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バラモチーフのビーズ編み絵

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 パリ市内の古物市で見つけた、額縁に収めたビーズ編みの絵です。この写真ではディテールが見えず、よくわかりませんね。

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 この写真でも微妙でしょうか。ドットの感じから、ビーズ編みではなくてプチポワンに見えちゃうかも。

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 これでビーズの存在に気付いて頂けるでしょう。極小シードビーズを1つ1つ糸で編んでバラを表現しています。おそらくは1910~20年代のバッグを開いて額に収めたもの。額自体は戦後以降のものです。額の大きさは縦26cm、横32cmで、バッグは相当大きかったと思います。ビーズ編みのバッグは20世紀初頭に沢山作られていたようですが、量産化傾向の強まりを背景に、映画など娯楽の普及により手仕事が衰退し、無くなっていたようです。バッグとして使用するには流行などもあってはばかられ、結果額に収めることにしたのかもしれません。中々のアイデアだと思います~。

本当はバッグのままが良かったです~
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by tomoakishimizu | 2015-07-31 17:42 | 調度品 | Comments(2)

大耳クマ

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 パリ市内の古物市で見つけた、大きな耳が特徴的なクマさんです。売っていたのは、何年も前からの顔見知りで、毎回会うとあいさつをするアラブ人のおっちゃん。お値段高かったのですが、すっとぼけた顔が何とも魅力的で離れられず。行っては戻りを3回くらい繰り返してしまいました。

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 体長53cm。素材はモヘアで目がガラス。中綿は木毛。右耳が外れかかっていたので縫いました。足裏に修繕の跡が見られますが、状態としてはまあまあだと思います。出生国については、顔つきがフランスでもドイツでもなく、ということはイギリスかアメリカ? 僕の持っているクマ図鑑で調べたところ、1920年代のアメリカのクマがやはり大耳+つぶらな瞳で酷似していました。それでもタグが付いているわけではなく、判然としないのですが、出身地はともかく、誕生年代は戦前と思われます。

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 実はこの子、すでに名古屋入りをしていて、ジェイアール髙島屋さんのフランス展で販売が決定しています。そしてこの子がチラシに掲載される予定。少なくとも10万枚くらいは刷るはずで、一躍時のクマになる?

9月16日から登場です~
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by tomoakishimizu | 2015-07-30 22:52 | クマシリーズ | Comments(2)

リモージュのミニケース

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 この手のリモージュのケースって、興味の無い人にとっては退屈かもしれないし、このブログの読者の皆さんは飽き飽きしてるかも…。でも、何よりも個人的に好きというのはもちろんのこと、小さくて持ち運びに便利だし、厳重にくるめば壊れにくく、販売する身にとっては好条件なのでついつい買い付けちゃうわけですよ。それに、長く持っていると愛着が湧いてきて「早く手放したい~」と焦らずに済みます。ま、それが大きいのかも。

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 毎回苦労するのがバックスタンプ。ペインターのイニシャルが入っていたりすると、余計に特定するのが困難。ということで、今回もネット上では見つけられず。おそらくは40~50年代のものではないかと思われます。

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 手の平サイズで小さいため、用途が広いわけでも利便性が高いものでもなく、使えたとしてもリングを入れたり、日々の薬を入れたりするくらい。「飾って眺めて素敵~」な、気分をアゲてくれるオブジェとして愛でて頂ければ嬉しいです~。

名古屋髙島屋さんで販売します~
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by tomoakishimizu | 2015-07-29 20:29 | 調度品 | Comments(2)

ドールハウス用家具セット

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 日本では熱中症になる人が続出のようですが、パリは夏らしからぬ低温状態が続いています。窓を開け放していると、ゾクゾクと底冷えがするほど。僕が日本にいた先週頃はパリは酷暑だったそうで、それ以前にパリコレ前後も暑かったし、ヨーロッパの気候は相変わらずハッキリせず。また暑い夏が戻ってくる可能性はありますが、涼しい中にいると、このまま秋になってしまうのではないか、という、ちょっぴり絶望的な気分になる人も多いよう。涼しいと仕入が楽だけど、途端に睡眠時間が長くなってしまい、暑いと仕入は大変だけど、何となく効率的に1日を使える気もします。善し悪しですね。

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 さて、今日はご覧の通り、ドールハウス用の家具をご紹介します。パリ郊外の古物市で購入。売っていたのはフランス人のマダムで、もしかしたら、彼女が子供の時に遊んでいたものかもしれません。

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 多分70年代のフランスかイタリア、あるいはスウェーデンのもの。イタリアとしたのは、この手のプラスチックのドールハウス用家具で、もう少し大きいバージョンを持っていて、何となく雰囲気が近いため。またスウェーデンとしたのは、僕が持っているドールハウス3軒が全てスウェーデン製で、かなり似た作りのため。ちなみに、スウェーデンのドールハウスは未だ生産しているようで、何年か前におもちゃ屋さんで並べられているのを見かけました。

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 なぜかこのオーブンだけ本気度が高く、異質な感じがします。もしかしたら同じシリーズではないのかも。とにかくセットだったので、このままの形で販売する予定です。ところで、こういったものを販売していると、実際に子供のおもちゃとして購入しようとする方がいます。ま、買った人の勝手ですけれど、折角ここまで原形を留めてきたのに、わざわざ壊すようなことをする必要は無いと思い、子供のおもちゃになることを察知した時点で「それだけはやめて下さい~」なんてお願いすることもあったりして~。

お部屋のインテリアにどうぞ~
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by tomoakishimizu | 2015-07-28 23:11 | おもちゃシリーズ | Comments(2)

イニシャル入りウェッジウッドのスープ皿

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 ヴァンヴの蚤の市で見つけた、ウェッジウッドの陶製プレートです。中央イニシャルのところだけ印判で、あとは全てハンドペイント。同じものが3枚ありますが、それぞれ微妙に大きさが違い、手作り感満載です。

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 フランスのものとは違ってフェミニンさがゼロに近く、素っ気無いところが素敵だと思いました。一種のエキゾティズムなんでしょうか。一応ネット上で調べましたが、出所も、このBが誰だかもわからず。無闇に冠なんてつけられないはずで、きっと王侯貴族の持ち物だったのでしょう。

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 こちらの刻印は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて使われていたものだそう。この刻印の他に、アルファベットの刻印があるはずなのですが、気付かずに日本へ運んでしまいました。そのアルファベットで制作年がわかるそう。

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 1枚だけご覧のように剥離箇所があります。ですので、こちらはお安く提供予定。

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 ウェッジウッドというと、ワイルドストロベリーとか、レリーフが乗ったジャスパーなどを思い浮かべるにつけ、「ゲっ、バブリ~。飽き飽き~」なんて思うのですが、この手の訳のわからないものだったら不愉快な気分になることはなく、売り場で自信を持っておススメできそうです~。

松屋銀座にて販売です~
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by tomoakishimizu | 2015-07-27 20:23 | 生活用品 | Comments(4)

SMIのネジ巻き時計

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 パリ市内の古物市で見つけた、SMI社製ネジ巻き式壁掛け時計です。もちろんカギ付き。素材はスチールにペイント。薄いグリーンの地とゴールドの文字にほとんど傷は無く、未使用ではないですが、それに近いくらいの良い状態です。

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 SMIというのはSociété Méridionale D'industrie の略で、会社は現在もマルセイユにあるようです。こちらの時計は1950~60年代の制作。

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 こちらは2週間くらい前に購入。買う時にネジを巻いて動くことを確かめ、以来ネジを巻いていませんでしたが、2日前に日本から帰ってきて見てみたらまだ動いていてビックリ。1回ネジを巻けば8日間稼働となっているのに、8日どころではありませんでした。メカの機能も新品同様のようです~。

8月半ばに松屋銀座で販売します~
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by tomoakishimizu | 2015-07-25 23:40 | 調度品 | Comments(4)

バラモチーフの食器セット

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 パリ市内の古物市で購入した、パッと見可愛らしいけれど、後から気持ち悪さがこみ上げてくるバラモチーフの食器セットです。平皿が9枚、スープ皿が8枚、オーバル型の皿が2枚、ケーキトレイが1脚あります。バラ売りの予定。

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 こちらがオーバル。ハッキリ言って、この皿しか欲しくなかったのですが、売主のオッサンが他も一緒じゃないと売らないというので諦めて買いました。全部抱えて友人宅のバーベキューパーティへ行き、1時過ぎに電車で帰ってきて、その重さに泣きましたよ。

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 ケーキトレイ。このバラ柄、ハムのように見えて気持ち悪いし、ピンクと青の組み合わせも何となく微妙。でも、そんなところがこの食器を魅力的なものにしているのかもしれません。

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 オーバルの底面。リモージュの窯の一つ、ベトゥール・ルグランのバックスタンプです。こちらは1920年から1924年まで使われていたもの。

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 そして平皿の裏には、Fルグランのバックスタンプ。こちらは1924年以降のもの。ということで、1920年代の作で間違いなさそうです。

 ところで、昨日パリに戻ってきました。実家では丸5日間過ごしましたが、100円ショップやホームセンター、スーパーへちょこっと行っただけで缶詰状態。年度末の棚卸しに向けて、全ての商品チェック、値段を下げるものは下げて値札を付け替え、商品番号の付いてないものには付ける、という作業を目的にしていたものの、結果は、今回運んできた商品の整理と値札付けで終わってしまいました。特に大変だったのが、今年6月までの売り上げの打ち込みと、友人に譲ってもらったそんなに古くないビーズの仕分けと値札付け、及び、今までプピ・エ・ミミさんに置きっ放しになっていた刺繍糸の袋詰めと値札付け。後者は両親に手伝ってもらい、今までの我が家の歴史の中で初めて、家族総出の内職となりました(笑)。パリでは商品を詰めるだけでなく、リストを打ち込んでそれぞれの商品に番号を付けるところまでやらないと、日本に帰ってきてからがもの凄く面倒になると反省。そして日本では、毎日、前日に売れた商品の打ち込みをしないと後が大変になると思いました。年度末に向けて、細切れに棚卸しの作業を毎日することを課すことにします。益々遊べなくなりそうです~。

こちらの食器は8月に松屋銀座で販売予定~
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by tomoakishimizu | 2015-07-24 23:04 | 生活用品 | Comments(2)

プードルのカトラリースタンド・ボックスセット

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 パリ市内の古物市で見つけた、プードル型の陶製カトラリースタンド、日本でいう箸置きです。バラで購入したことはありましたが、箱入りセットを見つけたのは初めて。

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 50年代のフランス製。産地については表示が無いので特定できないものの、おそらくはベルギーに近い地域か、アルザス・ロレーヌ方面のような気がします。場所は取りますが、箱に入っているので仕舞いやすくて便利でしょうかね。こんなしっかりしたパッケージングということは、当時はそれなりの値段がしたはず。ちょっぴり高級品?

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 プードルのカトラリースタンドって、どういうわけか全部豚っ鼻。可愛く作ろうとしていないところがとてもフランス的です~。

9月に名古屋髙島屋で販売予定です~
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by tomoakishimizu | 2015-07-23 09:57 | 犬シリーズ | Comments(2)

陶器製コンポチエ

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 本日はこちら。グリーンの上薬が清清しくも毒々しい、陶器製のコンポチエです。アリーグル市場で発見。一目見て気に入ってしまいましたが、それなりのお値段だったので、何度も何度も店の前を行ったり来たりして、考え抜いて購入。昼顔を描きつつ、爽やかなはずのグリーンをベッタリと塗っていて、何だかとてつもなく気持ちが悪い。絶妙なセンスです。

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 バックスタンプは無く、このように手書きのナンバーが入っているだけ。もしかしたら左のOがマークなのかもしれませんが、謎。

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 昼顔というと、クレイユ・エ・モントローの昼顔柄の“フローラ”を想起させますが、こちらの方がより繊細で写実的。花部分のみ印判で、あとは全てハンドペイントです。

 時代の特定は難しいものの、スタイルからするとナポレオン3世時代でしょうか。ということで、19世紀半ばの線が濃厚。曲線を連ねたフォルムはかなり複雑なため、それなりの窯が作ったものと思われます。ヒビも割れも無い完品。

 ところで、やっぱり日本は暑いですね。湿気が凄い~。でもクーラーがあるから、パリの猛暑よりは楽かも。そして明日パリに戻ります。結局棚卸しは出来ず、新商品の整理と値札付けで丸5日間が終わってしまいました。仕方ない。ストックの値札の付け替えは会期中にちょこちょこやります~。

パリで休みます~
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by tomoakishimizu | 2015-07-22 08:23 | 調度品 | Comments(4)

ヴィクター&ロルフ 2015/2016秋冬

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 ヴィクター&ロルフのショーは、パレ・ドル・トーキョーで開催されました。モデルはT字状のランウェイの周りを歩てから、ランウェイに上がって1周し、ヴィクター&ロルフが待ち構えている正面でストップ。

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 着ているスカートやドレスを脱がせて壁に展示します。今回は、ヴィクター&ロルフがプレタポルテから撤退して初のクチュールショーで、自らをファッションとアートの融合を目指すファッションアーティストと名乗って初のコレクション。

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 白いキャンバスを服に変化させ、キャンバスは徐々に絵の具が塗られ、その面積が広がっていきます。そして、木枠だけでなく金色の額縁も飾られ、ボリュームも増えていきます。

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 木枠や額縁は、そのまま木を使っているわけではなく、実は布を重ねたもの。そしてキャンバス地のモチーフは全てジャカード織り。インナーに着ているデニム地のワンピースには、飛び散った絵の画が付着していましたが、これも手刺繍。物凄く凝った作りでした。

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 ショーを見た直後は全然ピンと来なかったのですが、服の構造や素材に驚かされ、『ウェアラブルアート』というコンセプトを実現し、アイデアが良く練られていたことがわかり、もしかしたら今シーズン一番印象的なコレクションだったかもしれない、と思い直したのでした。こちらの作品もオランダのコレクターを通して、美術館に寄贈される予定だそう。彼らのプレタポルテ撤退は大正解だったのかもしれません~。

今日でクチュールはお終い~
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by tomoakishimizu | 2015-07-21 09:25 | パリコレ | Comments(0)