3週間くらい前だったでしょうか。アリーグル市場の蚤の市は、雨のために店が早仕舞いしてしまったようで、午後1時前には人がほとんどいませんでした。で、僕は野菜を買うために蚤の市が出る広場を横切りましたが、足元にこの卓上掃除機が転がっているのが見えます。アッと思った瞬間に、近くにいたアラブ人のオジサンが拾い上げてしまいました。
「やられたよ~」と思いながら遠目で見ていると、オジサンは「何だろうこれ」みたいな感じでしげしげと眺めています。結局必要ないと思ったのか、オジサンはポンと放りました。スタスタと近付いて拾う僕。「やった~!これでレストランお給仕さんプレイができるっ」と思ったのでした。
中はこんな風にブラシがついています。これをコロコロ転がすと、パンくずが中に入る仕掛け。ま、パンじゃなくて消しゴムのカスでも良いんですが。高級なレストランへ行くと、お給仕さんがこういうの持ってきて机の上をきれいにしてくれるよなぁ、これでお給仕さんのようになれる~、と8mm編集機を買った時のように、職業的な憧れを満足させてくれると考えたのでした。
本体は全て金属なので、かなりの重量感。職人の手を経ている立派な作りで、車輪のゴムの加水分解の程度からすると、50年代くらいのものではないかと思われます(かなり適当だけど)。
で、家に帰ってきてからよくよく考えてみると、高級レストランのお給仕さんがパンくずを掃除するときは、ナイフみたいなものを出してきて、ササッと片付けるよなぁ、こんなドン臭い器具使わないよなぁ、なんて。そもそも僕ってほとんどパン食べないんだった~。
チーズフォンデューの時に使います~
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