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イッセイ・ミヤケ・メン 2014春夏

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 新デザイナー、高橋悠介が手がけるイッセイ・ミヤケのメンズコレクション。いつものように会場はパリ本社ショールームで行われました。タイトルは『窓を開けて、世界を見よう』。モデルたちが2階部分の窓を開け放ってショーがスタートです。

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 こちらはバティック(ろうけつ染め)の技術を用いた作品。なんでも、布は京都の職人に依頼したそうで、ひび割れたようなモチーフを出すために蝋引きした布をどの方向にどれくらいの回数手で割るか、までを細かく指示したのだとか。こだわりの塊みたいですが、見た感じは軽やか。

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 新しいデザイナーに替わって最初のコレクションって、大体失敗することの方が多いのですが、その点イッセイ・ミヤケに関しては、いつもスムーズに世代交代をしています。つまりは、自社のデザインチームで経験を積んだ、ブランド哲学を理解している人を前面に出すため。三宅一生が引退した後は滝沢直己、藤原大が引き継いできましたが、それぞれイッセイのイメージを大切にしながら新しいことに果敢に挑戦し、それを着実に成功させてきたと思います。

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 ということで、今回もムラ染めやバティックなどの染めの技術を駆使しながら、このメゾンらしい新しいヴィジョンをしっかり盛り込むことに成功していました。

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 こちらは板で押さえた部分だけが染まらない、板締めの技術で染めた布を使用したアイテム。染め物はやや重たくなるので、ポップなカラーリングの靴下とシューズで軽快さを出したのだそう。

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 個人的に欲しいと思ったセットアップ。両方いっぺんに着たら日常着としては難しいでしょうが、それぞれ活用できそう。

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 実は装苑のために高橋くんをインタビューしたのですが、数年前、彼がまだ学生だった時に装苑賞をとり、そのご褒美でパリコレを見に来ていた時に会ったことがありました。その頃から比べると、色々と知識を得て経験を積み、自信を付けたようで中々頼もしい感じ。旅好きで好奇心旺盛、留学経験もあって国際感覚にも優れているように見受けられました。これからまだまだ才能を発揮してくれそうで、個人的に今最も期待したいデザイナーです~。

装苑9月号をご覧ください~

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by tomoakishimizu | 2013-06-30 23:41 | パリコレ | Comments(2)

3・1フィリップ・リム メンズ 2014春夏

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 フィリップ・リムのコレクションは、セーヌ河岸のファッション学園都市、レ・ドックスで行われました。パリは夏とは思えない低温続きの毎日。吹きっさらしの会場で、皆さん結構きつかったようです。僕もシャツ一枚だったので、ちょっぴりブルンときました。コレクションは、70年代のサーフカルチャー(サーフィン)にインスパイアされていて、そんなわけで水に近い場所を選んだのかもしれません。こちらはデニム風レザーの、一見ブルゾンに見えるフリンジセーターとギンガムチェックのアヴィエーターパンツのセットアップ。

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 レーザーカットのタンクトップと、マルチメタリックカラーのパッチワークレザーパンツのセットアップ。

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 ネオプレン素材を使って独特のボリューム感を出したトップスと、プリーツのウール素材のワイドパンツ。

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 リネンのブルゾンとウールのパンツのセットアップは、このままビーチへ遊びに行くような清々しい雰囲気。

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 最後のフローラルシリーズは中々艶っぽくて良かったです。こちらはモチーフを刺繡したパンツとセーターの組み合わせ。フェミニンにならず、どこか悪の匂いがするのですが、スタイリストのダイコちゃんいわく「きっと悪い人とお付き合いしているに違いない~」と断定していて「なるほど」って思いました。

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 フィリップ・リムって、取り立ててビックリするようなアイテムを発表する人ではないのですが、バランス感覚に優れていて、欲しいと思わせるアイテムをしっかり作っていると思います。今回も様々な要素を組み合わせて一見バラバラに見えたりしましたが、最終的に「ああ、やっぱりフィリップ・リムだな」って思わせる統一感があり、納得させてくれました~。

明日はイッセイミヤケメン~

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by tomoakishimizu | 2013-06-29 15:49 | パリコレ | Comments(4)

カルヴェン メンズ 2014春夏

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 カルヴェンのショーはサン・ジェルマン・デ・プレ教会の真裏にある自社ショールームで行われました。こんな凄い場所を確保して、経費かかるだろうなぁなんて思いましたが、その場でショーも出来ちゃうわけで、結局は合理的なのかも。会場はこんな風に陶器のアトリエのような雰囲気に。ヴァロリス焼のイメージ? いきなりアニスグリーンのコートでスタートし、南仏の香りがプンプン。

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 入り口でもマルセイユのパスティス、リカールが配られ、カリソンやアーモンドのクッキーが置かれていて、南仏を意識していました。こちらはヴァロリスの窯にいた時代の、ピカソの陶器作品のようなモチーフのインターシャセーター。

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 シアサッカーのような独特の織りの生地で仕立てたスーツ。見た目はモッサリしていますが、着心地は軽そう。

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 ヴァロリスのようなモチーフのパンツを合わせたセットアップ。サンダルも含めて、南の地方らしさあふれる装いです。

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 この帽子、かなりフェミニンな雰囲気で、野良仕事のオバチャンみたいになってしまう可能性大。日本人男子にはNG?

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 デザイナーのギヨーム・アンリ。今回はプロヴァンスをモチーフに、近年のカルヴェンの作風を押し進めた上品でシックなコレクションでした。今までの若い男子のイメージからもうちょっと大人っぽい、男性的な感じ。いつもながらしっかり練られている、見ていて安心できる内容でした~。
 
明日はフィリップ・リム~

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by tomoakishimizu | 2013-06-28 16:59 | パリコレ | Comments(2)

ジュリアン・ダヴィッド メンズ 2014春夏

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 突然なんですが、昨日からメンズのパリコレが始まっています。1つ目のショーはこちら、東京をベースに活動するフランス人デザイナーのジュリアン・ダヴィッド。場所は”冬のサーカス”に程近いギャラリー。テーマは良くわかりませんでしたが、とにかく気だるいレゲエがかかっていて、ちょっと眠くなりました。こちらはMadnessという文字が刺繡されたトロピカル・コットンジャカードのTシャツ。マッドネスっていうと、イギリスのグループを思い出しますが、全てのモデルにキングストンブーツを合わせていたところからも、使われていた音楽がスカの元となったレゲエだったことからも、何となく意識していたのではないかと思われます。
 
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 こちらはWARの文字がプリントされたTシャツとトロピカル・コットンジャカードのスーツのセットアップ。

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 岡山のデニム地を使ったパンツとシャツのセットアップ。Okayama=デニムというのは世界共通認識になっていて、桃太郎とかきび団子とか、最近では岩井志麻子だけじゃないわけですよ。岡山偉いぞ~。

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 オーバーサイズのスタジアムジャケットの上から、飾り紐を縫いつけたキャプテンジャケットを合わせたルック。モデルは多分素人さんで、このショーでは素人率高かったです。それが新鮮で良かったかも。

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 Madnessの刺繡が入ったスタジアムジャケットと、キャップのモチーフをインターシャしたコットンセーター、コットンシャツ、コットンの蝶ネクタイ、そしてストレッチコットンのチノパンのセットアップ。この男子はモデルさんで、見た感じ日本人でしょうね。ごめんなさい、名前わからない~。

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 Madnessの文字が刺繡されたロングのスタジアムジャケット。ウォータープルーフになっているのが特徴だそう。それがどうした? シナシナ~と歩くお兄さんにピッタリな雰囲気の服でした。

 今までの路線通り可愛い部分をキープしながら、しっかりウェアラブルなアイテムを打ち出していたと思います。個人的にはロングのスタジアムジャケットが欲しいかも。でも、このメゾンは贅沢な素材を沢山使っていて、当然お値段お高め。ということで、あっさりパスです~。

明日はカルヴェン~

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by tomoakishimizu | 2013-06-27 16:19 | パリコレ | Comments(8)

ピューターの水差し&受け皿

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 昨日とは打って変わって、シンプルなデザインのピューター製水差しと受け皿をご紹介します。これ、もの凄く重くて質実剛健な感じ。受け皿も片手で持つのが辛いくらいです。

 パリ市内で行われていた古物市でゲット。売っていたのがアラブ人のオッチャンだったので、出所や製作年代を聞いても訳わかんないと思って聞きませんでした。

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 こんな風に百合の紋章が入っていますが、これがもっともらしくて微妙な感じ。本当に王家で使われていたんだかはナゾです。

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 フタのつまみ部分の細工もナゾ。かなり土偶チックで宇宙な感じ。何を表してるんだろう。

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 立体的な百合の紋章が入っている水差しとは違い、受け皿のほうは刻印を打ち込んであります。

 僕の推測では、20世紀に入ってからのものではないかと思いますが、そうでなかったら本当にブルボン王朝由来? もしそうだとしたら、あまりにも簡素なので王様が使っていたのではなく、召使いレベルだと思います。それにしては立派なんですけどね。もしかしたら本当に王様用? まさかそんなものが古物市で出回っているはずが無いと思うのですが。とにかく、不景気な今とは違って、お金が余っている&搾取がまかり通っていた時代のものであることは間違いなさそう。

 先述の通り、もの凄い重さで実用性には欠けますが、ここまで金属の無駄使いは今の時代では有り得ないので、これをご購入いただき、昔の人がいかに贅沢屋で力持ちだったかを実感していただきたいです~。


ダンベルとしてもお使いいただけます~

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by tomoakishimizu | 2013-06-26 19:09 | 生活用品 | Comments(7)

フローラルモチーフの水差しと桶

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 とうとうこんなものにまで手を出してしまいました。ホウロウ製ではなく、磁器製の水差しと桶。アリーグル市場でゲットです。あ、桶ではなくタライ? この2つってどう違うの???

 ホウロウだったらまだしも、磁器となると壊れやすいし、値段もそれなりになってしまうしでリスクが高いのですが、あまりにもきれいで抵抗しがたく、ついつい仕入れちゃいました。正にフランスらしいフェミニンで柔らかな曲線を描く逸品。部屋が広かったら自分で持っていたかった!

 売っていたムッシュによると、製作年代は19世紀末だそう。底にはスタンプ・刻印はなく、この華やかさからするとおそらくパリ焼(Porcelaine de Paris)とのこと。金線が剥げている部分があるのと、タライの底のピンク色がやや薄くなっている以外は欠けも割れもヒビも無い完品。どうして今の今までこんな状態で残っていたんだろうか、と感心してしまうくらいです。

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 もちろんモチーフは全てハンドペイント。手慣れた感じで、それなりに腕のある職人の手によるものであることがわかります。

 買ってくれる人いるんだろうか、買う人がいたらどんな人なんだろう? なんて今からワクワクしてます~。

どんどん商売人になっていってる自分が…

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by tomoakishimizu | 2013-06-25 20:35 | 生活用品 | Comments(0)

コッカースパニエル?

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 実際のところコッカースパニエルなのかどうか不明ですが、とにかく耳長ワンコのぬいぐるみです。パリ市内で行われていた古物市でゲット。

 素材はヴィスコースか何かの起毛素材を用いていて、舌がフェルト、中綿が木毛、目がガラス、鼻がプラスチック。60年代のフランス製と思われます。グラスアイは両脇に白目が付いている珍しいタイプ。

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 ご覧のように、鼻が一部破損している以外はまあまあの状態。汚れもそれ程なので入浴させないつもりです。

 両脇に白目が付いているグラスアイのぬいぐるみって、妙に人間っぽい表情だったりするので、もしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれません。訴えかけるような艶っぽい眼差しがクドくて、段々犬に見えなくなってきました。~。

ワンコを通り越した不思議な生物?

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by tomoakishimizu | 2013-06-24 19:48 | 犬シリーズ | Comments(0)

ベルリンベア

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 ベルリンのお土産品ベア。これについては全然詳しくなくて、何となくわかる範囲で書きたいと思います。

 体長19cm。化繊の起毛素材を用いて、中綿が木毛、目と鼻がプラスチック。王冠は紙製です。非常に簡素な作り。

 素材から判断するにそれほど古くなく、でも60~70年代の、壁が崩れる前のものだと思います。西ドイツ、東ドイツ、どちらで売られていたのかも知りませんでしたが、基本は東ドイツだったようです。とにかく生産コスト低めに抑えた感満載。そんなチープなところも味の一つなんですけどね。

 ベルリンベアは関西にスペシャリストが何人かいるので、これから少しずつお勉強していきたいと思います~。
 

皆さん教えてください(他力本願)~

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by tomoakishimizu | 2013-06-22 22:41 | クマシリーズ | Comments(0)

オシャベリクマ

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 見た瞬間ジワ~っと興奮を覚えたクマちゃん。パリ市内で行われていた古物市で見つけました。先ずこのブチャ可愛い顔にクラクラ。

 体長32cm。主素材がモヘアで、口のみフェルト、中綿はコットンと木毛のミックスで、目がガラス、鼻はプラスチックです。おそらく50~60年代のフランス製。

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 ほとんどの毛が抜けちゃっていて、口も怪しいことになっていますが、そこが何ともいえずチャーミング。

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 お腹を押すと口がパク~と動きます。こんな子初めて見ました。本当だったら自分のコレクションに加えたいところですが、やはり商品として買ったものなので、何も考えずに日本へ連れて行きます~。

そう、何も考えなければ良いのです~

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by tomoakishimizu | 2013-06-21 23:44 | クマシリーズ | Comments(2)

壁掛け三色ランプ

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 そろそろ新商品を、ということで今日ご紹介するのは、こちらの三色ランプです。パリ市内で行われていた古物市で購入。

 本当は対称のフォルムのもう一つと組になっていたと思われますが、残念ながらこれ一つしかありませんでした。この赤白黒の組み合わせはシリーズになっていて、他にも種類があるようです。

 おそらくは50~60年代のもので、フランス製であることは間違い無さそう。素材はプラスチックで、リュクスな部類に入るものではないですが、色合いとフォルムが洗練されていて素敵だと思います。僕も部屋に欲しいなぁ。飾る壁があったらの話だけど。

 シリーズで見せられたら、なんて思っているので、これから探してみるつもりです。これのシャンデリアとか無いのかなぁ~。
 

あってもデカ過ぎて持って行けないか…

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by tomoakishimizu | 2013-06-20 19:44 | 調度品 | Comments(0)