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こげ茶色のミニクマ

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 パリ市内の古物市で見つけた、こげ茶色のクマです。70年代頃のものでしょうか。おそらくフランス製ではなく、東ドイツのもののような気がします。というのは、来月イベントを行う予定のオソブランコさんに、この子に似た子が売られていたような気がして。でもネット上で「クマ ぬいぐるみ 東ドイツ」のキーワードで探しても、近いものは見付かりませんでした。

 やっぱりフランス製なのかなぁ。ちなみにこの子は、紙か何かで出来た土台に起毛素材を貼り付けているもので、今までに扱ったことの無いタイプ。体長は15cm程。

 ああ、そうだ。イベント会期中に尼崎の雑貨店、イスクラさんが来てくれたら聞いてみることにしようっと。彼女は東ドイツ雑貨のスペシャリストにして日本での第一人者なので、一発でわかるでしょう~。

関係ないけど、ランバンが大変なことに~!
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by tomoakishimizu | 2015-10-29 23:20 | クマシリーズ | Comments(7)

リモージュ製ボンボニエール

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 パリ市内の古物市で見つけた、ちょっとだけ東洋風のボンボニエールです。度々顔を合わせているフランス人の兄貴(といっても僕より年下のような気がする)から購入。

 3年くらい前に、僕がピンクのホウロウの水差しとたらいを彼から買って以来、会う度に挨拶をするようになりました。今年になって「お前、この前グラン・パレでやってたニキ・ド・サンファル展にいただろう?」と言われ、密かにタダの古物業者じゃないなと思っているのでした。そんな彼は、僕が古物屋をやっているのを知っているので、最初から買いやすい値段にしてくれます。最近はそういう業者が多くて、ほとんど値切ってないかも。野外に店を出し、朝から夕方まで商品を売るのは大変で、値切ったら申し訳ないなぁ、なんて思うようになりました。

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 話を戻して。底面のバックスタンプです。全然判読できないけれど、十中八九リモージュでしょう。

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 花モチーフのところだけ印判で、他は全てハンドペイント。花モチーフを立体的に見せる白いペイントも手描きです。フタの取っ手の金線がはげかかっているのが難ですが、このボンボニエールが辿ってきた歴史的な味として見て頂ければと思います~。

ネットの調子、少しだけマシになりました~
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by tomoakishimizu | 2015-10-28 23:26 | 調度品 | Comments(4)

ハンドペイントのリモージュ製ボンボニエール

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 少々難ありのボンボニエールです。パリ市内で行われていた古物市で見つけました。ハンドペイントのリモージュ焼は最近では物凄く珍しく、見つけた時はザワザワしちゃいました。でも、そんな僕の様子を売り主はしっかりと見ていたようです。

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 ボンヤリしていますが、リモージュのバックスタンプが入っています。窯名は無し。

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 ハイ、こちら。内側の見辛い場所に、このような欠けがありました。まあ、それほど目立つものではないけれど、これでは価値半減。

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 表にヒビが見えてしまっています。高くなかったのですが、かといって安くも無く、まんまと騙されました。仕方ない。

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 ハンドペイントといっても、マイセンのような緻密な絵付けではなく、ササッと描いた感じ。おそらくは50年代以降のものだと思われます。

 そういえば、パリ市内のムートン・デュヴェルネとアレジアの間に現行品のリモージュ産磁器を売る直売所みたいな店があり、先日、その前を通ることがあったので入ってみました。

 無地の白い器が山のようにあり、そちらは普段使い用に良いとして、モチーフが入っているものを見てビックリでした。もちろんハンドペイントのものなんて無くて、全てプリントなのですが、昔の印判を見慣れている僕にとっては、どれも粗雑な印刷にしか見えません。時代が変わっても、守るべきところを守らないとおかしなことになるのだなと思いました。一概に比べられないけれど、やっぱりマイセンは偉いのかも~。

ネットの調子、依然としてイマイチです~
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by tomoakishimizu | 2015-10-27 17:17 | 調度品 | Comments(0)

リモージュ産の七宝焼トレイ グリーンバージョン

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 昨日ご紹介したトレイに続き、今日はこちらをご紹介します。グリーンのガラス質を分厚く塗り、縁にガラス片を散りばめたトレイです。おそらくはカップ&ソーサーのセットだったのだと思いますが、カップはありませんでした。

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 グリーン一色だけだったらつまらなくなるところを、周りに砕いたガラス片を配して渋い感じの変化を付けています。触るとちょっと痛いけど。ニュアンスを出すために、下地にアルミホイルを敷いていると思われます。
 
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 アート七宝、B.ボンノム、リモージュ、と書かれています。ネット上で調べても、詳しい情報が出てきませんでした。ネットといえば、5日くらい前からプロヴァイダーのせいで一瞬繋がっても直ぐに切れる状態が続いていて困っています。文句を言おうと電話をしても「現在繋がらない状態が続いています。そういうわけで、これ以上申し上げることはございません」みたいな上から目線のメッセージが流れるだけ。そして今日電話したら「電話のアクセスが多過ぎて対応できません」だって。一体何様~? と憤っても仕方無いので、繋がる一瞬を狙いながらやり過ごしたいと思います~。

この状態、いつまで続くんだろう~
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by tomoakishimizu | 2015-10-26 20:24 | 調度品 | Comments(0)

リモージュの七宝焼トレイ マルチカラーバージョン

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 非常に微妙な感じのものなのですが、最近はまっているのがクラフト感満載の七宝焼きトレイです。リモージュで50年代頃に作られていたそう。おそらくは磁器ばかり作っていた職人が飽き飽きして、新しいことに挑戦したのでしょう。でも壊れやすいため、あまり定着しなかったようです。

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 透明なエナメル質(ガラス)を分厚く塗ったものや、クシャクシャにしたアルミホイルを敷いてエナメルをかけたものなど、手法が異なるものがあり、色のバリエーションも大きさも様々です。ブローチやネックレス、イヤリングなどのアクセサリーも存在します。こちらはブロンズの土台に複数の色のエナメルをかけたもの。

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 端部分はエナメルが薄いため、力がかかると、どうしてもこのようなヒビが入ってしまいます。この種のものは、まあまあ見つかるには見つかるのですが、ほとんどが割れて剥離したものばかり。こんな状態でも、まだマシな方かもしれません。

 実は昨日、パリ市内の古物市でこのトレイと全く同じ色合いで、花の形をしているトレイを見つけましたが、物凄く高かったのと、同じタイプのもの2つも要らないかなぁと思って買いませんでした。そして今日は鏡と宝石箱も見つけましたが、何だか気乗りせず。でも、シリーズとして揃えても良かったかも。ちょっと心残りです~。

明日も七宝焼トレイ~
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by tomoakishimizu | 2015-10-25 23:27 | 調度品 | Comments(0)

マイセンの小皿

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 パリ市内の古物市で見つけた、おそらくはマイセンと思われる小皿です。

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 ボタンサーベルと呼ばれる、交わっている剣の杖の端がボタンのように丸くなっているマークが入っているので、一応それらしきもの、なのでしょう。ちなみにボタンサーベルは、1820年から1933年まで使われていたマークだそう。100年以上の開きがあって、時代なんて特定できませんね。

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 ひとまずスペシャリストではないので、強く真贋を主張できませんが、この絵付けを見る限りでは、かなりのレベルのものであることは確か、だと思います。

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 5種類の花を描くのは定番だそうで、その周りにいる虫が微妙にリアル。ちょっと人を選ぶかも。やや金線が薄くなっているのが難。

 そういえば、この前、18世紀の美術品を展示しているコニャック・ジェイ美術館へ久々に行く機会がありました。当時のセーヴルとかマイセンが置かれていましたが、特にマイセンは今売られているものとほとんど変わらない印象。友人とマイセンのフィギュアを指さしながら「こういうの、日本の百貨店で200万円くらいで売ってるよね」とか話していたのですが、そんなんで良いのかなぁって。多分良いのでしょう。皆さん、それが欲しいわけですからね~。

ヘンテコリンなリヤドロとか要らないだろうし~
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by tomoakishimizu | 2015-10-24 23:02 | 調度品 | Comments(3)

ハンドペイントのミニトレイ

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 パリコレレポートは昨日で終わりましたが、ちょっと話を戻したいと思います。はっきり書いてしまうと、今回は精細さに欠けてたかも。もちろん、ヴァレンティノとかドリス・ヴァン・ノッテン、ランバンなどの高水準を保っているメゾンはあるのですが、全体的に見渡すと驚きが無かったというのが正直なところです。パリに比べてミラノが凄かった、特にグッチが良かったとする人が結構いて、確かに納得できるところはあります。かといって、今後ミラノが世界のファッションを席巻する勢いがあるかというと謎。まぁ、春夏コレクションということで薄手の素材中心となり、装飾的に盛りにくく、どうしても派手さに欠けてしまうのはわかるんですけれどねぇ。それよりも、ディオールからラフ・シモンズが去ったというニュースを読者の方から教えてもらってビックリ。ついこの間パリコレ中に、「ディオールは、あんな映画(『ディオールと私』)まで作ったりしてお金かけたわけで、直ぐにはデザイナー変わらないだろう~」なんて発言する人がいましたが、僕はラフ・シモンズが続投しても厳しいだろうなぁって思っていました。ま、その話を書くと、読んでてウンザリだと思うのでまたの機会に。

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 さて、今日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、ハンドペイントのミニトレイです。手の平サイズ。こちらがバックスタンプ。右にハンドペイントを意味するフランス語が、左にはアトリエ名を示すマークがそれぞれスタンプされています。このアトリエのマーク、剣を2本重ねたものが左右に配置されていて、交差の剣というのがマイセンっぽくてかなり怪しいですね。

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 それはさておき、絵付けについては、先述のマイセンと比べると話にならないけれど、遠目から見るとグリーンとゴールドの色合いが中々素敵です。雰囲気が良い、ということにしておきます~。

おそらく50~60年代~
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by tomoakishimizu | 2015-10-23 23:35 | パリコレ | Comments(4)

ミュウミュウ 2016春夏

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 前回3月にご招待に与ったミュウミュウ。2回目は無いだろうと信じ込んでいたら、ショー2日前に招待状が届きました。そもそも、ミュウミュウのショーなんて一生見られないと思っていたので、今回も3月の時と同様とても嬉しかったです。

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 ショー会場は3月と同じく、アール・デコ様式の建築物、パレ・ディエナ。現在はConseil économique, social et environnemental(経済社会環境議会とでも訳すのでしょうか)として使用されています。

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 デザイナーのミウッチア・プラダは、おそらく少しはトレンドを気にしながらデザインをしているのでしょうが、もっと違ったところに自分のクリエーションの意識があって、それが偶発的にコマーシャルな部分とリンクしているから、商品として売上につながっているのではないかと思います。もちろん売れ線を狙っているのではなく、世界観としては強烈なため、人を選ぶ服ではあります。でも、ミウッチア・プラダは、ギリギリのところで人に着たいと思わせる何かを生み出すことに長けているのでしょうね。

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 今回はネグリジェのようなシースルーのトップス、春夏なのにファーの装飾、プラダらしいウエッジソールシューズ、ティアラ、アールデコ風、あるいは60年代風のモチーフなどが絶妙に融合したコレクションでした。少女の側面と大人の女性の側面が一緒くたになったような、見ていて不安になる内容。でもその状態が病み付きになるのです。

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 きっとミウッチア・プラダは、自分の着たい服をデザインしていて、それゆえにコレクションを見ていても無理が感じられないのでしょう。不安になりながらも、すっと頭に入ってくるのは、プラダならではの感覚だと思います~。

今日でパリコレレポートはお終い~
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by tomoakishimizu | 2015-10-22 22:42 | パリコレ | Comments(4)

ヴァレンティノ 2016春夏

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 ヴァレンティノのコレクションは、チュイルリー公園内の特設テントで行われました。今回のテーマはアフリカ。

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 現代のアフリカのイメージに、1920年代のシュールレアリスト達がインスピレーション源にしていた時代のアフリカンアートの要素も加えています。

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 ビーズを編んだフリンジを飾ったドレスや、短冊状にした細かい布パーツを全面に縫いつけたドレス、レースに刺繍を施したドレスなど、オートクチュールメゾンであるヴァレンティノにしか作り得ないアイテムばかりで構成。

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 他にも、木彫りのスタンプでモチーフを描いたファブリックのドレスや、熱を加えて窪んだところにハンドペイントしたレザーのジャケット、彫りながらモチーフを描いたレザーのベストなど、物作りの真髄を極めています。

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 どれ一つとして手抜きしていなくて、徹底しています。そんなドレスが今回は89体も登場したのでした。圧巻。

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 創始者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ氏も会場でショーを観ていましたが、とても満足したに違いありません。フィナーレでデザイナーのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリの2人が登場したときの歓声は物凄いものがあり、多分今シーズン1番だったと思います~。

売上は前年比50%増だそう~
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by tomoakishimizu | 2015-10-21 00:01 | パリコレ | Comments(0)

クレージュ 2016春夏

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 今日は、パリコレ期間中に話題になっていたのに、すっかりスルーしていたクレージュをご紹介します。こちらは、ショーの冒頭に登場したアーティスティック・ディレクターのアルノー・ヴァイヤンとセバスチャン・メイエールの2人。

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 創始者のアンドレ・クレージュは90年代半ばに職を退き、妻のコクリーヌが会社を仕切っていましたが、広告業界出身の若い男性2人に任せて彼女も引退。それが2011年。その2人は、会社のシステムと南仏にある工場を整備し、パリコレクションに備えます。今年5月に、新進ブランドであるコペルニのデザイナー、アルノー・ヴァイヤンとセバスチャン・メイエールの2人をアーティスティックディレクターに迎えることを発表。彼らはコペルニとして、LVMHプライズのファイナリストとして残っていたものの、クレージュに専念するためにコペルニを休止し、LVMHプライズを辞退しています。そこまで力を入れてのコレクションでした。

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 会場はオペラ・バスチーユ。モデルが着用している服を、360度の角度から見せる映像をバックに流していたため、服の構造がわかりやすかったです。こちらは、クレージュらしいビニール素材をカットして、ニットのように繋げた素材のブルゾン。

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 ビニール素材も劣化しにくい、軽くて柔らかいものに改良したのだとか。こちらは、同素材の2枚のパーツをスナップで繋いだスカート。

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 甲冑をイメージさせるベスト。ブルゾン、スカート、ベスト、パンツ、ドレスと、アイテムごとに64ルックを見せました。

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 パリのヴィンテージショップには、必ずといって良い程ビニール素材のクレージュのブルゾンやAラインのコートが置かれていて、60年代当時を知らない世代にとってもクレージュは身近な存在。そしてここにきてブランドが復活したとなると、年配者たちはもちろんのこと、若い人たちも大きな期待をし、応援したくなるようです。温かい拍手でショーは終了したのでした。まぁ、今となっては数少ないフランス人によるフランスの文化遺産ですからね~。

すみません!ヴァレンティノは明日~
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by tomoakishimizu | 2015-10-19 19:34 | パリコレ | Comments(0)