蚤の市展、初日はお陰様で大盛況のうちに終えることが出来ました。誰も来なかったらどうしようと思いましたが、人が途切れることなく、お店の中は蒸し風呂状態(ちょっと大袈裟?)。リピーターの方たちも沢山お越しいただきました。その中には大阪からいらした方が2人もいて、本当に嬉しい限りです。彼女達の情熱に負けないように自分も頑張らねば、と思いました。
さて、会場の代官山Pupi et Mimiには、お店のオーナーの平山夫妻のご厚意から会期中売れ残ったものを委託として残しています(もちろん、青山ニッティングワークスでも委託商品を残してます)。それで一昨日お店に伺った時に、その量が半端じゃなく「超売れ残ってるじゃん~」なんて思ったのですが、平山夫妻いわくそうでもないらしく、結構コンスタントに売れているのだとか。
簡単にものが売れなくなった時代にあって、これって稀有なことなのかも、と思いました。というか、僕って短気で慌てん坊の傾向が強いので、パッと売れないとイライラしちゃうんですよ。でもその点、平山夫妻は堪え性があるというか、気長にものと向き合える方たちで、自分もそうならないといけないのかも。
写真のロバの引き車は、去年の12月にパリから運んでくる途中で一箇所車輪部分が壊れてしまいました。そのせいだったのかわかりませんが、結果は売れ残りました。
で、昨日、毎回来てくれるクリエーターの女性がこのロバの存在に気付き、壊れているのを承知で買ってくれました。彼女は会期中何度も来てくれる人で、このロバは見ているはずなのに、昨日に限って強く反応したようなのです。
で、思いました。ものとの出会いってタイミングがあるんだなって。その時の人の状態によって見え方が変わるし、その時の人の好みによって欲しい欲しくないが分かれる。
ものが売れるまでには時間がかかる。蚤の市展を始めて学んだことの1つでした~。
今日もお待ちしてます~