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鼻なしヒツジ

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 先月、パリ市内で行われていた古物市で購入したヒツジさん。

 売っていたのはフランス人の夫婦。最初20ユーロと言われ、「高い!」とにこやかに叫び、値段はどんどん下がりましたが、4つの足先部分がブルーグレーの変な色の布で直してあって、これはオリジナルではない!とわめき、10ユーロにまでなりました。が、僕としては状態の悪いものを10ユーロで買うなんて納得が行かず、一度その場を離れます。

 レコードを漁ったため、30分以上が経過し、またヒツジさんのところへ。7ユーロでどうだ!って言うと、OKになりました。実に3分の1の値段。皆さん、こういうところでは、粘れば粘るほど得するんです。でも嫌われちゃったら最後だけど。

 素材はモヘアで、中綿は木毛、目はガラス。50年代くらいのフランス製だと思います。フォルムもそれなりにきれいな感じ。足に被せてあったブルーグレイの布をはずすと、擦り切れたフェルトの足が出てきました。それほど酷い状態ではないので、これはこれで残しておこうと思います。ただ鼻の刺繍糸が擦れてなくなっていて、これは刺繍しなおさなくちゃ。

 ということで、明日はプチ整形後のヒツジさんを紹介します~。

ちょっと寂しそうな子ですね~

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by tomoakishimizu | 2006-07-31 18:42 | ヒツジシリーズ | Comments(8)

ハゲハゲスリムバンビ

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 今月初め、パリ市内で行われた古物市でゲットしたスリムバンビちゃんのお友達です。

 実は同じ場所で、全く同じバンビちゃんを発見しましたが、その子は両目がなく、しかも10ユーロと言われて買いませんでした。この子は7ユーロだったのを5ユーロに値切った記憶があります。何だか最近そのパターンが多いですね。っていうか、最初から5ユーロに値切られるのを見越した値段なんでしょうか。これからはもっと値切った方がいいのかしら?

 素材はコットンで、でも本当は起毛素材だったのが虫に喰われてハゲハゲになっています。中綿は木毛で、目はガラス。足には全体を支えるために木の棒が入っていますが、一本だけ折れていて、中に針金か何かを入れないとダメかも。多分50年代でフランス製。

 以前紹介したスリムバンビちゃんとは全然表情が違っていて、同じ時に同じ人が作っても、ぬいぐるみ一つ一つに個性が出ちゃうのだと思います。だから同じものでも、ついつい買っちゃうんですよね~。

やっぱり病気です~

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by tomoakishimizu | 2006-07-30 18:08 | バンビシリーズ | Comments(10)

トリコロールコック

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 先週のヴァンヴで見つけたニワトリさん。

 買ったところは、物が沢山詰まったプラスチックケースを広げて、ガラクタを客に漁らせているオッサン、ジャッキーのスタンド。たまに良い物があったりします。ジャッキーも息子も日本通で、息子の方は日本にいたとかで、結構日本語話せるみたい。でもそのせいで日本人女性にはなれなれしくするらしく、このスタンドから遠ざかってしまった友人が約一名。

 それはさておき、このニワトリさんは、化繊の起毛素材・フェルトで出来ていて、中綿はコットンで、目はガラス。足は、針金に毛糸を巻いていて、結構凝った作り。多分60年代のフランス製。高さは19センチ。

 プチコラン社のつがいの小さなセルロイド人形と一緒に、7ユーロを5ユーロに値切って買いました。値段とモノのバランスからするとまあまあですかね。横にいたパリ在住の某日本人画家さんは、「このニワトリ良いねえ~」とうらやましがってたな。フフフ。

トリコロールではなく4色でしたね~

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by tomoakishimizu | 2006-07-29 22:23 | トリシリーズ | Comments(6)

ブーツボタン目の伏せワンちゃん

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 この子は、3週間前にヴァンヴの蚤の市で買いました。

 売っていたのはフランス人のオジサンで、そこはマンガ専門スタンドなのですが、たまに可愛い人形やぬいぐるみを売っています。で、この子は7ユーロと言われましたが、お約束で5ユーロに値切って購入。

 素材はコットンで、模様は手描き。中綿が木毛で、目はブーツボタン。1920年代のフランス製だと思います。子供のいたずらで、目と口に赤いインクが付いていましたが、洗ったら目立たなくなりました。

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 でも側面が擦り切れていて、ちょっと痛々しい。まあ、木毛がボロボロ出てくることはないので、このままにしておくことにします。

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 犬の様子を捉えたフォルムも中々美しいのですが、真正面から見た顔の可愛いこと~。

ブーツボタン目ブームです~

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by tomoakishimizu | 2006-07-28 20:10 | 犬シリーズ | Comments(4)

ブーツボタン目のワンちゃん引き車

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 先週ヴァンヴの蚤の市で、値切り倒して買ったワンちゃんです。

 最近は、ユーロと円が大変なことになっているとか、わざとらしくてあざといことを平気で言うようになってきた僕。だって、売っていたオバチャン、30ユーロで安いとか言うんだもの・・・。そんな値段で買えませんよ~。

 とにかく、一芝居打ってでも欲しかったこの子。目がブーツボタンで、お腹のところはコットンですが、他の部分はモヘアで、中綿が木毛。メタル枠に車輪が付いていて、そこにぬいぐるみが乗っている引き車はよく見かけますが、直接足に車輪が付いているところが珍しいですね。恐らく1920年代のフランス製でしょう。

 ガラス目のぬいぐるみも可愛いものは可愛いですが、ブーツボタン目のぬいぐるみの素朴さと愛嬌ある顔に、最近病み付きになってきました~。

訴えかけるようなマナコにやられました~

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by tomoakishimizu | 2006-07-27 20:52 | 犬シリーズ | Comments(15)

ESG

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 まだまだ暑いパリ。今日も最高気温は36℃です~。

 さて、久々のセレブ日記。今日は平均年齢40ウン歳の伝説的姉妹バンド、ESGをご紹介。

 遭遇したのは、今月初め。メンズのパリコレ中に行われた、ポロシャツでお馴染みのラコステのパーティー@ポンピドー・センターのレストラン「ジョルジュ」(フィリップ・スタルクの内装がイケてない)。ロンドンで活躍するデザイナー、トム・ディクソンとのコラボ・ポロの発表記念パーティーだったのですが、それは置いておいて、ゲストバンドとして呼ばれたのがこのESGでした。

 アメリカはサウス・ブロンクス出身のスクロギンス姉妹は、81年、ジョイ・ディヴィジョンのプロデューサーとして名前を残し続けることになるマーティン・ハネット協力のもと、イギリスはマンチェスターのファクトリー・レーベルからデビュー。リリースされた7インチシングルに収録された「Moody」と「UFO」は、今の今まで様々なアーティストに影響を与え続けていて、ヒップホップのネタとして使われていたり、ハウスの曲としてカバーされたり。伝説のDJラリー・レヴァンは、「Moody」をフェイヴァリットとして掛け続けていた時代もあり、同曲はガラージ・クラシック、ダンス・クラシックにもなっています。

 その後バンドは様々な困難に遭い、活動を休止していましたが、90年代終わりにロンドンのソウル・ジャズ・レコーズから復活アルバムをリリース。

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 ミーハーな僕は、復活シングルとなった「My Street」の7インチをわざわざ持参し、サインをもらっちゃいました。そして、オマケにTシャツまでもらってしまった僕。上の写真がその時のもの。

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 で、モノクロのボーダーのシャツを着ているメンバーのニコルちゃん(というほどの歳ではないが)が、左下にキスマークを付けてくれましたが、見えます?

 ヴォーカルも演奏も全て完璧で、ドラムとかパーカッションなんてドラムマシーンかと思うくらい。彼女達の曲って、ファンクでもディスコでもロックでもない、ESGというジャンルを築き上げていて、ま、どれも同じように聞えるんですが、その爆発的個性は、やっぱり伝説とされる所以なんですね。きっと。そして20年以上前の曲でも、全く古臭さを感じさせない。今聴いても全然新鮮なところが、古典として残っている理由なのだと思います。

皆さん横幅が凄いけど、実は小柄でした~

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by tomoakishimizu | 2006-07-26 22:34 | セレブ日記 | Comments(4)

片目のクマちゃん 最終回

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 さて、顔の手術開始。まず鼻の刺繍を切り取ります。実はこの黒いお鼻、あまり器用じゃない後世のどなたかが適当に縫ったものなのでした。口はニッコリマークのようで可愛いですが、変なチェーンステッチで、これは絶対にプロの仕事じゃない! 

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 案の定、糸を取ると下のモヘアは剥げていました。要するに、虫がモヘアも鼻のステッチも喰ってしまい、随分たってから誰かが無理矢理鼻を縫ったのがわかったのです。

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 それで、クマさんの鼻の基本的なステッチを参考にすることに。この子は、ブログの著者紹介写真で僕の顔の直ぐ脇にいる子です。色々クマを見ていますが、こういう鼻のステッチがベーシックなものといえるかも。

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 ハイ。これでお顔が出来上がりました。顔自体がゆがんでしまっているので、手で押したりして整えます。

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 ジョイント部分の、針金を通した厚紙を入れて縫います。

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 そして針金を曲げて、首のジョイントを身体に取り付けます。

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 木毛を詰め込みますが、パンパカパンに入っていたものを出して、また戻す作業はかなりキツイ。ここでも玉のような汗をかきました。

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 そして背中を閉じます。

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                         完成!

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                   オマケ・・・。完成を喜ぶ図。

やっと完成しました~!

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by tomoakishimizu | 2006-07-25 21:33 | 修復シリーズ | Comments(19)

片目のクマちゃん 其の六

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 ミシンで胴体のほつれを縫い、手足のジョイント部分の縫い目を補強します。

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 手足を取り付けます。ジョイント部分の針金を曲げますが、これがまた大変。とにかく外すのも付けるのも難儀でした。針金をちゃんと曲げないとゆるくなって、手足がダランとしてしまいます。ペンチを持った手は、そのあと2日間くらい痛かったです。

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 手足を付け終わりました。フ~。ここで汗がドバっと吹き出ました。

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 そしてやっと顔の作業。

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 耳が外れかかっているので縫います。

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 耳は残っている糸穴を頼りに付けましたが、ちょっとバランスが悪いので、結局最後に付け直しました。で、耳は戻ったけど、片目なのが気になりますね。

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 何週間か前の古物市で買っておいた、19世紀から20世紀初頭のブーツ用ボタンから、大きさが近いものを選びます。

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 ぬいぐるみ用の長い針を使って、ボタンを縫い付けます。糸は目立たないよう後ろ頭に出します。

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 これで片目ではなくなりました。ボタンの大きさがちょっと小さいし、厚みが若干違いますが、本人には納得してもらうことに。

明日完成しま~す!

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by tomoakishimizu | 2006-07-24 20:51 | 修復シリーズ | Comments(8)

片目のクマちゃん 其の五

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 さて、続き。ちなみに今日のパリはちょっぴり涼しくなって30℃です~。

 手足のジョイント部分は、物凄く太い糸でザクザク縫われているだけで、こんなんだと手足を動かした時に糸が見えてしまいます。

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糸を外して細かく縫うことに。

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 ついでに糸がほつれているところを縫っておきます。内側の布には毛が残っていて、フサフサなのが見えますね。

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 手の先がボロボロで、特に左手は物凄いことになっています。これはどうにかして傷口を塞がないと。

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 というわけで、以前別のクマちゃんを治療した時に使った、自分で染めた微妙な古色の布を引っ張り出してきて使うことに。右手の方は軽症だし、ある程度古いということがわかるように、そのままにしておくことにしました。

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 でも縫ってみたら全然色が違う!

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 ということで、慌てて黄色や緑やブルーの染め粉を水に溶いて、手で塗り塗り。やっぱり色は違うんだけど、さっきよりはマシということで、クマちゃんには納得してもらうことにしました。

明日は顔の作業へ~

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by tomoakishimizu | 2006-07-23 17:34 | 修復シリーズ | Comments(8)

片目のクマちゃん 其の四

 フランス全土で、暑さのために亡くなった方がとうとう20人を突破! やっぱりおかしいと思っていたんです。毎日どう考えても40℃近くあるはずの気温も、天気予報では2,3℃低めに発表してるような気がします。この国のことだから、死亡者数も低めに言ってるのかも。
 おととし位から流れてるフランス政府のCM、見てると腹が立つんですよ~。日中は窓を閉めましょう、飲みたくなくても水を飲みましょう、定期的に身体を濡らしましょう、は百歩譲ってわかるとしても、図書館や映画館、スーパーマーケットなどの涼しい場所で、一日のうちに2~3時間は過ごしましょうだって。そうすることが条件的に不可能な人だって沢山いるはずなのに、何もわかっちゃいない。だいたいスーパーで2時間もいたりしたら、変に思われるでしょ。
 とにかく温暖化は進んでいるわけで、このままだと猛暑は毎年やって来て、みんなクーラーを使い始め、パリもまるで東京のようになるのかも。

 そんなことはさておき、暑い最中、暗幕が張られた部屋で黙々と作業を続ける僕。このクマさん、思っていたよりもかなり大変な子でした・・・。

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 昨日からの続きです。木毛を抜いた身体の中はホコリだらけなので、掃除機で吸い取ります。

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 それからジョイントを外します。これが思いの外に大変。鋼鉄で出来ている針金は硬い! 長い年月が経っている金属、しかもクネクネ曲げられているものを元に戻そうとすると亀裂が入ってきて、簡単に折れちゃいます。この作業でジョイント2つをダメにしました。代わりの針金を使うことに。

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 腕を外したら、ジョイント部分に何かの絵が!

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 外してみると、これは紛れもなくベル・エポックの頃(だと思うんだけど)の女性の顔! 多分、宣伝か何かの厚紙のボードを再利用したものなのでしょう。時代を感じさせてくれます。で、ちょうど目のところに穴が開いているので、漫画「悪魔(デイモス)の花嫁」で、卵を身体に植えつけられて、幼虫が眼から飛び出てくる、みたいなお話があったなあ、なんてことを思い出した僕。

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 全てを外し終えた図。

今日はここまで~

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by tomoakishimizu | 2006-07-22 18:37 | 修復シリーズ | Comments(4)