アレクシス・マビーユのコレクションは、シャトレ劇場のホールで行われました。マビーユのコレクションって、どういうわけだか最初から「撮るぞ~」って気にさせてくれなくて、適当な感じになってしまいます。気合入ってない写真ですみません。モチーフは17世紀の詩人、ジャン・ドゥ・ラ・フォンテーヌによるイソップ物語を基にした寓話詩だそうです。昆虫や動物をモチーフにしたドレスが沢山でてきました。これはセミ。
マビーユはフランス人だけどアメリカ人のデザイナーとは違った大味感があって、僕は今一つ好きになれません。でも前回はとっても良かったのでちょっとは期待していたのですが、やっぱり相変わらずのマビーユ節。段々退屈してきちゃいました。前回良かったのは、クラシカルなスタイルとマビーユのそれとが合致しただけだったのかも。こちらはオオカミ。毛皮の提供はサガ・ファー。
マビーユって元々ディオールにいたので、ガリアーノの後任を狙っていたに違いないですが、実際のところはそんな噂さえ立ちませんでした。ということで、ちょっと伸び悩んでいるのかも。このドレスはスズメバチだそうで。
これ、何だと思います? 白鳥ですって。見えないっ! 右奥に見えるMさんがニヤニヤしてますが、このドレスを見て笑ったのかどうかは定かではありません。
最後のドレス。これはカエルなんだそうです。う~ん、やっぱりテーマを消化し切れてない気がします。次回に期待~。
明日は無名クチュリエ~