デザイナーが中国人のリン・リュウとダウェイ・スンに代わって2シーズン目のキャシャレル。前回のコレクションは初回ということもあってかまとまりがなく、全体的にへんてこりんなシルエットが多く、まるでモード学校の卒業コレクションのようでした(ゴメン)。ということで、ここでは紹介しませんでしたが、今回はグンっとステッップアップしていた気がします。それでも評価は依然として芳しくないというのが事実なんですが…。
1928年に、女性として初の大西洋単独横断飛行を達成したアメリア・イアハートにインスパイアされていたそうで、アヴィエイターキャップが飛行士のイメージを強調しています。
ショー冒頭はテーラードアイテムが多く、それぞれきれいなカッティングを見せていました。
そうなんです。それぞれ単体では悪くないんですよ。でも組み合わせ&色合わせが微妙なんだと思います。ピンクのタイツとか、白のタイツとか、ここにコレを持ってこないでしょう、みたいなスタイリングが全体を野暮ったく見せているのかも。
とはいいつつ、前回があまりにも酷かったので(ホント、オエ~という感じでした)、今回のコレクションを見て僕の中で評価が上がったのは事実。なんでも2人は、バレンシアガやサン・ローランで経験を積んでいるそうなので、今後大いに期待できそうです~。
ちょっと苦しい感じ?