ブルターニュ地方のお手伝いさん、ベカシーヌのお人形です。以前同じベカシーヌで
小さいバージョンと、『9月17日の巻き』ではもう少し
大きなバージョンを紹介していますが、この子は体長40cmでさらに大きいです。
出所はパリに住む日本人の友人。彼女が自分のアパート近くのゴミ捨て場を通った時、この子がご覧の通りの無残な姿で捨てられているのが目に入り、パッと頭に浮かんだのが僕の顔だったようです(笑)。しかしこれだけ荒れてたら、誰も拾わなかったでしょうね。
これ、仲間内で集まった日系中華料理店で渡されたのですが、始めて見た時思わずドン引きしちゃいました。顔と腕が虫食いに遭っているんですけど、う~ん、僕だったら拾ったかなぁと自問自答。でもやっぱり、虫食いベカシーヌでもベカシーヌには変わりないし、少なくとも50年は経っていると思うので、拾っただろうなぁ。
虫は目のペイント部分を避けて布地を食べているのですが、目だけ残っているのがちょっと不気味ですね。中の綿を抜いて洗い、顔と腕を作り直して目と眉をペイントする。かなり大変な作業です。今年中にできるかなぁ。
顔と手の布地は自然素材に見えないのですが、意外とシルクなのかも。ジャージーっぽく細かく織られている布で、やや特殊な感じ。どこで売っているのかさっぱり見当がつきません。あ、今度人形作家の友人に聞いてみることにします。意外と日本に売ってたりして~。
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