
オート・クチュール最終日はジュエリーデイ。ヴァンドーム広場の宝飾店が自慢のコレクションを披露してくれます。その中でもヴァン・クリーフ&アーペルは楽しみにしているメゾンですが、今回は最終日にアポイントが集中しそうということで、前々日に伺うことにしました。テーマは「伝説の舞踏会」。ニコラス・フォークスというリュクス専門のジャーナリストが、ヴァン・クリーフ&アーペルとコラボしてアスリーヌ社から豪華本を出し、それを記念してのコレクションとなりました。こちらは「冬の宮殿の舞踏会」シリーズの一点。1903年にサン・ペテルスブルグで行われた舞踏会からインスパイアされているそうで、バレリーナのイメージ。

こちらも同じシリーズのエメラルドの指輪。それぞれ一点もので、こんな風に七宝製の専用ボックスが付いてきます。

このブローチは、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の中に登場する女性ローズモンドのイメージなんだそう。詳細を知りたくてネットで調べたけれど引っかからず。読んだことないし、本当に出てくるのかわからないのが実際のところです。とにかくロスチャイルド家が、71年に「失われた時を求めて」をテーマにして催した大舞踏会からインスパイアされているとのこと。

1951年にヴェニスで行われた「世紀の舞踏会」シリーズの一点。クチュリエ、ジャック・ファットがルイ14世に扮装して参加したそうですが、その太陽王のイメージで作られたネックレスです。

このネックレスも同じシリーズだったと思いますが、プレス資料にも載ってないし、ネットで調べても出てきませんでした。ま、とにかく凄いですよね。

こちらも同じシリーズのブローチ。サファイアとトルコ石。羽が動くのですが、そういった可動機能のあるものを作れてしまうところがこのメゾンの特徴です。

1969年にアレクシス・ドゥ・ルデ男爵が、サン・ルイ島のランベール館で主催した「オリエンタル舞踏会」をイメージしたシリーズからの一点。トルコ石、スピネル、そしてダイヤ。ちなみにランベール館は、最近までロスチャイルド家の持ち物で、カタールの王族の売られて現在は工事中。巨大なクレーンが設置されてて、近くを通ると怖いくらい。
というわけで、今回もどう転んでも手が届かない、もの凄いものを見せていただきました~。
最近はため息も出ません~