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ユリアナ・セルジェンコ 2013 春夏

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 この人のコレクションを忘れていました。大富豪の妻にしてフォトグラファー、デザイナーのユリアナ・セルジェンコ。会場は前回同様、シャンゼリゼに面したマティニョン劇場です。

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 ショーは昼に行われ、時間ピッタリに行きましたが、しばらくは開場せず。入り口にはロシア社交界を華々しく彩る富豪たちが集っています。その中に入っていけないし、入っていくつもりもなく、ただ第3者的に突き放して見ていましたが、一般人には無いフワフワした浮き草っぽい感じが滑稽で面白かったです。

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 『風と共に去りぬ』とか、『オズの魔法使い』、『トム・ソーヤー』などにインスパイアされた今シーズン。ランウェイ正面に大きな本の形をした大道具が見えます。僕はその脇に席を確保。元々席が無い、招待状すら持って無い僕でしたが、広報担当者に事情を説明して入れてもらい、席まで用意してもらっちゃいました。ま、ファッション通信は貢献してますから、それくらいやってくれたって当然だとは思います。そもそも席は全部埋まらないわけだしぃ~。

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 で、インタビューを事前に終えたフランス人スタッフがムッツリしていて、どうしたのか聞くと、ユリアナちゃんの態度が前回とは打って変わって、急にクチュリエール気取りになり、大して忙しくも無いのにインタビューできるかできないか、最後までジラしたそう。相当オカンムリでした。ということで、次回の取材は無いかもしれません。

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 ユリアナちゃんには申し訳ないけど、そもそも嘘から出たようなコレクションで、元々ファッションを勉強してない彼女には他のクチュリエのような情熱が無いのではないか、という疑いの目を向けたくなるような道楽っぽいコレクション内容。ショーを見るのはちょい時間の無駄的な感じもするのです。お遊びに付き合っている暇は無い。ちなみにこの写真のドレスは、『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラが着用した、カーテンで作ったドレスから着想を得ているようです。へぇ~。

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 一応大御所ジャーナリストは大集合していましたが、みんな心の中では「なめんなよ~」と思っていたに違いない。というのは僕の勝手な推測ですが。

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 ま、良かったところを挙げるとすれば、ロシアの画家ユーリー・ヴァスネツォフからインスパイアされたという刺繍モチーフが可愛かった点でしょうか。

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 音楽は映画のサントラの曲を中心にしていましたが、フィナーレの曲は何とロッキーの「Going To Distance」。もう大笑いしたいくらいでした。というか全部ぶち壊しな感じ。何故?

お金があってもセンスが無いと…

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by tomoakishimizu | 2013-01-31 23:25 | パリコレ | Comments(4)

アレクサンドル・ヴォーチエ 2013春夏

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 アレクサンドル・ヴォーチエのコレクションは、パレ・ドゥ・トーキョーで行われました。

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 イケイケでキラキラ~、スケスケでヒラヒラ~な作風は変わらず。協賛は・・・クリスタルのスワロフスキー、刺繍のルサージュ、シューズのクリスチャン・ルブタン、ファーのイヴ・サロモン。とくると、それだけで何となくコレクションのイメージが頭に浮かびますね。

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 キンタロー。ではなくて金太郎。あんまり布が必要ないのがエコな感じで良いのかも。

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 スリットのせいで、歩くと裾がめくれてしまうのは設計ミス。そもそもラッカー加工したレースは張りがあり過ぎて、スリットドレスには向かない素材かもしれません。今度は普通のレースでトライしてみて下さい。

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 総スワロフスキー刺繡のカクテルドレス。これだけで十分豪華ですが、何かが足らない。あともう一歩な感じ。

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 こちらのスリットはいい感じですね。アンジェリーナ・ジョリーでもいけそうです。でも新しさが無い。もう一工夫できそうだけにちょい残念。

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 スワロフスキーを刺繡したジャンプスーツ。ヴォーチエらしい、クチュールならではの力作でした。

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 こうして見ると、エコなドレスばかり。それはさておき、コレクションはいつもながらグラマラス一辺倒でした。でも、ファーストコレクションから見ている僕には同じことの繰り返しに感じられて、そろそろ飽きてきたかも。デザイナーが新しいアイデアを持ち合わせていないのかもしれませんが、もしかすると経済的なこともありそう。先述の通り、協賛ばかりで成立しているコレクションなので、きっとメゾンとして運営が大変なのでしょう。そうはいっても、今の今まで毎回皆さんの協力を得られているところは素晴らしいと思いますが。ただもっとお金出してくれる人が見つかれば、更に飛躍できるはずなのになぁ~。

お金が回ってないファッション業界です

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by tomoakishimizu | 2013-01-30 23:18 | パリコレ | Comments(0)

アルマーニ・プリヴェ 2013春夏

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 ジョルジオ・アルマーニ先生によるアルマーニ・プリヴェのショーは、シャイヨー宮のボールルーム(舞踏会用大広間)で行われました。テーマは良くわかりませんでしたが、各アイテムのフォルムやモチーフから、中近東~東洋にかけての影響が感じられました。

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 特に面白かったのが、孫悟空の如意棒のような筒型の装飾品が色々なアイテムに付いていたこと。おそらく、旅の間に携帯する手紙を入れるメッセージケースを想定したのではないかと思います。そう思うと、いつもながらのロマンティックさです。唐突すぎて変だけど。

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 こんな素材見たこと無い~と思うようなもの凄い生地のアイテムが連続して出てくるので、かなり楽しめる内容でした。

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 金襴緞子のようだったり、一歩間違えるとネクタイ生地のようだったりしますが、贅沢な素材使いはこのメゾンならでは。好き嫌いがハッキリしそうですけどね。

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 style.comのティム・ブランクスはアルマーニのコレクションが大嫌いなようで、ケチョンケチョンな評価で笑っちゃいました。ま、先端のモードを追い求めるとそうなっちゃうのでしょうね。こちらはボーダー状にスパンコールを刺繡したドレス。まるで漆のような光沢でした。

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 でもアルマーニという存在自体が人間国宝級で、彼が作る服は国宝とか重要文化財とは言いませんが、伝統芸能であるわけですから、そこはジックリと向き合い必要があると思うのです。こちらは最後のドレス。バゲットビーズとスワロフスキーを繋いだもの。本来ならばビーズのドレスは重々しくなりがちだけど、もの凄く軽やかな仕上がりで風になびいてヒラヒラしてました。凄い!

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 さて、もの凄く適当な写真で申し訳ないけど、セレブシリーズ。こちらは90年代のスーパーモデル、ステファニー・シーモアと大富豪ピーター・ブラントとの間の子供2人。右が長男で18歳、左が次男で15歳。ヒルトン姉妹、カーダシアン姉妹に続く注目のソーシャライツなんだそう。長男はオープンリー・ゲイとのことですが、見たところ弟の方がよっぽどゲイっぽい。だいたいそのジャケット何なのさ。

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 フランスの女優、エルザ・ジルベルスタイン。一緒にいた友達が「エ~、なんでこんなにオバァさんになっちゃったの?」とショックを受けていましたが、う~ん、大きく開いたシワシワの胸元はちょいキツかったかも。

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 ヒラリー・スワンク。この人に思い入れはありません。出演作も見たことないし。5~6年前だったか、彼女がロレアルか何かの発表会でパリに来ていた時期に、近所で1人でいるのを見たことがあって、結構小柄だなぁって思いました。

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 右のアルマーニの姪のロベルタはさておき、ユマ・サーマンです。昔は結構いい女優さんだなぁって思っていましたが、今はどうなんだろう。最後に見た出演作は『パルプ・フィクション』だったりして。酷いですね。

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 真打、アルマーニ先生です。ここまで頑張っているオジィちゃんって、他にカール・ラガーフェルドくらいしかいないのだから、残り少ない年月応援してあげて欲しいなって。あ、でも最近のカールのコレクションは微妙だと思いますが・・・。

先生、ちょっとしんどそうでした~

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by tomoakishimizu | 2013-01-29 23:24 | パリコレ | Comments(2)

アレクシ・マビーユ 2013春夏

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 アレクシ・マビーユのショーは、パリの東急ハンズとも呼ばれるBHVのはす向かいにあるパリ4区の区役所で行われました。

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 マビーユって、ここ最近ヘンテコリンなコレクションばかりで、すっかり見る気を無くしていた僕。その日の昼、フランス人のカメラマンの知り合いに会い「マビーユは行かないの?」って聞いたら「オエ~。行くわけ無いじゃん」って返事が来て笑っちゃいました。

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 そんなわけで全然期待して行かなかったのですが、これが結構良かったんですよ。

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 ランウェイ正面には紙で出来た大きな壷と花が飾られていて、これがなかなかの力作。

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 コレクションは、赤を差し色にピンク、ベージュ、アプリコット、グレーなど優しい色で統一。レースやプリーツのチュールなどを使い、とてもクラシカルに仕上げています。

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 ちょっとヴァレンティノっぽいのは否めないのですが、マビーユが古風なものを作ると、彼らしいモダンなエッセンスと相まって一際バランスが良くなると思いました。

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 でも、きれいなコレクションを発表してくれるのが4回に一回位なので、もうちょっと安定感が欲しいなぁって。オリンピック・クチュリエじゃ困るし…。

明日はアルマーニ~

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by tomoakishimizu | 2013-01-28 23:46 | パリコレ | Comments(2)

クリスチャン・ディオール オート・クチュール 2013 春夏

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 クリスチャン・ディオールのショーはチュイルリー公園内に建てられた特設テントで行われました。他のメゾンとは一切共用しない、ディオールのためだけに設営された会場。ミラーが張られているので、何がなんだかわからないと思いますが、いつものテントよりも天井が高くて立派でした。

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 ちょっと関係ないけど、公園内の噴水が雪と低温で凍結していて、その上をうみねこが歩いてました。時期が時期だけに、お腹を空かせているらしく、普段だったら近付くと一目散に逃げるのに、何か頂戴~って訴えるような目つきでこっちを見ています。

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 会場内はこんな感じで庭ができていました。シャネルもグラン・パレの中に森を作っていたようなので、偶然にリンクしましたね。

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 庭の花々からインスパイアされてクリエーションを開花させたムッシュ・ディオールですが、ラフ・シモンズは春という季節と花にイメージを求めたそうです。こちらがファーストルック。ドレープを配したシンプルなドレスですが、ボリューミーながらも軽やかにするのが難しく、そんなところにディオールの技術が光っています。

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 ディオールのシグニチャーであるバージャケットとパンツのセットアップ。今までのスモーキングとは違って、極力パンツをスリムにしてモダンに見せています。

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 黒でライニングしながら、オーガンジーをバイアスに配したドレス。ラフ・シモンズらしいグラフィカルな作品です。

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 直線的なラインは、何となくジャポニズムを想起させます。今シーズンの特筆すべき点は、普段は明確に分業しているドレスのアトリエとスーツのアトリエが、一つの作品のために共同で作業を行ったこと。

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 コートとドレスをミックスしたルックや、ビュスティエとパンツを組み合わせたものなど、クチュールの世界ではあまり見られないコンビネーションが多数登場。それぞれのアイテムに斬新なアイデアがちりばめられていて、アーティスティックな世界観を出していました。

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 ドレープを斜めに配して肌を露出した、とってもフューチャリスティックなドレス。

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 黒のトップスと花を刺繡した、ややスポーティなドレス。スカート部分のボリュームの出し方に注目しちゃいました。

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 この色の組み合わせは去年発表されたプレタ・ポルテでも見られましたが、ぼくはあんまり好きじゃないかも。他の色にしたらもっと可愛くなっただろうなぁ、と思いますが、そういう問題でもないのか。

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 コクーンシルエットの刺繡ドレス。これ、本社のウィンドーに飾られているのを間近で見ましたが、刺繍が未来っぽくて不思議な感じでした。

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 バックサイドにボリュームを出したドレス。この辺はクチュールらしくて結構好きなシリーズです。

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 オーガンザを重ねてウエストからボリュームを出した刺繡のドレス。シルエットに新しさを感じます。

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 今シーズンの特徴ですが、スーツは身体にピッタリの超細身で、ドレスは構築的なフォルム。特にドレスはアート作品のようなカッティングで、よくこれだけのボリュームを出せたなぁ、と感心するものばかりでした。そして刺繡1つ取っても、もの凄くフューチャリスティックでアーティ。先進性という点では何一つ文句を言えない、やや荒削りな部分は見られたもののパーフェクトに近い出来のコレクションだったと思います。実際にジャーナリスト達は手放しで褒めちぎり、多くのページを割いて高評価を下しています。でも、僕としてはやっぱり納得できない部分が沢山。それは単に僕の頭が硬くて古いからなのでしょう。というか、今までのディオールのイメージに引っ張られている可能性大です。しかしながら、フランスの1,2を争うクチュール・メゾンで、いきなり未来的なコレクションを見せられると戸惑ってしまいます。何よりも、今までのクチュールの顧客はこういった新しさを求めているのだろうか、と思うのです。先ずはメゾンの原点に立ち返って、温故知新でクリエーションを始め、新しいことは徐々に出していく形の方が、新生ディオールとして馴染んでいきやすいのではないかと思うのですが、そうもいかないのがこの業界の難しさ。新しさを求めすぎるのも微妙だなぁと思いました~。

明日は意外と良かったマビーユ~

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by tomoakishimizu | 2013-01-27 22:12 | パリコレ | Comments(6)

アトリエ・ヴェルサーチ 2013 春夏

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 サン・ローラン・パリのショーと同夜に、アトリエ・ヴェルサーチのショーが行われてオート・クチュールがスタートしました。会場は元リヨン銀行本店の商業施設。ファーストルックはこの方、クリステン・マクメナミーです。ゴールドのライニングには24Kの金を使っているのだそう。へぇ~。

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 セレブが沢山来るものと思っていましたが、着飾った顧客ばかりでした。ま、それはそれでクチュール・メゾンとして健全な姿だと思います。

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 コレクションは相変わらずイケイケでハデハデ、ヒラヒラでスケスケみたいな感じ。いつものスタイルなので見ていて安心です。

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 基本的に路線は変わらず、伝統芸能と化していますが、変わらない強さも大切だと思うのです。と、肩を持ちたくなる僕。

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 やっぱりこのスタイルって、中近東生まれの僕には琴線に触れるところがあって、理解しがたいかもしれませんがとってもワクワクする・・・。石油産出国系の女性が再前列に陣取っていたことからも、ドナテラ様という人はアラブ人女性の心を捕らえる術を熟知しているのだと思います。

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 この最後のステラ・テナントは、何となく似合ってないなと思いました。ステラはパンクっぽいイメージで出てきた人ですが、所詮貴族でお嬢様だし、かなり男っぽいので、シャネルとかヴァレンチノのスーツスタイルが合っていると思います。やっぱりヴェルサーチはビッチな人にピッタリ。

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 こういう服、好きな人いるだろうなぁ、とか、こういう人が着たら似合いそう、なんて思うことは最近なかなか無いのですが、ヴェルサーチは方向性がはっきりしていて女性像をイメージしやすいです。

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 ドナテラ様。遠目から見た方が戸惑わないで済みますね。そういえば年末に「整形して様変わりしちゃった有名人ベスト10」なんていうくだらない番組をやってて、ついつい見てしまったのですが、ドナテラ様もトリ・エイモスなんかと一緒にしっかりランクインされてました~。
 
明日はディオール~

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by tomoakishimizu | 2013-01-25 23:58 | パリコレ | Comments(0)

サン・ローラン・パリ 2013/2014 秋冬

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 昨日のディオール・オムつながりで、今日はサン・ローランです。ディオール・オムで世界的に注目されるデザイナーとなったエディ・スリマンが、古巣に戻って初のメンズ・ランウェイショー。彼らしいロック・テイスト全開でした。

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 ロックといっても、エディがリアルタイムで知っているグランジスタイルや今活躍するミュージシャンに、60~70年代のガレージロックのイメージなどを重ねている感じ。

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 見て直ぐの印象が、「わぁ、オーソドックスなアイテムばかり~」。ディオール・オムでもそうでしたが、突飛なものは少なく、スタイリングで新しさを見せるのが彼のスタイル。それを今でも守っているようです。要するに昔のディオール・オムのようなコレクション。

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 僕の周りでは賛否両論。「これは売れるでしょう~」という人と、「あそこまでノーマルな服で高かったら誰も買わない」という人がいて、僕の個人的な意見だと、このご時世では後者の方になるかも。でもそれはフタを開けてみないと全くわからない話。「スタイリストが後押し→日本で大流行」というのが今までの図式で、ディオール・オム時代のエディを知らない若い世代が支持する可能性は十分にあるかもしれません。

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 会場はランウェイ正面にスピーカーが付いた円形の機械が置かれていて、それがメリーゴーランドのようにグルグル回っていました。これもディオール・オムで見たような装置。時計と反対回りだったので、それが気になって仕方なかったです(笑)。

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 今日のセレブ。左はPPRの社長フランソワ・アンリ・ピノーの妻で女優のサルマ・ハエック。右はオランド大統領のパートナー、ヴァレリー・トリールヴァイレールです。彼女にだけ、サン・ローラン社から服を貸与する”着せ込み”をしたそうです。それはともかく、彼女の苗字が難しすぎ。オランドの任期の最後まで覚えられなさそう。早く結婚して下さい~。

今日でクチュール終了!

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by tomoakishimizu | 2013-01-24 18:06 | パリコレ | Comments(0)

ディオール・オム 2013/2014秋冬

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 ディオール・オムのショーは、バスティーユに程近いギャルドゥ・レピュブリケーヌで行われました。ここは共和国親衛隊の本拠地で、騎馬隊の練習場にもなっている場所。ベルばらで例えるとオスカル様がいた場所です。ま、実際にはいませんでしたが、そんな風に考えるだけで日本人にとってはアガりますね。とにかく町なかとは思えないほどのだだっ広さです。

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 こちらがショー会場となる建物。多分、乗馬の屋内練習場。乗馬、一度だけトライしたことがありますが全然ダメでした(笑)。

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 コレクションは、全体的に軍服をイメージさせるものが多く、そこに○の中に△が入ったモチーフが散りばめられていました。音楽は80年代のポエトリーリーディングのアーティスト、アン・クラークの『Our Darkness』の一曲使い。

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 このモチーフ、どことなく秘密結社めいてますよね。デザイナーのクリス・ヴァン・アッシュは社長から、「会員の皆さんのご愛顧を願って、今シーズンはこれで行ってちょうだい~」って指示されたのかしら? なんて思ったのですが。勘ぐり過ぎでしょうか。 

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 最後は○△モチーフのジャカードニットで締め。ショー終了後、ファッションエディターの友人が「ガッカリ、ワースト」を連呼。そんな風に言われると、ついつい肩を持ちたくなる僕で、素材の豪華さとカットの美しさ、そして何よりも最高の技術に裏打ちされた作りの素晴らしさを力説してみました。

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 言われてみれば、確かに2~3のアイデアの繰り返しで単調な部分はあったものの、やっぱりクチュールメゾンならではの威厳と強さが服から立ち上ってくるように感じます。ま、僕にお金があったとしても買わないタイプの服ですけどね。

結局あんまり褒めてない?

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by tomoakishimizu | 2013-01-23 18:33 | パリコレ | Comments(2)

ドリス・ヴァン・ノッテン 2013/2014 秋冬 

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 ドリスのショーはパレ・ドゥ・トーキョーの半地下の大きなスペースを使って行われました。エスニックなテイストはドリスの得意とするところで、今回もカシミールショールの柄に登場するペイズリーをモチーフに、様々な素材とアイテムを組み合わせたレイヤードを見せていました。

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 特にコイルとビーズを組み合わせたインド刺繡のアイテムが目を引き、この写真のようなマフラーの他に、シャツ、ブルゾンなどが登場。

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 こちらはカシミールショールのモチーフを拡大したプリントジャケット。「昼と夜、男性と女性、内と外、無地と柄、簡素と装飾、型破りな奇抜さと従来の伝統」といった究極の相反性がキーワードになっているようです。

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 極端に違うものを組み合わせるにはバランス具合が肝要になってきますが、その点ドリスは非常に巧みにこなしていて、いつもながら見ていて安心。突飛なアイテムは少なかったものの、安定したエレガンスを見せていました。

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 ショールームでは「注文できるよ~」なんて言ってもらえましたが、ひとまずヴィヴィッドカラー好きの僕なので今回はパス。次回の春夏に期待したいと思います~。

クチュール3日目に突入~

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by tomoakishimizu | 2013-01-22 19:03 | パリコレ | Comments(0)

ヨウジヤマモト 2013/2014 秋冬 

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 ヨウジヤマモトのメンズコレクションは、いつも通りパリの自社ショールームで行われました。スコティッシュ・バグパイプの音楽と、どこかアジアの国の歌謡ロックが交互にかかって、ヘンテコリンな世界観を描き出していました。一聴すると韓国語っぽいんだけど、頭の中で僕が持っているチョー・ヨンピルのLPと比べてみても、やっぱり彼の音楽の方が断然洗練されているので、きっと韓国ではないと思いました。となりに座っていたパリのジャーナリストのNさんが「シャザメってみたら?」とかいうので、僕のi-Phoneアプリのシャザムを作動させたけど、あと一歩で遅かったです。残念。

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 ショーを見ている間は音楽に気を取られてしまって、服の印象が薄かったのですが、写真を見返してみると、遊びだらけという感じでかなり可愛いじゃん~と思ったり。

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 で、今回は新ライン「REGULATION Yohji Yamamoto MEN」の服も同時に発表されました。その新しいラインですが、資料によると「統制・規則といった言葉を連想させる“制服”と、従来の美に対する価値観や偏見に決して屈しない「不良」の精神を大人になっても持ち続ける男たち“STAY WILD”をテーマに、男の服のあり方をパーソナリティへと投影させてきた山本耀司が、自由を愛し彷徨する男たちの着る制服を提案します」ということです。皆さん「不良」とか「ちんぴら」とか好きですねぇ。ま、僕も違う意味で不良なんでしょうけど(笑)。

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 それにしても、新ラインをミックスして出していたので、どれがそうなんだかわかりませんでした。

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 耀司先生。一生不良でありたいという態度を示し、それを貫いているのは凄いことなのかもしれません。僕の場合はどうありたいんだろうか、と思うと、「不良」とか「優等生」とか、そういった単体の言葉では表現できないし、何か1つの言葉に拠り所を見つけられません。それを考えると、1つの言葉で自分を表現できるというのは、とってもシンプルで強いことなのかもしれないなぁって今思いました~。

自分のキーワードを探してみます~

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by tomoakishimizu | 2013-01-21 19:26 | パリコレ | Comments(4)