてあります。中央のお花もビーズを通した針金製。オパリーヌ風の乳白色のビーズが使われ、光に透かすとウットリするような色彩を放ちます。

 昔のお墓って、こんなビーズ製のオブジェや花で彩られていて、きっと素敵だったんだろうなぁって思います。今となっては、生花以外はホンコンフラワーなどのプラスチックに取って代わられ、味も素っ気も無いですが、この手間のかかる製品を作ること自体が時代に合わなくなったというのは仕方が無いことなのでしょう。せいぜい昔に思いを馳せながら、食卓で眺め続けたいと思います~。

今から壁に無理矢理飾ります~

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by tomoakishimizu | 2012-03-30 23:14 | 装飾品 | Comments(0)
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