
会場は前回に引き続き17区にあるカルノー高校。暖房が無いのでカメラマンには不評な場所です。
テーマはスキーとスキューバとバウハウス。「何それ?」って感じですが、これがなぜか1つのコレクションとして成立してしまうのが凄いところ。雪の結晶モチーフが入った甲冑(かっちゅう)のようなニットはスキー、ネオプレン素材を使ったウェットスーツのようなスカートがスキューバ、赤白黒の色合いがバウハウスからの影響だそうです。
写真は、突如金髪にしてギョッとさせてくれた冨永愛ちゃん。今回ジバンシィがエクスクルーシブだったようです。道理で他のショーに出てなかったわけだ。この写真では見づらいと思いますが、フリル飾りが付いたトップスを着て、シンプルだけどスキューバダイビングのスーツのようなジップ部分をめくり返したパンツを履いています。

こちらはボアを刺繍したトップスとスカート。ボアのトップスにはパネルが付いてて、それがスーパーハイテク素材のオーガンジーなんですが、僕は化繊が好きじゃないので今ひとつって感じ。モデルは中国出身のスーパーモデル、リュウ・ウェンちゃんです。彼女がアジア人モデルの中ではダントツの露出度。今回のジバンシィはアジア人モデルが沢山出ていました。
で、見終わった後「なんだよこれ~」なんて思って、某百貨店のバイヤーさんに「どう思いました?」って聞いたら「良かったじゃない。売れそうよ~」なんて言います。思わず「何でですかぁっ???」って聞き返しちゃったくらい。
高額商品が売れなくて苦戦している世の中なのに、何十万円もの値段で、しかも着こなすのが難しいこれらの服を買う人がいるのか?って思ってしまったんですよ。
ま、それはともかくとして、このコレクションに対する最初の「謎ぉ~」な印象が段々とやわらぎ、今となっては結構面白かったかもぉ、なんて思っている僕です。だって、スキーとスキューバとバウハウスをテーマにしていたメゾンなんてなかったですからね。とにかくコートやジャケット類のテーラードは美しかったし、デザイナーのリカルド・ティッシにしかできないことがてんこ盛りで、トレンドとか一切気にしないでクリエーションに励んでいる感じが良いかも。でもトレンドを気にしないとメゾンの存続が危うくなるのでは? という心配は僕がすべきではないのでしょうね~。
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