
とにかく面積を埋めるのに時間がかかるため、今となってはほとんど使われなくなったボーヴェ・ポイントの技法を使った刺繡サンプルです。
北の街、ボーヴェ出身のタペストリー職人が1664年に開発した技法だそうで、細かいニュアンスをつけやすいためか、動植物の自然モチーフを多用してロココ時代に花開きました。
僕、このボーヴェ刺繡が本当に大好きで、見るだけでテンションが上がります。繊細だし、どんな色を使っていても重厚で華やかに見えるのが素敵。
このサンプルは、本の中でも紹介しているサラのお店で10年以上前に購入。写真では見えませんが、糸会社DMCの色番号が書かれています。第二次世界大戦直後くらいのものでしょうか。
実はこれ以外にもサンプルを山のように持っていて、でも用途がないのでたまに引っ張り出して眺めるだけです。他にもボーヴェ刺繡のバッグやショール、手袋など、アイテムになっているものもタンスの肥やしになってます~。
結局どれも使えないものばかり~