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アクネ・ストゥディオズ 2017/2018秋冬

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 アクネは、いわゆるランウェイショーではなく、プレゼンテーションという形でコレクションを発表しました。会場はリュクサンブール公園に程近い薬科大学。今シーズンは、伝統的なテーラードが存在した80年代のビジネスマンスタイルを、アクネ的に蘇らせようと試みたそうです。
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 円形の教室で、実際に美学を教えているという教授の男性が、アーティストによるセルフポートレートについて講義する中、モデル達が机の上を歩きます。
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 こちらが教授。オットー・ディクスやアルベルト・ジャコメッティのセルフポートレートなど、様々なものをプロジェクターで映しながらの講義は結構興味深くて、服を見なくちゃいけないのにプロジェクションと教授の話に引っ張られ、頭の中がチグハグになりました。
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 最後は廊下にモデル達が並び、詳細に観察&接写タイムへ。今回は、スキューバ用のボンディング素材を使用していたのが特徴的。かなりのボリューム感を生んでいて、面白いシルエットを描いていました。防寒には効果大。これから世界は寒冷期へ向かうそうなので、ピッタリだと思います~。

明日はディオール・オム~
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by tomoakishimizu | 2017-01-31 23:55 | パリコレ | Comments(0)

サカイ 2017/2018秋冬

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 デザイナー、阿部千登勢によるサカイのショーは、19区にあるアートスペース、104で開催されました。
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 僕が座った席は非常に見やすい場所だったものの、やはりモデルが一瞬にして通り過ぎてしまうところで、思うように写真が撮れず残念でした。
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 全体的にはミリタリーやワークウェアをサカイ風にアレンジしたものなど、カジュアル路線が明確でした。ご覧の通り、レディースも登場。
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 こちらはポンチョではなく、大きなショールと襟のようなマフラーを巻き付けているようです。
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 今回はCUT upという文字がプリントされたTシャツが見られましたが、これはコレクションタイトルであり、ウィリアム・S・バローズが編み出した、詩をコラージュする手法『カット・アップ』からの引用だそうです。阿部千登勢はそれを服に置き換え、今までコーディネイトされてこなかったアイテム同士をミックスしたり、1つのアイテムの中で整合性の無いものを組み合わせたりしています。物凄く納得。でも、この情報だけでも前もって教えてくれていれば、もうちょっと別の見方が出来たのになぁ、なんて思いました~。

いつもながら完成度高かったです~
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by tomoakishimizu | 2017-01-30 21:01 | Comments(0)

ベルルッティ 2017/2018秋冬

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 ベルルッティのショーは、グランパレを会場に開催されました。ハイダー・アッカーマンがアーティスティック・ディレクターに就任して初の記念すべきショー。僕の席はモデルが一瞬にして通り過ぎる場所で、残念なことにモデルのリターンも無く、たった2枚しか写真が撮れませんでした。しかもこちらのルックはレディース。モデルは、女優業もしているリア・ケベデです。
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 パープルやブルーなど、ハイダーらしい色使いのものが多く、ベルルッティならではの、見るからにグレードの高そうなアイテムばかりでした。ルイ・ヴィトングループが望んでいたと思われる、モード寄りのコレクションを実現できていたと思います。かといってエッジーになり過ぎず、バランスが取れていました。
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 ショーの写真が撮れなかったので、会場にやってきたセレブの写真で誤魔化したいと思います。先ずガブリエル・ケーン・デイ・ルイス。ダニエル・デイ・ルイスとイザベル・アジャーニとの間の子供です。ミュージシャンで、現在はむしろモデルとして活躍中。ファッションブランドや香水など、様々なキャンペーン広告に出演しています。
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 ブライアン・フェリー。今までのパリコレで何度か目撃していますが、とにかく背が高い大男という印象です。
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 節子・クロソフスカ・ドゥ・ローラさん。言わずと知れたバルテュス夫人。3日後に新作ジュエリーを発表したお嬢さんの春美さんと一緒にいらっしゃっていました。
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 ティルダ・スウィントン。去年、彼女が出演した舞台についての記事でも書きましたが、彼女の最初期の主演作が大好きでした。でも、だからといって本人を目の前にしてもワクワクすることはなく。例えどんなにセレブであっても、結局は撮影の対象物としか見てない自分がいて、ちょっぴり寂しかったりします~。

明日はサカイ~
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by tomoakishimizu | 2017-01-29 23:46 | パリコレ | Comments(0)

コム デ ギャルソン オム プリュス 2017/2018秋冬

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 コム デ ギャルソン オム プリュスのショーは、ホテル・ウェスティンのボールルームを会場に行われました。「世の中には嫌なことが沢山あるが、一瞬でも良かった時代を思い出して欲ほしい」という願いを込めたのだそう。こちらのラメジャケットは、背中部分がバッサリとカットされていて、ちょっぴりびんぼっちゃま風、というのは冗談。シリアスな解釈をしますと、現在(背中)と過去(前身頃)という対比なのかもしれません。もしそういう意図だったのであれば、かなり深くてゾクゾクします。

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 良き子供時代のイメージからか、粘土細工の型のようなラバー製のパーツを縫い付けたジャケットが沢山登場しました。恐竜や車、機関車がモチーフになっていて、シューズにも付いています。
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 こちらのジャケットの背中には、シリコン製の装飾が付いていました。アーティスト、スコット・ホーヴの手によるもの。写真が撮れなかったので、ここではご紹介できず。ブティックでチェックしてみてください。
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 こちらのジャケットのテキスタイルは、キャンディダ・アルバレスというアーティストとのコラボレーション。その他にも、先述の粘土細工の型のようなラバー製の大きなパーツがドーンと背中に付いたジャケットが沢山出てきて、「欲しいかも~」なんて思い、かなり心がザワつきました。でも冷静に考えて、特に僕が着るとお笑い芸人になってしまう可能性大。やっぱりダメだと思い直したのでした~。

でも欲しいかも。暫く悩みます~
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by tomoakishimizu | 2017-01-28 23:49 | パリコレ | Comments(0)

アン・ドゥムルメステール 2017/2018秋冬

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 アン・ドゥムルメステールのショーはパレ・ドゥ・トーキョーで開催されました。コレクションはブランドカラーである黒が趨勢を占め、全体的にダークな印象ですが、チョーカーやショールの刺繍にL'avenir (未来)というキーワードが散りばめられていて、オプティミスティックな雰囲気を演出しています。
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 レースやフリルが使用され、アイテムによっては肌が透けるものもあり、かなりフェミニンな印象。
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 2色染めのモンゴリアンラムのショールと、玉虫のジャケットのアンサンブル。コレクションの中で一際印象深かったルックです。今回はオレンジやピンクが差し色に使われていて、それが非常に効果的。また、フェミニンな要素がバランス良く配されていて、素直に好きと思える内容でした。まぁ、中々ハードル高いアイテムばかりですけれどね~。

明日はコム デ ギャルソン オム プリュス~
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by tomoakishimizu | 2017-01-27 23:40 | パリコレ | Comments(0)

メゾン・マルジェラ 2017/2018秋冬


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 すみません。昨日、一昨日と時間が無く、ブログをアップしている余裕がありませんでした。で、今日はクチュール最終日でホッとしています。やはり、メンズから9日間連続というのはかなりへヴィな感じです。寒波のせいもあって、ちょっとヘトヘト。来月末からレディースのパリコレが始まると思うと、ゲンナリしなくもないかもです~。
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 さて、今日はこちら。メゾン・マルジェラのメンズコレクションです。ヨーロッパで村上隆を初めて紹介したことでも有名な、ギャラリー・エマニュエル・ペロタンを会場にプレゼンテーション形式で発表されました。今回は1人の男性の日常のあらゆる場面を切り取っているそうで、発表された21ルックはそれぞれ違った雰囲気。使われているイスもカフェ用だったり、デザイナーによるものだったり。とにかく、リラックスした雰囲気でした。
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 「計算された未完成」の美しさを前面に出しているそうで、ジャケットの裾やカフスがザックリカットされて切りっ放しだったりします。一見普通のアイテムに見えますが、そこはジョン・ガリアーノのことなので、豊富なアイデアが散りばめられていました。ということで、ファッションヘッドラインのリポートをご覧ください~(笑)。

今夜は『ファッション通信』の打ち上げだぁ~
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by tomoakishimizu | 2017-01-26 23:51 | パリコレ | Comments(0)

ジュンヤ ワタナベ マン 2017/2018秋冬

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 ジュンヤ ワタナベのショーは、15区にある展示会場と展示会場をつなぐ渡り廊下を会場に発表されました。今シーズンは身体をプロテクトするアイテムを中心にしていて、ワークウェアなどを生産する他ブランドとのコラボレーションが目立っていました。こちらはアメリカのアウトドアブランド、ノースフェイスとコラボレートしたブルゾン。
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 こちらはカールハートとコラボレートしたブルゾン。異素材使いが新鮮です。
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 日本のVANとのコラボレーション。会社としてのヴァンヂャケットは何度も倒産という憂き目に遭っていますが、何度も復活していて、それだけ愛されているのだと思います。
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 こちらはコラボレーションではなくオリジナル。ライダースをミックスしたジャケットで、個人的にかなり好きでした。僕には似合わなさそうだけど(笑)。ランウェイ中央には大きなスピーカーが設置され、ヒップホップが大音量で流れてきます。印象としてはカジュアルで、ストリート寄り。でも、こちらのジャケットのように、しっかりとテーラードの要素も加えていて、相変わらず絶妙なバランス具合でした~。

オートクチュールが昨夜からスタート~
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by tomoakishimizu | 2017-01-23 23:22 | パリコレ | Comments(0)

ドリス・ヴァン・ノッテン 2017/2018秋冬

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 いや~、昨日はブログをアップしている暇がゼロで、馬車馬のごとく動き回りました。朝8時半に部屋を出て、コム・デ・ギャルソン・シャツのショーを見に行き、サカイのショー→部屋で昼食→アクネのプレゼンテーション→コム・デ・ギャルソンのショールーム→バレンシアガのショールーム→ディオール・オムのショー→リック・オウエンスのショールーム→アン・ドゥムルメステールのショールーム→バルマンのショー→ジバンシィのショールーム→ホワイト・マウンテニアリングのショー→エルメスのショー→アミ・アレクサンドル・マトゥッシのショーと駆けずり回り、部屋に戻ってきたのが10時でした。その合間を縫って、「早い段階でのアップを」という広報からの要請で、ディオール・オムの原稿を20分ほどで書いてファッション・ヘッドライン編集部にスマホで送信。我ながら雑な仕事で酷いと思いましたが、リクエストなのだから仕方がありません。ご興味ある方はサイトをご覧ください。で、i-Phoneのヘルスケアを見たら、昨日の歩行距離は17,9キロでした。ひゃっ~。
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 さて、今日はこちら。ポルト・ドゥ・ヴァンヴにあるガレージを会場にショーを行ったドリス・ヴァン・ノッテンです。過去の作品や初期作品などを振り返りながら、自身の原点を新解釈したコレクション。特に素材使いがキーとなっていて、テーラーのショップを経営している父親の代からの付き合いのある繊維会社のロゴを、ライニングなど至る所に使用しています。こちらは大阪にある東紀繊維のロゴを使用したスウェット。
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 スカンジナヴィアなニットを転写プリントしたブルゾン。今シーズンはブルゾンが沢山出てきました。
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 こちらはそのままのニット。オーソドックスなアイテムを、丈やボリュームに変化を加えてモダンに仕上げています。
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 赤のチェックもキーモチーフになっていました。今シーズンはギンガムやチェックなどが多くのブランドで見られ、1つのトレンドになっているようです。ああ~、もう時間が無いっ!

本日メンズコレクション最終日です~
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by tomoakishimizu | 2017-01-22 19:22 | パリコレ | Comments(0)

ロエベ 2017/2018秋冬

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 ジョナサン・アンダーソンによるロエベの最新コレクションは、サン・シュルピス広場に面するショールームにてプレゼンテーション形式で発表されました。今シーズンは、脱工業的なワーカーとノンワーカーのミックスをイメージしているのだとか。つまりは、職人とそうでない人々のワークウェアを組み合わせていて、そこにパンク的な要素も加えてモダンに仕上げていました。何のことだかサッパリですか?
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 レザーのポロに、職人が着用しているエプロンをミックスしています。コードを巻いた糸巻型チャームは工房のイメージ。
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 こちらも職人要のエプロンを再解釈したもの。ロエベのシグニチャーとなっている、裾を上げたパンツとアシメトリーのシャツをコーディネイトしています。
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 新聞をイメージしたプリントのトップスとレザーのパンツのコーディネイト。新聞売りの青年のようですね。う~ん、普通のオジサンには中々ハードルの高いアイテムが多いですが、目新しさを演出するアイデアの豊富さには毎回驚かされます。依然として独創性を保ちながら独走している感じがしました~。

でもコーディネイト次第で色々使えそう~
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by tomoakishimizu | 2017-01-21 00:08 | パリコレ | Comments(0)

イッセイ ミヤケ メン 2017/2018秋冬

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 イッセイ ミヤケ メンのショーは、オーステルリッツ駅近くの植物園の中にある水晶陳列館を会場に行われました。コレクションタイトルは『Forest Breath』。森などの自然をテーマにしつつも、機能性や実用性を兼ね備えた、ウルトラコンテンポラリーな服を提案していました。
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 このメゾンらしく、新しく開発した素材をふんだんに使用。手捺染のファブリックや複数の糸を組み合わせて織り上げたジャカード、織り上げた上に捺染めをしたタータンチェックなど、手の込んだものばかり。でも、良い意味で素材が前面に出ていなくて、さりげなく使用しています。
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 シルエットとしては、ワークウェアからの影響を出しながら、身体にフィットする美しいスーツも目立っていました。まぁ、スーツも大きくカテゴライズするとワークウェアではありますが。
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 フィナーレではパーカを着用したモデルが一斉に登場。ナイロンワッシャータフタ素材で、撥水性に優れ、シワにならず、ビッグシルエットなのでどんなものにもコーディネイトが可能なのだそうです。コレクション全体としては、カジュアルな側面とスーツなどの仕事着の側面のバランスが美しく取れていて、都市生活者というターゲット層をイメージしやすい充実のコレクションだったと思います~。

今からドリスへ~
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by tomoakishimizu | 2017-01-19 23:59 | パリコレ | Comments(0)