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ドリス・ヴァン・ノッテン 2015/2016 秋冬

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 ドリス・ヴァン・ノッテンのショーは、パリ交通団(RATP)の整備所で行われました。15区の外れにあって、行くのは割と面倒な場所。

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 今回は様々なエレメントがミックスされていて、一言では表現しにくいのですが、ミリタリーウェアとワークウェアをエレガントに、時にエスニックテイストを交えて表現していました。

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 冒頭では反射板のようなテープを取り付けたコートが出てきて、そのテープが時々モワレ模様のリボンになったり。

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 トレンドである、70年代サイケデリックな雰囲気のプリントも登場。

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 こちらのモチーフは、中国のミャオ族のものから着想を得たのだそう。

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 BGMはDM StithによるThe Ronettesの『Be My Baby』のカバーバージョンの1曲使い。フィナーレにはオリジナルが掛かりましたが、ドラムの部分だけを反復させたもので、少々欲求不満に(笑)。

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 それはともかく、今シーズンはどういうわけかミリタリーウェアから着想を得ているコレクションが多くて、時代が時代だけに微妙だなぁって思います。現代のメンズ服の成り立ちにミリタリーウェアが多大な影響を与えているのはわかるとしても、明確にテーマに掲げているメゾンが多く、これは単なる偶然ではなく、誰か特定の人が決めてこうなったのではないかと疑いたくなるくらい。もしそうだとしたら、ファッションのような小さなところから、人々をコントロールしようとする勢力がいるのかも。なんて、考えすぎでしょうかね~。

実のところ、ちょっと不気味です~
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by tomoakishimizu | 2015-01-31 23:53 | パリコレ | Comments(0)

ルイ・ヴィトン 2015/2016 秋冬

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 久々にルイ・ヴィトンからのご招待に与りました。場所はいつものように、アンドレ・シトロエン公園の中のガラス張りの温室。テロの影響でIDチェックがあり、身分証明書を持参するように言われていましたが、実際は荷物検査のみで肩透かし。

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 さて、本題のコレクション。デザイナーのキム・ジョーンズは、2010年に急逝した東京ベースのデザイナー、クリストファー・ネメスに今回のコレクションを捧げていました。ネメスの記号でもある縄目モチーフとステッチングが随所に登場。特に縄目モチーフは、フロッキー加工やニードルパンチなど、様々なテクニックを使って表現されてました。頭の中に縄目が焼き付いていて、印象に残るコレクションという意味では今シーズン一番だったかも。

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 モノグラムのバッグや時計、シューズにも縄目が使われているという徹底具合です。もちろん今シーズンのみの販売なので、見つけたら買っておいた方がいいみたいな話を広報から言われました。お上手です(笑)。当然お高いわけでして、僕は買いませんけど。

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 それはともかく、日本でのバッグ製品の売れ行きがもの凄いことになっているそうで、世界で一番なんだそう(買ってるのは日本人とは限りませんけどね)。で、このコレクションも特に日本で話題をさらいそう。やっぱりビジネス上手だなぁ。

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 ショーが始まる前のこと。目の前の列に見たことある人が座ってるなぁって思ったら、DJユリアでした。で、横にいた男性が「凄いねぇ。ケイト・モスがいるよ~」ってユリアに興奮気味に話しかけてて、これまたどこかで見たことあると思いながら、イスに張り付けてあるプレートを見て納得。フォトグラファーのレスリー・キーでした。彼も警察にしょっ引かれたり、色々と災難に遭ってる人ですね。ま、それは良いとして、「ケイト・モス来てるんだぁ」と思いつつ、撮りに行くの面倒くさくてスルーしちゃいました。すみません~。

今時ケイトの顔見たい人いないだろうし~
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by tomoakishimizu | 2015-01-30 23:08 | パリコレ | Comments(0)

リック・オウエンス 2015/2016秋冬

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 リック・オウエンスのショーは、パレ・ドゥ・トーキョーを会場に行われました。こちらは北アフリカのベルベル人に制作を依頼したフェルト製のコート。

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 コレクションタイトルは「スフィンクス」でしたが、いつものようにタイトルは内容に関係がありません。キーワードとして挙がっていたのがサブマリン。今シーズンのトレンドであるミリタリースタイルが軸になっていました。で、こちらはカシミアの太い糸で編んだドレス。100万円くらいするらしいです。ヒャ~。 

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 ま、いつもの感じといえばそうなりますが、そこはリック・オウエンスなのでマンネリズムに陥ることはなく、リックらしさを前面に押し出しつつ、さらに手の込んだものが登場していました。それぞれがアートピースのよう。

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 我らが日本人モデルのタイキくんが再び登場~。写真ブレちゃってごめんねぇ。

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 で、今回、世界中で話題になったのが、リックいわく「子供の遊び心を表現した」というマル秘な演出。特に詳しく書きません。各自で調べてみて下さい~。

マルジェラのクチュール見に行ってきます~
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by tomoakishimizu | 2015-01-27 19:35 | パリコレ | Comments(2)

イッセイミヤケ 2015/2016 春夏

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 イッセイミヤケは、カルティエ財団のギャラリースペースを舞台にショーを行いました。カルティエ財団では1998年にイッセイミヤケ展を開催したことがあり、当時、今までに無いほどの入場者数を記録しました。パリコレのショーのためにスペースを貸されることがほとんど無いカルティエ財団のような会場で開催したのは、そういった縁があってのことなのでしょう。

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 今シーズンは、建築家でデザイナーのチャールズ・レニー・マッキントッシュにイメージを求めました。直線的なモチーフを使って、フューチャリスティックな印象のスーツで幕開け。

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 マッキントッシュの故郷、スコットランドからイメージを膨らませて、タータンモチーフのブランケットが登場。

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 マッキントッシュが好んだバラをモチーフにしたシリーズへ。写真家の藤原聡志氏によるフォトプリントのシャツ、そしてパール加工を施したバラモチーフのベルベット素材のコートなどが見られ、特に立体的なバラモチーフのベルベットの美しさが尋常ではなく、目を奪われました。今回使用されたシルクは、全て群馬県由来の国産品。このメゾンらしい凝った素材やプリント、モチーフのあるアイテムが多く、その分を引き算してシンプルなフォルムに落とし込んでます。いつもながら絶妙なバランス具合でした。

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 おまけ。栗原類くんと、建築家の板茂さんです。特にコメントはありません。それではまた明日~(明日更新できればいいけど)。

昨夜からクチュールスタート!
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by tomoakishimizu | 2015-01-27 00:07 | パリコレ | Comments(0)

ラフ・シモンズ 2015/2016秋冬

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 いや~、今回はスケジュールをこなすのに精一杯で、ご飯食べる時間を確保するのも難しいくらい余裕がありません~。と書きながら、何だかんだ三食食べてますが。それはさておき、ブログも滞りがちだし、メールも全然返せてなくて、気が気じゃない。ショーも行かなくちゃなりませんが、間近で見ないとわからないことがたくさんあるので、各メゾンのショールームへ行くのも大事。特に大きなブランドでショーを見られなかったものについては、服を見るチャンスはショールームに限られるため、どうしても外せません。それプラス、新規発表事に絡むパーティが加わります。おとといなんて4つもハシゴ。時間配分と移動手段を考えながらのパーティ巡りは、焦りが加わって楽しめるわけもなく。まあ、ラストのラコステは広報担当者が撤収モードだったし、僕も最後だからと思ってご褒美程度に飲みましたが。しかし、レディースのパリコレと同じくらいハードな毎日です~。

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 さて、今日はこちら。初日の夜8時半に行われたラフ・シモンズのコレクションです。招待状が届いて気分が上がった僕は、住所を見て愕然。会場はパリ郊外、イヴリー・シュール・セーヌの倉庫でした。

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 一つ前のジュリアン・デイヴィッドのショーからバスに乗りましたが、まだラッシュ影響が残っている時間帯で、着いたらギリギリ。でも結局30分以上待たされて、9時過ぎにスタート。

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 う~ん、コレクションは今のディオールっぽくて、何だか僕には良くわからない感じがしました。ま、ラフ・シモンズがディオールをやっているのだから、当然といえば当然なんですが。今回は特にレディースも併せて発表していて、それが余計にマダムっぽさを増幅させてたのかも。また、アーティストとのコラボピースもありましたが、あまり新鮮味は無かったです。

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 ショーが終わり、郊外線RERでパリ戻ろうとしましたが、日本人の皆さんは切符を持ってなくて、僕が券売機を操ることに。ま、お陰で伊勢丹さんと阪急うめださんのバイヤーさんたちと顔見知りになれました。

 そんなこんなで、コレクションのことよりも、遠くて苦労したという思い出ばかりが心に焼き付いちゃったのでした~。

今から苦行しに行って参ります~
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by tomoakishimizu | 2015-01-24 20:34 | パリコレ | Comments(0)

ジュリアン・デイヴィッド 2015/2016秋冬

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 ジュリアン・デイヴィッドのショーは、ボ・ザール(国立高等美術学校)で行われました。フランス人なのでフランス語読みのダヴィッドにすべきなのに、なぜか日本ではデイヴィッドなんですね。知らなかった。

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 フォーマル・カジュアル・スポーティな作風を持つデイヴィッドですが、今回のコレクションには『ストリクトリー・ビジネス』というタイトルをつけ、より一層フォーマルというか、働く男性を意識した服作りをしていました。この人って、ちゃんとした服を作れる実力のある人だったんだな、って見直した感じです。

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 それでもショーツを合わせたり、ブロケードのような古めかしいジャカード地を使ったりして、デイヴィッドらしさはしっかり残していました。

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 某セレクトショップの有名バイヤーはショー終了後、広報担当者に向かって「とっても良かったよ!」と絶賛。振り幅が広いコレクションって、選択肢がたくさんあるわけで、バイイングする側にとっては買いやすいのでしょう。そういった意味で、今回のコレクションは良いバランス具合だったのかもしれません~。。

今日はギリギリ記事アップできた~!
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by tomoakishimizu | 2015-01-23 21:29 | パリコレ | Comments(0)

ホワイトマウンテニアリング 2015/2016秋冬

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 とうとう今日からパリコレです~。一連の騒動のため、クチュール組合からはショー会場へ行く時は未分証明書を携帯するようにとのお達しがあり、何だか物々しいなぁ、なんて思ったり。でも始まってみたら、ギスギスした雰囲気も無く、何となくゆる~い感じ。

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 朝10時からルシアン・ペラ・フィネのプレゼンテーションへ行き、そこでスタイリストのダイコちゃんと再会。一緒ににギヨーム・アンリ最後のコレクションを見にカルヴェンのショールームを訪れ、昼にホワイトマウンテニアリングというパリコレ初参加のブランドのミニショーへ行ってみました。DJ、AD、そしてフォトグラファーの梶野さんが会場にいて、「ホワイトマウンテニアリングって何なの?」って聞いたら「日本のブランドだよ。知らないの~?」なんて言われちゃったけど、日本にいないんだから知らないって。

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 調べたら、あれま、代官山の猿楽町にお店があって、pupi et mimiさんのご近所さん。多分前を通ってました。でも気付いてなかった…ということは?

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 プレス資料には、「ミリタリーキャンプをイメージソースに、都会的なシルエットにアウトドアとミリタリーのスペックを組み合わせ、新たな素材との融合を展開したファンクションウェアを提案」しているそうです。もの凄く的確な表現で、わかりやすい内容。あ、でも業界外の人にはチンプンカンプンか、きっと。とにかくミリタリースタイルをベースにしながら、ひねりや小技を加えつつ、着やすく洗練されたデザインを見せていました。いわゆるミリタリーが苦手な僕にとってはあんまりタイプではないのですが、上のお花のボンバージャケットは素直に可愛いと思いましたし、目の前にあったら絶対欲しくなるはず。僕が着たら、全然違うものになりそうだけど。東京らしさを強く感じさせるカジュアル&スポーティなアイテムは、欧米人の目には新鮮に映りそうです~。

今からジュリアン・デイヴィッドへGO!
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by tomoakishimizu | 2015-01-21 23:48 | パリコレ | Comments(0)

異素材ミックスのお人形

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 はぁ~、結局明日からパリコレ。こんな世の中なのに、あんな浮かれ気分のイベントしてていいんだろうか、って真剣に思いますが、仕事なんだから頑張ってやりますよ。最近特に強く感じるのが、デザイナーって、実際に着てもらえないような突飛で高価な服を作り続けてて虚しくならないんだろうかって。ま、余計なお世話なんですけどね。そんなこと言ったら、僕だって誰も見向きもしないような、しょうもないもの仕入れてて虚しくならないのかな、って思われてるはず(笑)。

 さて、今日はこちらのお人形をご紹介します。パリ市内の古物市で買って、連れて帰ってきたのはいいものの、袋に入れたまま放置したため、その存在をすっかり忘れてました。

 体長32cm。レースのボネ(フード状の帽子)とプリントのワンピースがコットンで、襟とベルトがフェルト製。身体の素材はバラバラで、胴体は紙を溶かして型に流し込んだパピエ・マシェで、手が石膏にペイント、足が木、頭がセルロイドです。どうしてこんなに異素材が組み合わさっているのかはナゾ。1940年代のフランス製?

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 木製の足。靴を表現するためにテープを貼っていますが、割と雑な感じ。

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 紙に目を手描きし、切り抜いて貼り付けてます。どこに焦点が合ってるのかわからないところが魅力。

 ほんの少しだけですが、頭には毛が張り付いたノリの痕があるので、おそらくは髪の毛もあったはず。でもボネを被せた状態が可愛いので、ひとまずこのままにしておきます~。

最近、人形に目が行きます~
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by tomoakishimizu | 2015-01-20 23:39 | 人形シリーズ | Comments(0)

19世紀のハットスタンド

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 実は明後日からパリコレなんですが、直前になって体調を崩しました。ま、パリコレになってから崩すよりは良いかなと思って。で、昨日は家の近くの古物市に出かけただけで遠出はせず、ほとんど引き篭もり生活。体調のことは別にしても、最近はパリの中だけで買い付けをしてて、ちょっと寂しい感じ。一連の騒動もあって、万が一パリに戻れなくなったら困るので、郊外まで買い付けに出る気が起きなかったりするわけです。ま、パリだけでも何とかなる部分も無いことは無いですが、やはりちょっと足を延ばして面白いものを探したいという欲求もあったりします。気にし過ぎかもしれないけれど、何となく郊外へ行くのはちょっと…、という状態がこれからしばらく続きそう。そんな人は僕以外に結構いたりして、それが経済を更に悪化させるのかもしれませんね(大袈裟?)。とにかく、色々な意味で今のフランスは残念です~。

 さて、今日はこちら。ヴァンヴの蚤の市で見つけたハットスタンドです。欲しい人は欲しいけど、欲しく無い人は全然欲しくないアイテム。

 高さ25cm。おそらくは19世紀のもので、今までゲットしてきたスタンドと比べて、ヘッド部分の大きさが一際大きく立派な印象。

 何となく朽ちそうなペイントが魅力的。と書きましたが、どうしてこんなまだらになっているのか良くわからず。扱いが悪く、傷がついてこうなったのではなく、一度黒をペイントして、ヤスリをかけて再びニスを塗っているようです。とにかくシャビーシック好きな人にはたまらない仕上がりで、超お勧めアイテムです~。

ああ、苦戦しそう~
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by tomoakishimizu | 2015-01-19 23:44 | 生活用品 | Comments(0)

1920年代の泡立て器

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 アリーグルで見つけた泡立て器です。僕が扱う商品のジャンルは結構幅が広く、こういったいわゆる古物もあり、でも泡立て器を仕入れるのは初めてかも。

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 アメリカ製で、1916年11月28日に特許を取得したことがわかります。制作年代は、ネット上で調べたところ、1920年代辺りのよう。でも会社名まではわかりませんでした。他に、同じ会社のものと思われる、持ち手が水平のバージョンも存在します。

 錆がきついので、もうちょっときれいにしてから店頭に出したいと思います~。

後手後手にして、そのまま忘れちゃいそう~
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by tomoakishimizu | 2015-01-18 23:20 | 生活用品 | Comments(2)