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ケンゾー 2017春夏

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 ケンゾーのショーは、元トンプル市場のカロー・デュ・トンプルで開催されました。マリー・アントワネットが最初に幽閉されていたトンプル塔があった場所の真横。というのは余計な情報か。
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 今シーズンは、90年代のNYのクラブカルチャーにイメージを求めていて、かなり若々しい内容でした。Tシャツのプリントには、ボディ&ソウルやトワイロなど当時のクラブの名前が見られ、ハウスに傾倒していた僕としては懐かしい感じ。BGMはロイヤル・ハウスとかジャングル・ブラザーズとか、90年代初めのトット・テリーネタで押し通していました。ちなみにフィナーレはミュージックのKeep on jumpin’のリミックス。ベタだけど、とてもわかりやすかったです。
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 ショーツのバリエーションが豊富なのですが、物凄くキワどい丈のものもあり、オジサンたちには厳しそう。中央のTシャツの目は、故スティーヴ・ストレンジによるヴィサージュのイメージなのだそう。
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 ギザギザ襟のジャケットも印象的。適当に切り裂いたのではなく、ちゃんと縫われています。音の波形のイメージとのこと。個人的にはレインボーカラーのブーツが欲しいです。
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 レディースのプレコレクションも同時に登場し、メンズと両方で何と91体もあったのだとか。ひゃ〜。91体というのは、ここ最近では記録かもしれません。それはともかく、メンズについてはかなりリアルクローズに近く、でもどこかにポップでリュクスな一面も持たせていて、相変わらずのバランスの良さを見せていました〜。

今日こそは原稿頑張ります〜
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by tomoakishimizu | 2016-06-30 22:18 | パリコレ | Comments(0)

コム デ ギャルソン オム プリュス 2017春夏

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 コム デ ギャルソン オム プリュスのショーは、元リヨン銀行だった複合オフィスビルのル・サントリアルの地下スペースで開催されました。
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 テーマは裸の王様。それぞれのルックにはPVCや、様々な風合いの半透明ポリウレタンなどが使われています。ジャケットは芯地が入っておらず、テロンとしていてとてもソフトな印象。
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 デザイナーの川久保玲は、世の中にはファッションはもちろんのこと、物や情報が溢れていて、そんな中で自分を見失ってしまうのではないか、と思ったそうで、それを揶揄する意味で透ける服を作ることを思いついたのだとか。変わらず、かなりコンセプチュアルで、いわゆるトレンドとは距離を置いています。ただ、どうして世の中を揶揄することが裸の王様に繋がっていくのだろうか、と疑問に思ったのですが、裸なのにあがめられている存在である王様になぞらえて、そんな風になったら大変だよ、という川久保玲なりのメッセージだったのかもしれない、と勝手に納得したのでした。見る者に解釈の余地を残しているのも、このメゾンの特徴的な姿勢かもしれません。
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 中盤からフォルナゼッティのイラストをプリントしたアイテムが登場しました。裏地を使わず、襟が切りっ放しになっていたり、逆に表地に使う生地を敢えて裏地に使っていたり、実験性に富んだ服作りをしています。
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 インナーのシリコン製フィッシュネットベストはショーのためのアイテムで販売はしないそうですが、その他は実際に店頭に並ぶそうです。今シーズンはインナーにシャツを合わせず、敢えて裸に直接ジャケットやコートを着るスタイリングを提案。難しいでしょうが、皆さんトライしてみて下さい~。

僕は無理です~
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by tomoakishimizu | 2016-06-29 22:38 | パリコレ | Comments(0)

ジュンヤ ワタナベ メン 2017春夏

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 ジュンヤ ワタナベのショーは、ファッション&デザイン学園都市『レ・ドック』で開催されました。テーマは見ての通り(?)、“チンピラ”です。
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 エミール・クストリッツァ監督の『黒猫・白猫』に出てくる登場人物がイメージソースになっているそう。残念ながらこの映画は観たことが無いのですが、ドナウ河岸に暮らすジプシーの青年を描いたロマンティック・コメディなのだそう。映画つながりで、昔の映画のポスターをプリントしたジャケットなども登場していました。
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 顔や足にタトゥーが入っていますが、青いものが本物で、黒いものがステンシルタイプのフェイクだそう。まぁ、遠目からでは区別がつきませんが。
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 今シーズンの特徴としては、ちょっと悪い系男子には欠かせないアイテム、レザーのコートが結構目立っていました。他に、小花柄のハーフスリーブのシャツのバリエーションもあって、そのどれもが可愛かったです。ショールームで「欲しい~」を連発したら、広報担当の方に「蚤の市イベントでたくさん稼いで買って下さい」って言われちゃいました。「もう~どれだけ儲からないか、おわかりでないでしょう?」なんて返答したのですが、「ファッションジャーナリストよりは全然マシなんですけどねぇ」とは言えませんでした~。

原稿の仕事が全然進みません~
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by tomoakishimizu | 2016-06-29 02:21 | パリコレ | Comments(0)

ロエベ 2017春夏

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 ロエベのコレクションは、いつも通りサン・シュルピス広場に面した自社ショールームでプレゼンテーション形式で発表されました。ショーではないのに、アーティスティック・ディレクターのM/Mの手による招待状が届き、そして会場設営も毎回変えていて、全てにおいて物凄く丁寧。さすがは老舗と思わされます。
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 今回のテーマはイビサ島。島に流れ着いた青年2人が、服を繕ったり、周囲にあるものを身に付けたりする、というストーリーをイメージしているのだそう。
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 会場にはイビサ島の写真が貼られ、つやのある黒いタイルが敷き詰められていました。異素材をパッチワークしたり、アップリケしたり、そのミックス具合が可愛い印象を与えます。
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 ゴールドペイントのデニムは、デニムに然程興味の無い僕でも素敵と思ってしまいました。
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 レザー製の樽型バッグにもゴールドペイント。猛烈に可愛いと思ったけれど、僕みたいに大きなカバンに何でも突っ込んで持ち歩く人向きではないですけれどね。それはともかく、リアルクローズの方向へ動きつつあるファッションの中で、しっかりとファンタジーを押し通していて、現在のロエベは中々貴重な存在だと思います~。

昨日でパリコレ終了。今日から原稿書きます~
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by tomoakishimizu | 2016-06-27 19:50 | パリコレ | Comments(0)

ドリス・ヴァン・ノッテン 2017春夏

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 ドリス・ヴァン・ノッテンのショーは、ベルシーにある複合競技場を会場に行われました。
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 ショーを見終わった後の感想は、ミリタリーの要素が見え隠れして「あまり好きじゃないかも」と思ったのと、色が微妙に暗く、全体的にぼんやりした印象しか残りませんでした。でも実際にショールームで見てみると、物凄く魅力的で、やっぱり凄いと唸らされたのでした。
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 産業革命後に失われた手仕事を復活させるべく、ウィリアム・モリスが提唱したアーツ&クラフツ運動からインスパイアされたそう。現代のアーツ&クラフツ運動と捉えて、刺繍やニットなど、繊細な手仕事重視のコレクションとなっています。
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 ウィリアム・モリスの生み出したモチーフの影響も見られましたが、今回は「モーゼの発見」などの16~17世紀のフランドルのタペストリーのコンピュータプリントが非常に効果的に使われていました。プリントなのだけれど、ベースの素材を粗い目の布にすることで、本当にタペストリーのように見える視覚効果を狙ったものもあって、さすがとしか言いようがありません。迷彩モチーフについては、特にミリタリーを意識したものではなく、タペストリーの意匠を探っていく間に、その延長線上に偶々現れたものだったのだそうです。
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 フィナーレでは、ランウェイ正面の積み重ねられた古いヘッドランプが光り、最後にドリス・ヴァン・ノッテンが登場。今回のコレクションは特に色が地味だったので、当初は何となく敬遠してしまったのですが、結局は本気で欲しくなったものがいくつもあって、やっぱり実際に見てみないとダメだと思ったのでした~。

本日メンズのパリコレ最終日です~
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by tomoakishimizu | 2016-06-26 20:15 | パリコレ | Comments(0)

イッセイ・ミヤケ・メン 2017春夏

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 イッセイ・ミヤケのメンズコレクションは、ジュッシュウにあるパリ大学の中庭で発表されました。その日は最高潮に高温多湿。中庭なのだからきっと吹きさらしで涼しいに違いないと思ったら、最上階は雨除けのビニールシートで覆われていて、通り抜ける隙間がなくてほぼ無風。猛烈な暑さの中でのショーでした。
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 席には叩くと冷たくなるクールバッグが置かれていましたが、ものの5分でぬるくなり、全然役に立ちません。僕は凍らせたペットボトルを持参してきたものの、ショーが終わる前に全て溶けてしまいました。
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 肝心のコレクション。インドのバラナシを旅した時のイメージからインスパイアされたのだそう。写真では飛んでしまってわかりませんが、白いアイテムには部分的に縮ませて凹凸を出した素材を使っていて、あの強烈な光の下では遠くからでもそれが良くわかりました。暑かったけれど、あの会場の選択は良かったのだと思います。全体的にリゾートを思わせるリラックスした雰囲気のアイテムで構成されていて、デザイナー、高橋悠介の得意とする染めの要素も見られ、相変わらず充実の内容でした。
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 音楽は幾何学模様というバンドの生演奏で、長髪の皆さんが奏でる音はとてもサイケデリック。新しい世界へ連れて行ってくれそうでした。
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 ショーが終わって立ち上がると、シートには自分のお尻の形に汗が滲んでいました。「キャー恥ずかしい」と思って他を見ると、お尻の跡だらけ(笑)。「パリコレって本当に大変~」って思った瞬間でした~。

今日も一日バタバタです~
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by tomoakishimizu | 2016-06-25 20:18 | パリコレ | Comments(0)

リック・オウエンス 2017春夏

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 リック・オウエンスのショーは、いつも通りパレ・ドゥ・トーキョーで開催されました。毎シーズンのごとく、特にテーマ性を持たせているわけではないと思いますが、素材の厚薄を強調した服作りをしていたように見えました。こちらは身体が透けて見えそうな、オーガンザのセットアップ。
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 ドレープでボリュームを出したトップスと、オーガンザのバギーパンツ。バギーパンツといっても普通のカッティングではなく、これで歩けるのかと思うほどの幅です。でも涼しそう~。
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 こういったベーシックアイテムも登場。なんて思いましたが、そこはリック・オウエンスなので、スリーブが尋常ではないくらいに長く、結局はハードルを高くしています。それはさておき、リック・オウエンスの愛好者は、全身リック・オウエンスで固めている人が多いのですが、全てのアイテムを揃えて着ることで、リック・オウエンスらしいダイナミックさと面白味が出るのかもしれません~。

今日は13km歩いてヘトヘトです~
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by tomoakishimizu | 2016-06-24 23:37 | パリコレ | Comments(0)

カルヴェン 2017春夏

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 メンズのパリコレ2つめのショーはカルヴェンでした。会場はマレ地区のギャラリー、ニッキー・ディアナ・マルカール。ショーといっても、バレエダンサー達がランウェイ中央に設置されているゴムバンドを使ってパフォーマンスを行うというプレゼンテーションでした。
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 動きが素早くて眼が付いていけず、写真も上手く撮れず、結構苦労しちゃいました。服は、等高線のようなグラフィックを用いた、バルナベ・アルディらしいアーティ&スポーティな内容。でも良く見えなかったので、明日ショールームでジックリ見てくるつもりです。
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 案の定、ショー終了後は写真が撮れなかった人用にダンサー達の静止画撮影大会と相成りました~。

今日もパリは高温多湿。氷用意しました~
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by tomoakishimizu | 2016-06-23 18:33 | パリコレ | Comments(0)

ファセッタズム 2017春夏

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 今日からメンズのパリコレです~。日本から戻ってきてあっという間。何だか頭の切り替えに必死になっている感じかも。それで、本日1つ目のショーは落合宏理によるファセッタズムです。ジョルジオ・アルマーニが支援して昨年ミラノでショーデビューをしましたが、パリでの発表は初。
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 場所はバスチーユ広場からほど近いショールーム。風の全く抜けない建物で、天井はガラス張り。本日最高気温28度で湿度が79%なので、ほとんど蒸し風呂状態でした。スタイリストの村瀬ちゃんなんて全身グッチでキメキメでしたが(そんな格好恥ずかしくないのかよ~って思ったけど)、珍しくカツラから汗がしたたっていました。「あとで着替えてくるぅ」って言ってましたが(苦笑)。
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 話を戻して。今回のコレクションは、パリでショー発表だからという気負いも感じられず、ただ自分の表現したいことを服に仕立て、淡々と見せていた感じがします。
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 様々な要素を崩したり組み合わせたりして、そのズレやブレを印象付ける方向性は変わらず。西洋服飾史にとらわれない、日本、特に東京だからこそ成立する服だなぁ、というのが率直な感想。方向性は違うけれど、サカイと重なる部分があると思いました。
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 最後の晩餐を思わせる刺繍のワッペンを取り付けたブルゾン。スポーティな要素を前面に出しつつも、どこかにひねりがあって新鮮。
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 ハイビスカスなど、様々なモチーフをミックスしたテキスタイルのセットアップ。ふと、最近話題のヴェトゥモンも想起させました。でもヴェトゥモンは伝統的な服の枠にこだわっているところが多分にあって、その点ファセッタズムは自由な感じがします。どちらが悪くてどちらが良いとは全然言えませんが、結構近いところにあるのに、同列には語れない難しさがあったり。
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 デザイナーの落合宏理氏。昨年の時点で、これからは発表の場をヨーロッパに移したいと語っていましたが、どうなるのか気になるところです~。

今回のメンズもあまり見られなさそう~
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by tomoakishimizu | 2016-06-22 21:45 | パリコレ | Comments(0)

陶器製牡蠣型ケース入り牡蠣用フォークセット

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 昨日はほぼ1日ダラダラしてしまいました。まあ、少し回復したものの、依然として肩胛骨の辺りが重く、調子は今一つ。パリコレを控えて、今日はどうしても買い出しにアリーグルへ行かなくてはならず、午後は部屋の片付けをして早めに寝るつもりです。と思ったけれど、今まで6年以上(!)使っていたi-Phone 3S(化石)がどうにもならなくなってきて、とうとうi-Phone 6に替えようと意を決して携帯ショップへ行ったら、新米に当たってしまい、1時間くらいかかってしまいました。それはともかく、新しいi-Phoneは動作が速く、物凄く重い便秘が治ったような爽快感です~。話を戻して、昨日はフラワーアーティストの花千代さんから頂いた新刊を蒲団の中で読もうと思いましたが、寝っ転がって読むには分厚くて重く、途中で断念してしまいました。それでもう1冊、仲良くさせて頂いているマダムが最近上梓した「源氏物語」の訳本を頂いたので、封筒から取り出してみましたが、こちらは更に分厚くて重く、3ページ読み進めるのが限界。学術書だから当然とはいえ、宇治十帖のみの訳なのにこの厚さは何?と思うくらい。全54帖の源氏物語って一体何なんだろうか。とにかく、両者とも健康な時に正しい姿勢で本腰入れて読むことにしました。それにしても、花千代さんの本はもの凄いページ数なのにたったの1500円でビックリ。今の時代、お得感が無いと売れないそうで、写真を撮るだけでも大変だったろうなと思いました。僕が最後に本を出してから3年くらいが経ちますが、出版を取り巻く状況は日々一刻と変化しているようです~。
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 さて、今日はこちら。“誰が買うの?”シリーズの1つともいえそうな、牡蠣用フォークセットです。パリ市内の古物市で購入。OLERONの手書き文字は、牡蠣の一大養殖地である北大西洋側にあるオレロン島を意味します。おそらく70~80年代の制作。陶器製の牡蠣のケースには、ステンレスのフォークが2枚重ねで12本入っています。牡蠣だけでなく、ちょっとしたつまみを食べるために使用しても良いでしょうが、食後のフルーツ用に出したらその場が一気に凍りそう。でもこれだけで30分くらい会話が持ちそうです~。

パーティでの話題作りにどうぞ~
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by tomoakishimizu | 2016-06-21 23:06 | 生活用品 | Comments(2)