<   2010年 07月 ( 26 )   > この月の画像一覧

ベカシーヌ 大バージョン

e0074478_2217112.jpg
 ブルターニュ地方のお手伝いさん、ベカシーヌのお人形です。以前同じベカシーヌで小さいバージョンと、『9月17日の巻き』ではもう少し大きなバージョンを紹介していますが、この子は体長40cmでさらに大きいです。

 出所はパリに住む日本人の友人。彼女が自分のアパート近くのゴミ捨て場を通った時、この子がご覧の通りの無残な姿で捨てられているのが目に入り、パッと頭に浮かんだのが僕の顔だったようです(笑)。しかしこれだけ荒れてたら、誰も拾わなかったでしょうね。

 これ、仲間内で集まった日系中華料理店で渡されたのですが、始めて見た時思わずドン引きしちゃいました。顔と腕が虫食いに遭っているんですけど、う~ん、僕だったら拾ったかなぁと自問自答。でもやっぱり、虫食いベカシーヌでもベカシーヌには変わりないし、少なくとも50年は経っていると思うので、拾っただろうなぁ。
 
 虫は目のペイント部分を避けて布地を食べているのですが、目だけ残っているのがちょっと不気味ですね。中の綿を抜いて洗い、顔と腕を作り直して目と眉をペイントする。かなり大変な作業です。今年中にできるかなぁ。

 顔と手の布地は自然素材に見えないのですが、意外とシルクなのかも。ジャージーっぽく細かく織られている布で、やや特殊な感じ。どこで売っているのかさっぱり見当がつきません。あ、今度人形作家の友人に聞いてみることにします。意外と日本に売ってたりして~。

情報提供よろしくです~

↓一日一ポチッ~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-30 22:19 | 人形シリーズ | Comments(4)

ディオール・ジョワイユリー

e0074478_22273767.jpg
 ディオールのファインジュエリーラインのプレゼンテーション会場は、ヴァンドーム広場のブティックではなく、モンテーニュ大通りの本社サロンで行われました。9月にグラン・パレで行われるアンティーク・ヴィエンナーレには、新作を交えた150点を出品するということですが、今回のジュエリーデイではその中からセレクトしたものを公開。で、今日紹介するものは、以前のコレクションのものばかり。それでも、デザイナー、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌのクリエーションの面白さを堪能できると思います。

 ヴァンクリーフとは違って、ここでは作品を壁の中にはめ込んでプレキシグラスの板でさえぎって完全に密閉した状態にしていたので、顔を近づけてジックリ見られないのが残念でした。

 上の写真は食虫植物をモチーフにしたペンダントトップ。真ん中の赤いルビーを押すと、上下にパカッと開いて、ハート型のルビーが出てくるのだそうです。他の宝飾メゾンには見られない、耐久性に優れたエナメルを使っているのもヴィクトワールのデザインの特徴。このエナメル加工は極秘技術なんだそうです。

e0074478_22275656.jpg
 こちらはマルチカラーの石をはめ込んだネックレス。色石をここまで大胆に組み合わせてしまうのも、ヴィクトワールだからできる芸当。他のメゾンだったら躊躇してしまうでしょうね。

e0074478_22281171.jpg
 ダイヤの粉が吹いているかのようなバラネックレス。来年のディオールは、レディースとジュエリーについては特にバラをモチーフにしたアイテムが沢山出てくるとのこと。ちょっとしたバラブームになりそうです。

e0074478_22283357.jpg
 ヴィクトワールの傑作! これ、ブレスレットなんです。猿以外に後ろ側に動物が付いていて(それが何だったか忘れちゃいましたが)、もの凄くゴツイけど、思わず「カワイイ~」と声を出してしまいました。

明日から古物に戻します~

↓応援よろしくお願いします~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-29 22:31 | パリコレ | Comments(0)

ブシュロン

e0074478_21344470.jpg
 ヴァン・クリーフの後はブシュロンへ突撃~。誘惑する女性像をイメージした、官能的なコレクションを見せていただきました。このイヤリングは珍しく羽を使ったもので、化粧用のパフをかたどっています。大き目のサファイアを真ん中に配置したペンダントトップもあって、そちらはブローチとしても使えます。脱着可能で、ブローチになったりヘッドドレスになったり、色々と違う使い方ができるアイテムが多いのもブシュロン製品の特徴だとか。

e0074478_2135979.jpg
 このネックレスのタイトルは『シックな下着:肌をかすめるような・・・』。って書くと、何だか三文エロ小説のようで卑猥な感じがしますが、フランス語で読むとそれなりのイメージで捉えられるから不思議です。資料には「スカートの下からレースのガーターが見え隠れしたり、ビュスティエのモチーフが胸元でチラつくと、一人以上の男性を惹きつけるものです(直訳)」とか書いてあって、アレレ?って感じですが。流れるようなダイヤの配置が美しく、これはブシュロンが誇る技術の一つだそうです。グリーンの涙型の石はエメラルド。

e0074478_21352839.jpg
 こちらは『奪われた口づけ:禁断の果実の味』というすんごいタイトルが付いているネックレス。ダイヤとルビーとピンクサファイアを使っていて、お値段も億超えです。とにかく流線型が美しい~。

女を武器にさせる宝飾品?

↓応援クリックお願いします~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-28 21:36 | パリコレ | Comments(0)

ヴァン・クリーフ&アーペル

e0074478_2324181.jpg
 ショーメのダンスパフォーマンスに辟易しながらも、配給されていたシャンパンを飲んでダウンした気持ちを誤魔化し、2回くらいお代わりして元を取り(最初からタダだけど)いざヴァンクリへ。ちなみにシャンパンはリュイナールで、ここではいつもこの銘柄がサーブされます。1本30ユーロちょっと。下手するとぬいぐるみが30匹買えちゃう計算。ってやっぱり金銭感覚が破壊されてるかも。ちなみにリュイナールはルイ・ヴィトンの持ち物で、ショーメも同じグループ。ただの癒着?いえいえ、グループ内で持ちつ持たれつです。会長さんのアルノー氏はヨーロッパ一の富豪になったそうな。その資産総額は推定2兆5千億円。ぬいぐるみ何匹買えるんだろう。あ、こんなこと考えている時点でダメ人間ですね(苦笑)。

 話を戻して。ヴァンクリのジュエリーはいつもファンタジックなので、個人的に見るのを楽しみにしているメゾンの一つ。

 今回のテーマはジュール・ヴェルヌ。世界初のSF小説『海底二万里』を書いた19世紀のフランスの作家です。丁度日本から来ていた放送業界の人のマイブームもジュール・ヴェルヌで、もしかしたらこれからジュール・ヴェルヌが「来る」のかも。実は僕、一つも著作を読んだことないのですが、書かれている内容は19世紀から見た未来を的確に予測しているのだそう。先述の放送業界の人いわく、ヴェルヌは宇宙人だった可能性があるとのこと。ま、そこまで言わなくても、予言者というか、予知能力のある人だったに違いありません。

 で、ジュエリーの方ですが、『海底二万里』『気球に乗って五週間』『月世界旅行』の3つのストーリーから着想を得ています。最初の写真が『気球に乗って五週間』の気球。確かターコイズとダイヤだったと思います。

e0074478_23242460.jpg
 こちらは『海底二万里』のアザラシ。お魚を追いかける姿がカワイイ~。

e0074478_23244535.jpg
 こちらは見ての通り、ペンギンの群れ。こういう抑え気味のファンシーなデザイン、素敵だと思います。四角の石はパライバ・トルマリン。

e0074478_2325569.jpg
 こちらは鯨で、この潮の部分は可動するのだそうです。いや~凄い技。

e0074478_23252565.jpg
 『月世界旅行』から着想を得たコスミックなデザインのネックレス。ゴールドに輝くフリンジ部分ですが、これは金ではなくてイエローダイヤモンド。イエローって通常は価値が低いのですが、これだけキレイな色味だと希少価値が高いはず。

e0074478_2325418.jpg
 いや~、凄かったぁ、さすがヴァンクリ、なんて感心しながらブティックを出ると、丁度ベテランジャーナリストのOさんに遭遇。「こんな貧民をコキ使って作った宝飾品、どうすんの」みたいなことを笑いながら言うのですが、僕もいつもそんなことを考えているので思わず同意してしまいました。でもふとウィンドーを見ると、こんなネックレスが飾られているではないですか。「はぁ~ん。やっぱりキレイ~」なんて眺めてたら、先述のOさん、「こんなものよりも食べられる本物のブドウの方がいいなぁ」とのたまうので僕はすかさず「ワインの方が断然いい~」。

あ、ワインじゃなくてシャンパン~

↓今日もポチッとお願いします~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-27 23:28 | パリコレ | Comments(8)

ショーメ 

e0074478_23423653.jpg
 オートクチュール最終日はジュエリーデイと称して、ヴァンドーム広場に面した宝飾店がジャーナリストたちに向けてブティックを開放します。普段はヴァンドーム広場なんて全然用事が無く、パリコレの時以外は通り抜けることさえありません。あんなに広いのに風の抜けが悪くて、通るだけ息苦しくなるんですよね。でも半年に一度くらいは目の保養をしてもいいかなと思って、疲れた身体に鞭打っていそいそと出かけます。

 ショーメはティアラで有名な1780年創業の宝飾店。革命後はナポレオン1世御用達になり現在に至ります。って大雑把ですね。

 この日のプレゼンテーションは美術館スペースで行われ、ティアラなど新作を身に着けたモデルたちが音楽に合わせて踊る、というスペクタクルを見せてくれました。これがつまらないの何のって。超時間の無駄。ヘラルド・トリビューンのジャーナリスト、スージー・メンキスなんて怒って帰っちゃったそうです。

e0074478_2343495.jpg
 それが終わってから隣の部屋で、こんな風に近くで作品を見せてくれました。最初からこれだけにすればよかったのに。

e0074478_23433864.jpg
 アップ写真。何だか良くわからないけどゴージャスです。アメジストとダイヤでしょうか。搾取の賜物ですね(笑)。

e0074478_23435351.jpg
 ティアラはいいけど、もうちょっとキレイなモデルさんを揃えて欲しかったです。これでは宝石が泣きますよ~。

というか、メイクが下手なの?

↓応援お願いします~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-26 23:47 | パリコレ | Comments(4)

ブルガリ&イザベラ・ロッセリーニ コラボバッグ発表パーティ

e0074478_21434259.jpg
 ゴルチエのショーが終わってから、ジャンタミノーというオランダのデザイナーのショーへ行きましたが、結果は今一つ。それからラビ・ケルーズというレバノン人のデザイナーのショーへ。オーガナイズが悪いし、会場は暑いし、ということは差し引いてもやっぱり今一つ。でもロゼのシャンパンを出してくれたので許そう。

 で、その足でジョルジュ・サンク大通りのブルガリへ。イザベラ・ロッセリーニがデザインしたバッグの発表パーティです。

 本人がやってくるというので、初イザベラの僕はにわかに高まるものを感じます。ドルチェ&ガッバーナのキャンペーンとかデヴィッド・リンチの「ブルーベルベット」とか、全部80年代終わりから90年代初めですが心に残るものばかり。

 本人がどこにいるのかを確認する間もなく、パリに住むカメラマンの女性、Yさんに遭遇。「これからイザベラを撮るんだけどさ、ちょっとお願いがあるのよ」と言いながら、僕を隠し扉の部屋にいざないます。「ちょっとそこに座ってみて」というので窓際に腰掛けると、「ハイ、こっち向いて。アゴ引いてぇ」何をするのかと思ったら、僕をモデルにテスト撮影でした(笑)。本番の写真はどこかの女性誌に載るみたいですが、どの雑誌だったか忘れちゃいました。ブルガリ関連で、窓際に座っているイザベラの写真が載っている記事を見たら、それは僕がテスト撮影に協力したものです~。

e0074478_2144428.jpg
 パーティ会場となったブティックには映画撮影のための簡易化粧台が置かれていて、その鏡に写った彼女をパシャリ。

 で、初イザベラの印象。この写真ではあまりにも首が太いですが、実はこのままです(笑)。お尻ドーッカン、イタリア人のオバチャン体型そのまま。顔もシワがそこかしこに。でも切ったり貼ったり抜いたり入れたり盛ったり、みたいな人ばかりを見ているので、イザベラはナチュラルで実に新鮮。歳はとっているけれどやっぱり美しいです。本当、どこかの国の大統領夫人じゃないけど、やり過ぎてる人が多くて。人間こうじゃなくっちゃ。

 このあと某ライターさんとは、ファッション業界人を槍玉に挙げて「あの人、やってるよねぇ。あ、あの人もだよぉ。鼻が変でしょ。唇が変でしょ。」みたいなことで盛り上がってしまいました。

 おっと、忘れていた。肝心のバッグですが、特にイザベラはバッグの中側の裏地のモチーフを描いているのが売り。それがどういうわけだかカタツムリ。バッグの留め金にはメノウなどが使われていて、落ち着いた色合いとシンプルなデザインで、流行に関係なく長く使えそう。どこのブランドのものか、知らない人にはわからない感じなのもいいですね。この他にもゼブラ柄の腹子とか、ヘリンボンのキャンバスとか、レザーとか色々な素材があって、留め金部分の水晶もそれぞれ異なります。お値段は20万円台で、広報担当の方いわく「お求め安い」価格だそうです。僕はこの手のバッグは買わないし、使わないのでよくわかりませんが。

e0074478_2145825.jpg
 さて、パーティの方はというと、シャンパンとカナッペは当たり前の世界で、こんな素敵なものがサーブされていたのでした。そうですぅぅぅ。キャビア~。ちゃんと白貝製のサジにちょこんと乗せて出してくれます。オートクチュールの実質的最終日(次の日はジュエリーデイ)に素晴らしいプレゼントをありがとう!っていう感じでした~。

やっぱり生きてて良かった~

↓応援クリックを~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-24 21:49 | 番外編 | Comments(2)

ゴルチエ・パリ 2010・2011秋冬

e0074478_21172758.jpg
 ジャン・ポール・ゴルチエのオート・クチュールはいつものように本社のパーティホール。パーティホールというのだから、もしかしたらレンタルしてくれるのかも。

 ま、それはさておき、コレクションは目新しいものが全然ないし、突飛なこともやってくれなかったけれど、きれいにまとまっていました。古き良き時代のパリをイメージしたようです。それぞれ服には小説のタイトルから引用した名前が付いていました。ブレット・イーストン・エリスが多かったのが謎ですが。

 上の写真は、ショール付きシルクサテンのドレス。ショール部分はミンクの毛皮でトリミングされ、両端がバッグになっていて留め金が付いてます。このアイデア、結構前にゴルチエが自分でやってましたね。

e0074478_21175015.jpg
 エレクトリック・ブルーのロングドレス。ちょっとサン・ローランぽいかも。

e0074478_2118549.jpg
 いきなりですが、こちらジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック父子。息子のルイ・マリーはディータ・ヴォン・ティースと交際しているのは周知の事実ですが、その彼女がどうして会場に現れないのかがわかりました。

e0074478_21182372.jpg
 そうなんです。モデルとして登場したんです。でもそれも2回目のことで、新鮮味は今一つ。前回登場の時の記事はこちら


 ルイ・マリー・ドゥ・カステルバジャックとその親父は、ディータの応援に駆けつけていたんですね。何とも優雅なお話です。でも伯爵がバーレスクダンサー(早く言ってしまえばストリッパー)とお付き合いとは、『スワンの恋』とはちょっと違うけれど、パリの伝統なのでしょうか。ちなみにルイ・マリーはアメリカで俳優になろうとしているようで、もしかしたらディータ踏み台計画?なんて。

e0074478_21184425.jpg
 ディータはランウェイを歩いた後、奥に戻ってストリップを始めました。といっても上に着ている薄いドレスだけでおしまい。コルセットは着たまま。でもお尻はこんな感じで丸出しです。これはゴルチエと一緒に出てきたフィナーレでの後ろ姿。

e0074478_21232455.jpg
 さて、セレブショット。この方、誰だかわかります?二人とも有名だけど、特に右の男性です。その場にいた30代後半から40代の女性に写真を見せて回りましたが誰も反応せず。繊研新聞の小笠原さんに見せてもわかってもらえませんでした。「俺、パンクスだから」の一言。

 わかりません?デュランデュランのジョン・テイラーですよ~~~!!!横にいる顔がひきつっている女性は奥さんのジェラ・ナッシュ。ジューシークチュールの創始者で、最近ブランドを売っ払ったので億万長者です。

 僕なんて会場入るなり、「うぁあ、イイ男がいる」と反応し、ジョン・テイラーだとわかって心臓バクバク。写真をお願いした後も、事あるごとにガン見し、用もないのに前を通ったりして超挙動不審。リアルタイムではドラマーのロジャー・テイラー派でしたが、この歳にして一気に「ジョン様ラブ」になってしまいました(笑)。

 ジョン様に会えて、ゴルチエのショー、最高でした~。

生きてて良かった~(!?)

↓応援クリックを~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-23 21:26 | パリコレ | Comments(6)

エリー・サーブ 2010・2011秋冬

e0074478_23371573.jpg
 エリー・サーブのコレクション会場は、いつものようにシャイヨー宮のボールルーム。エリー・サーブはレバノンのクチュリエで、当地では大会社の主だそう。ジェット機で仮縫いをしに行ったりするらしいです。

 でもコレクションはいつもマンネリで、どのシーズンがどんなだったか、全然覚えられません。正に金太郎飴。伝統芸能。

 隣りに座っている大先輩のジャーナリストさんが「エリー・サーブってヴェルサーチみたいな存在になれなかったわね」なんてささやくので、僕も赤いドレスを見ながら「ヴァレンティノくらいになるかと思ってたんですけどねぇ」なんて、心にも無いことを言ってみたり。そして先述の大先輩が「よくこんな同じものばかり作ってて飽きないわね」とのたまいます。それは正に、今さっき僕が心の中で叫んでいたことでした。「ああ、きっとこの会場にいるほとんどの人がそう思ってるんだろうなぁ」なんて言い過ぎ?

 今回はヴァレンティノを意識したのか、というくらいに赤いドレスが目立っていました。いつも淡い色ばっかりなのに。

e0074478_23373924.jpg
 でもまあ、キレイはキレイなんですよ。この総スパンコールのプリーツドレスだって、もの凄く凝った代物で、近くで見たら感動すること請け合い。でもこれってどのデザイナーのドレス?と聞かれた時に、直ぐにエリー・サーブの名前が出てこないであろうところが弱点。

e0074478_23381894.jpg
 こちらはシフォンを細かくカットして幾重にも縫い付けたロングドレス。これもキレイでした。でもテーマ性が全く見えてきません。何だったんだろうと思ってプレス資料を見てみたら、火の鳥だって。だから赤だったんだ。それじゃあもっと翼とか羽を付けるとかやってくれないと。あ、マックイーンになっちゃうか。

e0074478_23384041.jpg
 最後のマリエ。火の鳥がテーマだったら赤のマリエにして欲しかったなぁ。作品は素晴らしいのに、突飛なアイデアがないのが辛いところ。でもビジネスが上手く行っているようなので、これでいいのでしょうね~。

パリコレ参加に意義があるようです~

↓今日もポチッをお願いします~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-22 22:53 | パリコレ | Comments(0)

シャネル 2010・2011秋冬

e0074478_014530.jpg
 シャネルのオートクチュールのショーはグランパレで行われました。会場の中央にはご覧の通りのライオンちゃんがいます。これ、写真で見るとわからないかもしれませんが、とてつもなく大きいんです。どうやって運び込んだんだろうっていうくらいのスケール。もしかして、グランパレの中で鋳造してたりして?

 さて、シャネルでライオンとくれば、思い浮かぶのが創始者のガブリエル・ココ・シャネル。『獅子座の女シャネル』とかいうタイトルの本が我が家にあったと思うのですが、まだ読んでいません。というか、シャネルのことを書いた本って沢山ありますね。そんなわけで、シャネルは獅子座の月に生まれたことは頭に刷り込まれていました。で、このライオンちゃんはそれこそ巨大なパール珠を手にしようとしています。ココ・シャネルを象徴しているのでしょう。いつもながら唸ってしまう装置です。ちなみにモデルたちはこの珠から登場。

e0074478_021061.jpg
 ライオンからイメージを膨らまして作り上げたコレクションといっても、そのままやるのではなく、様々なエレメントを盛り込んでいます。でもこのスーツは見ようによってはライオンっぽいですかね。カッティングが特徴的で、カットを入れて膨らみを出すのではなく、曲線で構成されたパターンを組み合わせて立体感を出しています。曲線と直線のバランスが絶妙で、クチュールならではの美しさ。

e0074478_022713.jpg
 この写真だとライオンがどれだけ大きいかわかりますよね。

e0074478_02459.jpg
 こちらは一見赤い布で作ったスーツに見えますが、実はこれ、すべて刺繍で覆われています。シャネルにしか作り得ないゴージャスなアイテム。ちなみにショーが終わってから菊池凛子がこのスーツを着てライオンの前で撮影をしていました。その模様も写真に収めましたが、Numero Tokyoの撮影だったため、残念ながらここではお見せできません。Numeroをご覧ください~。

e0074478_0334.jpg
 こちらも総刺繍のアンサンブル。後半はこんな総刺繍のアンサンブル攻めに遭いました。色合いは濃い赤、マリンブルーなどが多くて、そこに金が入ってくるとどことなくロシア~な感じが漂います。テーマとは関係なかったのかもしれませんが。

e0074478_032415.jpg
 カール様お気に入りのメンズモデル、バティスタ・ジャコビーニは、マリエを着たアイリスを伴い、ライオンの仮面を被って登場。招待客は面を食らったのか、会場はシーンと静まり返ってしまいました。

e0074478_034372.jpg
 カール様です。全63点は今シーズン発表されたコレクションでも一番の数。この後インタビュー攻勢にも嫌な顔一つせず、いつもパワフルで頭が下がります。

e0074478_0445.jpg
 セレブショット。セレブの中でもパリコレの出席率が高いミラ・ジョヴォヴィッチ。

e0074478_042042.jpg
 ショー直前に会場入りしたため、写真を撮ることができなかったセレブです。ヴォーグの編集長、アナ・ウィントゥアーの横に座っていて、ただ者ではないと思っていましたが、僕がいた場所(彼女の後方)からだと誰だかわかりません。それで、ショーが終わった途端にセキュリティと共に駆け出していったので、追い掛けて写真を撮ってみました(我ながら凄い早業)。『ゴシップガール』というテレビシリーズに出ている、ブレイク・ライヴリーという女優さんだそうです。知りませんでした。アナ様も一緒に映り込んじゃってますね。

e0074478_044535.jpg
 記念写真。毎回同じことを思うのですが、このライオン、その後どうなったんだろう。次回広報担当者に聞いてみたいと思います。今まで使った装置を集めてシャネルランド作って欲しいなぁ~。

何度も書くけど、回転木馬に乗りたい!

↓応援お願いします~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-21 22:56 | パリコレ | Comments(6)

ワース 2010.2011秋冬

e0074478_0112952.jpg
 さっきマルシェから帰ってきたら、きれいなお嬢さんがアパートの下のジェラート屋(僕ちゃん、現在社長と反目中)で、ボーイフレンドらしき濃ゆい顔した長身のお兄ちゃんと一緒にアイスをペロペロしているではありませんか。どこかで見たことある顔、あ、シャネルのショーとかにいたかも。ええと、誰だっけ。あ、チャップリンの孫、そうそう、ドロレス・チャップリンその人でした~。

 「あなた、ここのジェラートは激マズだから、近くのカルフール(スーパーマーケット)の横にあるGromへ行きなさいよ。こんなところで食べてると、見る人が見たらあなたのセンス疑いますよ」って言ってやりたかったけどお節介だと思ってやめました。

 前置きが長くなりましたが、今日は展示会を行ったワースのドレスを紹介します。ワース社は、パリで最初のクチュリエとされるチャールズ・フレデリック・ワースが創始者。19世紀中ごろの話です。で、ちなみにフランス人ではなくてイギリス人。現在は色々な国の会社が参入していて、実態はよくわかりません。デザイナーのジョヴァンニ・ベディンはイタリア人なので、ヴィオネ同様イタリアが主体になっているのかも。でもビジネスとしては厳しそう。このドレス、一見して刺繍は可愛いけど、一体誰が着るの?

e0074478_0114992.jpg
 マスキュリン・フェミニンをテーマにしているそうで、ミリタリーテイストが漂っていますかね。

e0074478_012823.jpg
 こちらは完全にバレエ衣装。素材はスポンジ状の生地を使っていて、ウエットスーツのような感じです。中が蒸れそう。一緒にいた友人が「レディ・ガガだったら着ますかね」だって。そういえば他のメゾンでも見受けられましたが、「これはレディ・ガガに着ていただきたいですね」なんてことをのたまう広報担当者が増えつつあります。行き場の無いド派手服はレディ・ガガに着てもらえば宣伝になるし、作り損にならないしで一石三鳥&四鳥っていう感じなんでしょうか~。 
 
ガガはとんでもファッションの救世主?

↓ポチッをよろしく~♪


http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2010-07-20 22:36 | パリコレ | Comments(4)