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レディ・ガガに翻弄されるの巻

 日本で大変な目に遭っている友人達から次々とメールやメッセージが舞い込んでいるのに、暢気にこんなブログの記事を書いていていいのか、とも思います。でも書き続けないと先延ばしになるだけなので、今日は無理矢理アップします。

 エル・オンラインのブログでも書きましたが、もう一度レディ・ガガについて書きたいと思います。僕、頑張りました(泣)。

 この日はミュグレーのショーの話題で持ち切り。レディ・ガガがモデル出演するという噂が立っていたからです。それでエル・オンラインの編集に携わるKさんが「友くん、今夜行けないから代わりにガガを撮ってきて~」と言います。こういうことを頼まれると、使命感に燃える僕です。

 アンダーカバーのショーの後に、部屋に戻って夕飯を済ませてからミュグレーのショーへ行きました。ミュグレーは、ご存知ティエリー・ミュグレーが去った後にティエリーの名前を外して再スタートしたメゾンです。デザイナーはレディ・ガガのスタイリングを手掛ける、日伊ハーフのニコラ・フォルミケッティ。

  開始は9時半からだったので、9時15分くらいに出ました。30分遅れは当たり前のパリコレだから、余裕だと思っていた僕です。でも、その認識が甘かったことが後でわかるのですが…。

 地下鉄4番線に乗ってストラスブール・サン・ドゥニで乗り換えてヴォルテールへ行こうとしたら、工事のために閉まっていて電車が停まらないではないですか。それを知らずに1つ先の駅へ行ってしまい、レオミュール・セバストポルまで戻ってレピュブリックまで行き、更に乗り換えないといけない羽目に。

 9時50分にヴォルテールにあるショー会場の体育館に着いたら、中から大きな音が漏れてきます。「え?もしかして~」と思って入り口へ行くと、某ファッション誌の編集長と編集者の2人が泣きそうな顔をしながら「始まっちゃって入れてくれないのよ~」。

ガ~ン!遅刻=仕事に穴!

 バックステージ側から入れるかなと、淡い期待を胸に行って見ましたが、そこには明らかにファッション業界の人間ではないガガファンと思しき若人と、僕のように遅刻して入れなかった人がてんこ盛りになっています。セキュリティがガッチリとガードしていて、猫一匹入れない状態。

 そうこうしているうちにショーが終わり、客が帰り始めました。逆流して入り込もうとしましたが、全然ダメ。固く禁じられていました。それもこれも全て、紛れ込もうとするレディ・ガガファンをシャットアウトするための策。

 ガガのファンでもなんでもない僕ですが、世紀のスーパースターの姿を拝めなかった、そして使命を果たせなかったことを悔やみ始め、胸の内はとんでもなく複雑になってきました。

 仕方ない。最後の手段と思って、ファッション通信のプロデューサーのRさんに電話をし、中から引っ張り込んでもらうことに。もちろんセキュリティに止められましたが、振り切りましたよ。写真はショー会場。こんな風にゴシック建築の教会のような舞台でした。ショーも見たかったなぁ(涙)。

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 Rさんは「もうガガは帰っちゃったかもよ~」なんて言いますが、「まだいるはず」と固く信じる僕です。まだバックステージにいるに違いない。

 会場を通ってバックステージへ行くまでにも、関係者に止められそうになりましたが、振り切って何とか前まで来ることが出来ました。見ると、大きなカメラを担いだテレビ取材者たちが多数、入り口で待たされています。この人たちと一緒に待ってたら夜が明けちゃうと思った僕は、バックステージと会場を分けているカーテンの切れ目に着目。そこからスルリと中に入ることに成功したのでした!

 中では皆シャンパンを飲み、タバコをガンガン吸っています(公共の建物内での喫煙は法律違反)。「ああ、シャンパン飲みたい~」と思いましたが、何よりもガガが先と思って、彼女がいそうな場所を探しました。そして到着したのがここ。テレビカメラが待ち構えていて、緊張感が漂っています。

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 黄色いドアの向こうから嬌声が聞こえ、金髪の後姿が見えました。やっぱりいました、ガガ。

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 さて、この人、テリー・リチャードソンさんはファッション業界では有名なフォトグラファーです。タッシェン社から出ている写真集はほとんどポルノで、とんでもない内容。とにかく変態としても有名です(笑)。その彼が、出たり入ったりを繰り返しています。きっとどこかの雑誌に頼まれて、ガガのドキュメンタリー写真を撮っていたのでしょう。

 何度かセキュリティにどかされそうになりましたが、目立たない場所を見つけて潜むこと数十分。

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 やっと出て来ました~。ガガ。とんでもないメークだけど、この人だったら普通か。

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 手前はスタイリストでデザイナーのニコラ・フォルミケッティ。奥の坊主はガガ専属のアメリカ人セキュリティ。こんな人に投げ飛ばされたらひとたまりも無い、という感じの体付きでした。

 胸がすいてホッとした僕は、急いでシャンパン供給所へ行き、頑張った自分に乾杯!でも思いました。ファンでも何でもないのに何やってるんだろう…。


帰宅は12時でした~

↓今日も応援宜しくです~♪

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by tomoakishimizu | 2011-03-11 22:13 | セレブ日記 | Comments(4)
Commented by こたま at 2011-03-12 03:44
お仕事おつかれさまです。コメントの前に地震によるともさんの親族。お友達に被害がない事をいのります。
いつもにましてプロ魂を強く感じたブログでした。臨場感溢れる展開にプロとノンプロの違いに、ため息です。自分も自分に厳しく !とイ言い聞かせて今の所学生を全うします。。。。
Commented by ru at 2011-03-12 10:10
バルセロナでもガガは話題になりましたーーー。。でもこのデザイナーさんの服。。みましたが。。だれがあんな。。。すけすけで。。セクシーすぎる服を道であるくのだろうかねえ。。。と考えてしまいました。。。でも。。ガガだから。。きれるんだろうな。。。
Commented by tomoakishimizu at 2011-03-12 22:11
こたまさん、ありがとうございます。家族・友人は全員無事でした。仙台の友人は犬が亡くなったそうですが、家族は全員無事でホッとしています。こたまさんも大丈夫だったでしょうか。
プロ魂というか、どうしてもこの目でガガを確認したかったというか・・・。微妙なところですね。そんなに自分に厳しくないですよ~。部屋にいるとつい怠けちゃうし。何とかならないかしら。
Commented by tomoakishimizu at 2011-03-12 22:14
ruさん、コメントを読んで思わず笑ってしまいました。本当ですよね。あの服は厳しい~。やっぱり80~90年代のミュグレーとは全然別物。あのコレクションがガガに捧げられたものだったとして、そして彼女が全型買ったとしても、売り上げ増大につながるのか微妙です。着る勇気のある人はほとんどいないわけですからねぇ。
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