<   2011年 09月 ( 25 )   > この月の画像一覧

ドリス・ヴァン・ノッテン 2012春夏

e0074478_2333496.jpg
 ドリスのコレクションはシャイヨー宮のボールルームで行われました。招待状は夜景を写した大きなポジ。

e0074478_2335232.jpg
 コレクションは、ドリスが得意とするプリントアイテムのオンバレードでした。19世紀の風景の銅版画をプリントしたもの、このワンピースのようにフローラルプリントを主にパッチワークしたもの、南国の植物をプリントしたワンピースなどが登場。その他に刺繍を施したマタドールジャケットも美しかったです。

e0074478_2341064.jpg
 そして招待状のポジと同じような、夜のビル街の写真モチーフのアイテムがザっと出てきました。でも夜景の写真自体がかなり寂しい感じで、意外と地味な印象。

e0074478_2342027.jpg
 その夜景からイメージしたクリスタル刺繍もあまり派手さがなくて、これだったらもったいないから刺繡しなくてもよかったかもぉ、なんて思ってしまいました。

e0074478_2343161.jpg
 もっと激しいアイテムが2~3点あったら、コレクション全体が引き締まったような気がしましたが、このくらいの抑えた感じが良いのかもしれません。ひとまず日本の中では、海外ブランドで一番売れているのだそうで、日本人受けはしそうです~。
 
今からマルジェラへ行ってきます~

http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-30 23:05 | パリコレ | Comments(0)

リミ・フゥ 2012春夏

e0074478_1621321.jpg
 昨日の1つ目のショーはリミ・フゥ。会場はここ最近ずっとお父上の会社のショールームを使っています。冒頭のモデルが細長い旗を持って登場。そこには「世界の天才的な医者たちよ、立ち上がれ! 日本の子供はあなたたちの助けを必要としている」と書かれていました。

e0074478_1623572.jpg
 様々なアイテムがランダムに登場する形で、多分今回も特にテーマを決めてはいなかったのではないかと思います。でも全体を通すと、しっかりとリミ・フゥの方向性が見える、という感じでした。いつも以上にポップでフェミニンな印象。

e0074478_1624784.jpg
 モノクロームなアイテムもそれなりにありましたが、今回はコバルトブルー、レッド、イエローなどフラッシーな原色が目立っていました。

e0074478_1625948.jpg
 招待状にはニップルシールが貼りつけられていました。「こういう風に使ってください」という一例?

e0074478_1631232.jpg
 このサテンのシリーズには、良い意味でビックリさせられました。毎回今までのイメージを微妙に壊しているところが素敵。次回は何をやってくれるのだろうって期待できますからね~。

今から注目のカルヴァンへ行ってきます~

http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-29 16:03 | パリコレ | Comments(0)

アントニー・ヴァカレロ 2012春夏

e0074478_18184472.jpg
 とうとうパリコレがスタートしてしまいました。1つ目のショーは、今年ファッションコンクールのアンダムで大賞を手にしたベルギー出身のアントニー・ヴァカレロです。作風はイケイケなボディコン。って、表現が乱暴か。

e0074478_1819528.jpg
 何だか良くわからない構造の服が多くて、僕なんかは眉をひそめちゃいました。風が吹いたらめくれ上がって大変なことになりそうです。

 某新聞社の女子記者は「格好良かった~」と声を上げていましたが、「ねぇ、あれ着るわけ?胸見えちゃってどうすんのよ?」と問い詰めると「下にタンクトップ着ればいいじゃぁん」だって。そうなんだ。そうやって応用するんですね、女子は。

e0074478_18205047.jpg
 新人デザイナーのショーなのに、見事にスーパーモデルのオンパレードでした。でこの人、カーリー・クロスちゃんは最後に登場。アシメトリーの難易度高いドレスを着こなしてます。こりゃ一般人には無理ですね。いえ、下にレギンス履けばいいんです、きっと。

e0074478_182132.jpg
 フィナーレで、スーパー中のスーパーモデルを伴って登場したアントニー・バカレロ。この人、見た目は割りと真面目そうで、デザイナーにありがちなドラッギーな雰囲気はなく、多分ゲイではなくストレートだと思います(現在調査中)。ちょっとボンヤリした感じが母性本能をくすぐるようで、女性からの引き立て運がありそう。これからスターの階段をどう上っていくのか、じっくりと観察したいものです。

e0074478_18211568.jpg
 オマケ。会場に来ていたルー・ドワイヨン。ミニ丈ワンピを着ていたので、こんな写真が撮れました。やっぱり脚長い! 隣は多分息子。ルー・ドワイヨンってセレブなのに下町に住んでて、僕が通っている市場に近いので良く見かけます。バスで一緒になることもあったり。で、この前見かけた時はオバアさんにタバコをねだられてて、親切にも1本あげてました~。

今からリミ フゥへ行ってきます~

http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-28 18:24 | パリコレ | Comments(0)

黒い手の壁掛け花瓶

e0074478_23204713.jpg
 60年代のものと思われる壁掛け花瓶です。卓上用の立った状態の手の花瓶はわりと見かけるけれど、壁掛けになっているのはかなりレア。

 写真だけだと構造がわからないと思いますが、手のひら部分に丸く穴が開いていて花を挿せるようになっています。

 実際に壁に飾ったら素敵なんだろうけど、紐や針金を通す穴が壊れかけていて飾る気が起きません。なので飾り棚に入れっ放し。う~ん、ちょっともったいないなぁ。あの壊れかけの穴を何とか直せないかと思いますが、やったことないのでずっと足踏み状態。陶器用のパテを使うしかないのでしょうか。誰か教えて下さい~。

実は今日からパリコレです~

http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-27 23:22 | 調度品 | Comments(2)

サルとリーゼント男のミルクピッチャー

e0074478_21503839.jpg
 ブルターニュ通りで行われていた古物市で購入したミルクピッチャーです。売っていたのはフランス人のムッシュで、セミプロみたいな人。他にも陶器を扱っていましたが、これだけがずば抜けて古くていいものでした。セミプロなのでかなり安かったです。同じ日に他のスタンドでこれと似たようなものを見つけましたが、もの凄く高いことを言われて驚きました。

 立体的な動物モチーフというところで、台湾のフランツを彷彿とさせますが、リーゼント男のせいもあってこちらの方がかなりキッチュ。

 まあ、ミルクピッチャーとしては微妙で、これを使っても飲み物は美味しくならなさそうですね(笑)。やっぱり使えないグッズかも~。

戸棚に飾ります~

http://blog.with2.net/link.php?153914

 
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-26 21:51 | 生活用品 | Comments(4)

ボーヴェ刺繡のサンプル

e0074478_16384357.jpg
 とにかく面積を埋めるのに時間がかかるため、今となってはほとんど使われなくなったボーヴェ・ポイントの技法を使った刺繡サンプルです。

 北の街、ボーヴェ出身のタペストリー職人が1664年に開発した技法だそうで、細かいニュアンスをつけやすいためか、動植物の自然モチーフを多用してロココ時代に花開きました。

 僕、このボーヴェ刺繡が本当に大好きで、見るだけでテンションが上がります。繊細だし、どんな色を使っていても重厚で華やかに見えるのが素敵。

 このサンプルは、本の中でも紹介しているサラのお店で10年以上前に購入。写真では見えませんが、糸会社DMCの色番号が書かれています。第二次世界大戦直後くらいのものでしょうか。

 実はこれ以外にもサンプルを山のように持っていて、でも用途がないのでたまに引っ張り出して眺めるだけです。他にもボーヴェ刺繡のバッグやショール、手袋など、アイテムになっているものもタンスの肥やしになってます~。

結局どれも使えないものばかり~

http://blog.with2.net/link.php?153914

 
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-24 16:39 | 服飾 | Comments(4)

花芯ティアラ

e0074478_17415560.jpg
 花芯と同じ素材を利用したティアラです。買ったのは10年くらい前で、場所はパリ郊外の古物市。売っていたのは北アフリカ系のムッシュで、ティアラの他にも帽子を沢山売っていて、大量のストックを譲り受けたのでしょう。その後彼の姿を見ないので職替えしたのかも。

 おそらく50年代のもの。タグが付いていたので新品です。台座の付いたラインストーンに針金を通したものを所々に散らしながら、造花用の花芯をつなぎ、シルクの糸を巻きつけて作ってあります。これ、かなり大変な作業です。

 ショーメのティアラを買えない人がこれを被ったのでしょうが(笑)、いずれにせよ一回使ってお終りですからね。ショーメのティアラだろうがこの花芯ティアラだろうが、もったいないことには変わりがありません。

 で、使い終わったティアラはどこへ行くか。ノルマンディ地方では、グローブと呼ばれる大きなガラスケースの中に入れて生涯飾っておいたようです~。

離婚が少なかった時代の遺物?

http://blog.with2.net/link.php?153914

 
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-23 17:42 | 装飾品 | Comments(0)

1910年代の総ビーズ刺繡バッグ

e0074478_21474072.jpg
 このバッグは本の中で紹介されていません。目利き術のページ用に候補として写真を提出しましたが、バッグが多すぎたので編集の段階で落とされたようです。でも実は表紙の中で使われています。目を凝らして探してみて下さい。ってど真ん中にあるので直ぐにわかるか。

 買ったお店はクリニャンクールのデルフィーヌのお店、D.B.。もちろん本でも紹介しています。フランの時代だったので、かれこれ13~4年くらい前でしょうか。裏側が破けているし、結構いい値段だったので2週間くらい悩みましたが、コントラストの美しい色使いが大好きだったし、口金の精巧さに惹かれて買ってしまいました。

 昔の方がお金使ってますね(笑)。今は「良いものをいかに安く買うか」にばかり関心が行っているので、こんなお宝に巡り合うことはほとんど無いかもしれません。でも、高くても絶対的に良いものは沢山あるわけで、そういったものに出会った時にはバシッとお金を出せるようにこれから頑張ります~。

いつの話になるかナゾですが~

http://blog.with2.net/link.php?153914

 
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-22 21:48 | 服飾 | Comments(0)

1930年代のドレス

e0074478_126017.jpg
 今回本の中で自分のコレクションを紹介できたのは良かったのですが、ちょっとした説明文を添えるだけで、買った時の状況や詳しい情報を書けなかったのがフラストレーションでした。ですので、ここしばらくは主だったアイテムに限って、本の中では書けなかった詳細を書いていきたいと思います。

 これはクリニャンクールで購入した30年代のドレス。確か3ユーロでした。ビーズは取れている箇所がいくつもあるし、所々切れているので状態としては今一つ。お店の人も簡単に売れず困っていたのかもしれません。でもオンボロではないので3ユーロは安いですね。

 アールデコ様式のモチーフで、ジャポニズムの影響といえるかもしれませんが、この色合いからすると、もしかしたらアフリカのモチーフという可能性もあります。どうなんだろう。やっぱり日本の着物柄なのでしょう。

 切れている部分を繕って洗濯し、ビースを刺繡し直そうなんて思って10年くらい経っています。文化服飾博物館の学芸員の方が、歴史的価値ある服は洗ってはいけないと言っていたので、多分このままにしておくはず。これ持っててどうするの?って声が聞こえてきそうですが、こんな状態じゃ博物館に寄付できないし、蚤の市展では売れないし、やっぱりタンスの中に閉まっておいて、たまに眺めてニタリとするしかないようです~。

ただの観賞用じゃもったいない?

http://blog.with2.net/link.php?153914

 
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-21 23:23 | 服飾 | Comments(2)

ロエベのクラッチ

e0074478_0391729.jpg
 ロエベのボックス型クラッチバッグです。これも僕の本の中の目利き術ページで紹介しています。

 かなり前、通貨がフランの時代に買いました。これも昨日の聖遺物箱同様いい値段でしたが、今思うと安かったかも。買ったところは、本の中でも紹介していますが、クリニャンクールのサラのお店。

 モチーフはアールヌーボー風で、僕はこれを見る度にカタロニア音楽堂を思い出してしまいます。でも作られたのは多分50年代。戦前にこんな形のクラッチバッグは無かったはずなので。

 ビーズの他に吹きガラスのパールが刺繡されていて、かなり繊細なものです。写真では見えませんが、バッグの周囲はエナメルで花模様がハンドペイントされています。ああ、写真撮っておけば良かった~。もうタンスの奥なので出すのが大変!

不親切な記事ですみません~

http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2011-09-20 23:26 | 装飾品 | Comments(0)