ランバンのメンズのショーは、パレ・ドゥ・トーキョーのホールで行われました。今回はエッジーさとクラシカルなものをミックスしたそうで、会場には絨毯が敷き詰められ、雰囲気はジェントルマンクラブのよう。
「エッジーさとクラシカル」って、いつものランバンではあるのですが、やっぱりそこはランバンで、常に新しいものがあるし、凄くとんがっているんだけれど、あんまりモードじゃないオッサンにも「これだったら自分でもイケるかな?」と思い込ませてしまうマジックがあります。
様々なタイプの人に似合うものを作ったそうで、スーツ、ダウンジャケット、ニット、パンツのタイプも色々で、その言葉通り、バリエーションの豊富さは凄かったです。
もう既にこのブログでは紹介済みのルイ・ヴィトンが、今回のコレクションではアーミッシュをインスピレーション源にしていました。で、ルイ・ヴィトンでは登場しなかったのですが、この種の帽子ってアーミッシュの男性が被っているんですよね。ディオール・オムも帽子が沢山出ていたし。
アイテムそれぞれは、写真ではごく普通に見えてしまうかもしれませんが、キモノスリーブになっていて造形的な膨らみが出ているジャケットがあったり、ボタンの開閉が磁石だったり、素材もボンディング素材だったり、様々なアイデアが見て取れます。
フィナーレの様子。一番右のコートは、ダウン部分が脱着可能です。このタイプも流行りそうな予感。
でこぼこコンビの登場で、ショーの盛り上がりは最高潮に。あ、そうそう、このショーにもパフ・ダディが来る予定だったようですが、結局来ませんでした。彼を待っていたせいで30分以上遅れたみたいですね。いい迷惑なんですけど、一つ前の展示会からの移動でてこずっていた友人が、パフ・ダディのお陰でショーに間に合ったので、今回は許すことにします~。
明日でメンズは終了~
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