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ニナ・リッチ 2015春夏

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 すみません。本当、全然ブログをアップしている時間が無く、3日も間が空いてしまいました。というか、身体の調子が芳しくなく、9時間睡眠を続けているせいでブログのアップが遅れたのかも。周りには「え~? 調子悪いの? 全然見えない~」と驚かれるんですけどね(苦笑)。どんなに寝ても、何となく症状が進行していて、それを誤魔化し誤魔化し生きてきた感じですが、どうやら峠は越せたよう。まだ、ほんの少し咳は出ますけど。とにかくあと1日半、頑張ります~。

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 さて、ニナ・リッチのコレクション。チュイルリー公園内の特設テントで行われました。デザイナーのピーター・コッピング最後のコレクション。といって、何か特別なことをしたわけでもなく、淡々といつものフェミニンなアイテムを最後まで出し続けました。

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 第2次世界大戦直後、フランスのクチュールの素晴らしさを世界中にプロモートするために、ニナ・リッチと息子のロベールはミニチュアのドレスを制作したそうですが、その時の作品がインスピレーション源となっているそう。また同時代に、ルイーズ・ブルジョワが手掛けていたテキスタイルからも着想を得ているのだとか。

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 戦争直後のスタイルになぞらえているため、女性的というよりかはややマニッシュな感じがしますかね。

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 スポーティなシルエットとか、フローラルモチーフとか、そういったトレンドはしっかりと織り込まれています。

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 この辺りになると、いつものニナ・リッチのスタイル。ちなみにピーター・コッピングはアメリカへ戻り、オスカー・デ・ラ・レンタのコレクションを手がけるそうです。デ・ラ・レンタさん、退任するんですね。知らなかった。でもあのゴージャスな感性って、簡単に真似できるものでもなく。ファッションって、潔く会社を閉じるという英断ができない業界のようで・・・。

業界の硬直化は続く~
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by tomoakishimizu | 2014-09-30 20:39 | パリコレ | Comments(2)

カルヴェン 2015春夏

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 カルヴェンのショーはグラン・パレで行われました。耐久レースのF1がテーマになっているので、どれもがスポーティな印象。手に持っているバッグは、どうやらヘルメットがイメージソースのようです。

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 ランウェイは黄色の字に黒のラインが入っていて、F1のコースをイメージ。同じように服にもラインが入っていて、シルエットを引き締める効果を出しています。

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 唐突に『カルヴェン』のカタカナが登場。しかも外国人が一生懸命に真似て書いたっぽい!

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 おまけに浮世絵まで! 現在グラン・パレでは北斎展が行われているので、その影響でしょうか。

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 この写真にも写りこんでいますが、アジアの隣国が立腹しそうなモチーフのドレスもあって、これは一体どうしたんだろう。明日ショールームでその意図を探ってきます~。

多分、何の意図も無さそうだけど~
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by tomoakishimizu | 2014-09-26 23:27 | パリコレ | Comments(4)

ドリス・ヴァン・ノッテン 2015春夏

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 ドリス・ヴァン・ノッテンのショーは、グラン・パレを会場に行われました。ランウェイには苔のようなカーペットが敷かれていましたが、これはブエノスアイレスを拠点に活動するヴィジュアルアーティスト、Alexandra Kehayoglou(読みはアレクサンドラ・ケハヨグルー?)によるものなんだそう。プレス資料には「ルネッサンス初期の理念に戻ろうとする、博学なラファエロ前派、芸術と手仕事への情熱、素足のまま、朝露に濡れた草原を歩く、真夏の夜のロマンスとミステリー、服を着ることのしきたりや慣習から放たれ、ひとつひとつの服を愛好する愛の戦士、崇高な自由の精神」の文。美しい色合いとバランスの取れたシルエット、過不足・非の打ち所の無いコレクションでした。

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 こちらはローエッジの薄いシフォンを何枚も重ねてレインボーボーダーにしたと思われるジャケットと、トップス&パンツのセットアップ。展示会でちゃんとチェックしてきたいと思います。

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 グリッターの要素も大きかった今シーズン。リュレックスを織り込んだ生地はすべてオリジナルで、2つ以上のモチーフが1枚の布に織られています。

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 こちらも2つのモチーフを織った布で作られたコート。トップ部分はブロケードっぽく、ボトム部分はポップな感じで、相反するものをぶつけてモダンに仕立てています。

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 裏側がゴールドになっているデニム地を使っているブルゾン。生地は日本製かも。

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 最後のパートは、メタリックカラーの刺繡を施したアイテムが沢山登場。どれもドレッシーだけれど、カジュアルでスポーティにまとめていました。

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 フィナーレではモデルたちがカーペットの上に寝そべり、しばらくそのままの体勢でいてくれたので、観客たちは服を間近に見ることができました。演出家、エティエンヌ・ルッソの粋な計らいです~。

キレイだけど、好き嫌いは分かれそう?
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by tomoakishimizu | 2014-09-25 23:05 | パリコレ | Comments(0)

アンリアレイジ 2015春夏

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 昨日からパリコレが始まってます~。最初のショーは、今回がパリコレデビューとなる日本のアンリアレイジ。すでにパリのセレクトショップ、レクレルールでも大々的に扱われているという実力を持ち、一体どんなものを見せてくれるのか期待大。最前列にはパリコレ常連組みが陣取り、その中でもランウェイ真正面の客席には先述のセレクトショップ、レクレルールのオーナーのアディダ氏が、奥様、娘2人、息子2人、そして息子の嫁(日本人との噂)の全員を引き連れて今か今かとショーのスタートを待っています。

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 ショー冒頭には、アンリアレイジが得意とする細かなパッチワーク作品が登場。前と後ろがそれぞれ白黒、黒白だったり、レーザーカットのブレードを幾重にも重ねたものなど、凝った作品続きます。相反する要素、陰と陽の境目を無くしていくというコンセプト通り。シルエットはいたってシンプルですが、素材が凝っているので丁度良いバランスだと思いました。

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 中盤に2名のモデルが登場し、強烈なライトの前に立ち続けます。東コレを追っている方はご存知かもしれませんが、これはアンリアレイジが得意とする、紫外線が当たったところだけ色が変る素材によるドレス。

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 この時点で拍手喝采。今までは、色がパステルのみだったそうですが、今回は黒っぽいシャドーカラーが初登場とのこと。

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 その後も紫外線で色が変る素材のドレスを使って、影絵のようなモチーフを浮き立たせたりし、何回も見せ場を作り続け、最後はこちら、レーザーでモチーフを描くという試みを見せました。でも反応やや薄し。周りを観察していた友人に話を聞いたら、先進技術に付いて行けない&呆気にとられていた人が多数だったようです。ま、とにかくコレクションは成功だったと思います。ショー終了後は、デザイナーの森永さんと同じサークルだったという人気ブロガーのシトウレイちゃんが大泣きしてて、見るとあちこちで涙、涙。泣けない僕は、目薬欲しいかも~、なんて。それよりも、大学時代にデザイン研究会じゃなくて繊維研究会を選んでたら、その後の人生変ってたのかなぁって。2人と出身校が同じ僕は、そんなことをボンヤリ考えちゃったのでした~。

今からドリス~!
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by tomoakishimizu | 2014-09-24 21:13 | パリコレ | Comments(0)

キュ・ノワールの皿グリーンバージョン

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 ここのところ、何ともいえない異変が起きてて、この種のボッテリした皿にばかり目が行くようになってしまいました。特に背面が真っ黒なキュ・ノワールを見付けると、エクスタシーとでもいいましょうか、表現できないような発見の喜びがあって、最近はこればかり買い集めているような・・・。

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 裏側にはハマ(高台)が無く、全面焦げ茶に塗られてます。巷では18世紀のものとされるキュ・ノワールですが、実際のところはどうなんだかサッパリ。でも骨董品店のホームページなどを見る限りでは、18世紀のものとしているところがほとんど。ま、200年は経ってなくても、150年くらいのものはザラにありそう。

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 一箇所ヒビが入っていて、このように継ぎが施されています。以前ご紹介したキュ・ノワールの皿2点のうちの1枚も同じような状態でしたが、この継ぎ方はかなり古い方法のようです。

 で、この種の花カゴを描いたキュ・ノワールの産地は、大方ルーアン近辺とのこと。ルーアンはパリからも然程遠くない、ノルマンディー地方の中世都市で、ゴシック建築の大聖堂が有名。またジャンヌ・ダルクが処刑された場所としても知られてます。

 表の色はグレーがかった白で、裏が黒に近い茶色というのがほとんどですが、こちらのように明らかにグリーンというのはかなりレア。とか書きながら、この手の陶器については全然初心者なので、もうちょっと研究と探求と分析を続けたいと思います~。

あれ~、今からパリコレ行ってきます~!
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by tomoakishimizu | 2014-09-23 23:42 | 調度品 | Comments(0)

ブルーのキャニスター

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 パリコレを目前に控えて怒涛の仕入活動をしたため(土曜日なんて6ヶ所巡った!)、週末の記事アップが滞ってしまいました。夜は夜で、お呼ばれや来客もあったので、コンピュータを見る時間も無かったくらい。ちなみに今日は、各メゾンの広報担当とのやりとりのメール書きで午前中は終わりそう。こうやってパリコレに突入すると思うと、何だか心休まらないなぁって。ま、緩~い感じに構えて頑張ります~。

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 さて、今日はこちら。パリ市内の古物市で購入したキャニスターです。目が覚めるようなブルーに、コッテリした手書きのゴシック体文字が入っていて、珍しいタイプかもしれません。

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 おそらくは19世紀末のフランス製。フタに複数の欠けはあるものの、本体はかなりきれいで、これだったら実際に使用できそう。

 まぁ、こんな素敵キャニスターなんですが、最近の日本では本当に売れないんですよ。でもアイキャッチにはなるし、キャニスターがあるだけで蚤の市感が出るので、商売上の必需品というか、什器や備品のようなものといえるかも。

 鉄の上にガラス質を重ねているわけで、かなりの重量だけど、壊れやすいものでもないので、持ち運びする身にとっては安心してられます。ま、売れなくてもいいんです。素敵キャニスター、集め続けます~。

当面のマニフェスト?
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by tomoakishimizu | 2014-09-22 18:37 | 生活用品 | Comments(0)

キュ・ノワールのテリーヌ・ポット

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 昨日ご紹介したテリーヌ・ポットをゲットしてから、なぜかそれ系のものにばかり目が行くようになってしまいました。それで、パリ市内の古物市で見つけたのがこちら。実際のところはよくわかりませんが、キュ・ノワールと思われるテリーヌ・ポットです。

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 去年の僕だったら、こんな素朴な風合いのもの、見向きもしなかったのですが、どういうわけか、キュ・ノワールの皿を買ってから目覚めてしまいました。この厚みと艶がいいんだよね、なんて。と言いつつも、メルヘン入ったモチーフや、マダムっぽいフローラルも依然として大好きなんですが。

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 内側のグレーがかった分厚い上薬も、均等に散る貫入も美しいです。時代を特定するのは難しいのですが、整然としたフォルムから推測するに、19世紀のものではないかと思います。
 
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 そういえば、アリーグル市場で知り合った日本の業者の男の子が、古びたカップか何か(おそらくキュ・ノワール)を見つけて大喜びしているのを傍目で見てて、「こんな小汚いもの(ゴメン)、よく売る気になるなぁ」なんて思っていたのが懐かしいです~(笑)。

こちらは実際に使えます~
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by tomoakishimizu | 2014-09-19 20:31 | 生活用品 | Comments(0)

テリーヌポット(フタ無し)

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 昨日ご紹介したフィギュアは、1920~30年頃のもので、ドイツの窯の作だということが読者の方の情報でわかりました。調べてみたら、よく見かけるアールデコ様式の置物を沢山作っていた有名な窯で、業者によっては10万円くらいの値段を付けているところもありました。その業者が仮に悪徳であったとしても、それなりに価値はありそうです。で、今日は打って変わって、こんな素朴な陶器をご紹介します。テリーヌ用のポットです。

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 発見場所はアリーグル市場。当初は、このように発掘されたばかり、みたいな状態でした。でもこれ、土ではありません。全部カビ! きっと地下倉庫で眠っていたのでしょう。底が茶色なので、きっとキュ・ノワールに違いないと思い込み、家に持ち帰って洗ってみると・・・。

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 ま、何てことは無い。ただのテリーヌ・ポットでした。それなりに古いものであることは確かなよう。

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 底はこんな感じで、艶のあるキュ・ノワールとは違い、何となくザラザラしてるし、そもそも本体にボッテリ感が無いので、きっとアルザスかどこかの焼き物なのでしょう。

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 この刻印、一応2つのサイトで調べてみましたが全然引っかからず。BとDの文字と錨とヘビ? 

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 ナイフの傷が歴史の長さを物語っています。そもそもフタが無いので、テリーヌポットとして機能しませんが、友人いわく、この手の古い陶器は完品でなくてもそれなりに需要はあるとのこと。どう扱っていいのやら、なんて思いつつも、ひとまず日本へ運ぶ気にはなりました。ま、お一人様グラタン皿として使えると思います~。

明日もテリーヌ・ポット~
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by tomoakishimizu | 2014-09-18 20:50 | 生活用品 | Comments(0)

リュートを弾く道化の子供

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 この前の日曜日、パリ市内の古物市で見つけた道化の子供の置物です。高さは12~13cm。この種の、百貨店の高級西洋磁器コーナーにありそうな、生活に不必要なものが結構好きだったりします(笑)。

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 バックスタンプはこんな感じで、潰れているため全然読めず。それでも、色々と検索してみましたが上手く行きませんでした。

 以前、牛乳をコッソリ飲む子供をご紹介していますが、色合いやテーマ性など、作風がソックリなので、きっと同じ窯の作品に違いありません。今後、バックスタンプがもう少しハッキリしているものを探し出したいと思います~。

情報お持ちの方ヨロシク~
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by tomoakishimizu | 2014-09-17 23:39 | 調度品 | Comments(2)

フレンチブルドッグの置物

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 先週の土曜日、僕のアパートから歩いて行けるサン・シュルピス広場で、6区の住民による古物バザーが行われました。ま、パリの中でも特に富裕層が集まる地区のため、クオリティの高い物が出るだろうという期待もあってか、朝一番に行ってみると、そこには業者がワンサカ。僕の著作本で紹介している店の店主が何人もいました。みんな血眼になっているので声をかけず、彼らの眼に入らないように仕入続行。で、そのバザーにはいいものが沢山あるにはあるのだけれど、それなりに値段が高く、値切っても受け付けてくれません。友人と「どこの国でも一緒だけど、金持ちってガメツイわね」なんて(笑)。

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 で、今日ご紹介するのは、そんな平均価格が高い場にあっても、まあまあ手頃だったフレンチブルドッグの置物です。1930年代のフランス製。

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 名古屋タカシマヤさんでの催事中、あるお客様から「フレンチブルドッグのグッズはないですか?」と聞かれ、日本でもフレブルモチーフの商品って人気あるんだなって認識しました。でも本国フランスでもそれ系のヴィンテージグッズって中々売ってなくて、あっても高くて手が出ませんでした。それでやっと今回、何となく買える値段だったので購入と相成りました。

 でも、次回のタカシマヤさんの催事まで保管しておくわけにはいかないので、11月末に日本へ連れて行きます~。

もうちょっとフレブルグッズ増やしたいです~
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by tomoakishimizu | 2014-09-16 22:25 | 犬シリーズ | Comments(2)