<   2005年 10月 ( 7 )   > この月の画像一覧

10月29日(土)

 すっかり蚤の市仲間になっているKくんと、12時半頃にオデオン駅で待ち合わせてモントルイユへ。1時間半後にいつもの鉄橋の前で待ち合わせることにして、Kくんは古着を見に、僕は奥の方へ。

e0074478_22202248.jpg

e0074478_22204099.jpg

 ジプシーのオバサンがかなり大きめのロルダンの人形(ロルダン社 井戸端カップル人形のページ参照)を売っていたので、値段を聞くと2つで20ユーロ。でも値切って15ユーロにしてもらって買う。タグが付いていて、フラメンコ・ダンサーの方にはNistis,闘牛士の方にはKlumpeってなっている。でも顔は紛れもなくロルダンのものなので、もしかしたらダブルネームか、売っていたお店のタグだったのかも。それかロルダンの前身の会社名とか。相変わらず手抜きなしの素晴らしい作業。表情が笑えるけど美しい。両方とも全長26センチ。

 それから更に奥の泥棒ゾーンへ行ってみる。アラブ人、中国人の移民達が家の要らないもの、明らかにゴミ捨て場で拾ってきたものなどを売っている。KくんやバイヤーのSくんにとってはヴィンテージのスニーカーとかジーンズが見つかることもあるみたいだけど、大概は本当にゴミ。僕もこのゾーンで欲しいものを見つけたことが未だかつてない。この日も何もなし。

e0074478_22211230.jpg
 Kくんを待っている間に、またジプシーのオバサンのスタンドへ。古いリボンを売っていて、ぬいぐるみに巻くのに良さそうと思って選ぶ。一巻き3ユーロと言われ、沢山巻かれているピンクのリボンは5ユーロと言われる。全部で17ユーロと言われたけど、さっき人形買ったじゃん、お金ないんだから安くしろ、と強要して10ユーロに。酷いな、僕って。
e0074478_22212830.jpg
 市の途中にパリ環状道路を横切るための鉄橋があって、それを渡った先に店を出している人たちが立ちションをするゾーンがある。物凄い臭いなんだけど、そこにまた泥棒市が立っている。警察が時々やってくるので、最近は数が少ないんだけど。その小便ゾーンに黒い服が落ちていて、拾ってみるとパール・ボタンが付いた襟なしのレースのカーディガン。ちょっとシャネルっぽくて、ミミママにあげたら喜ぶかな、なんてKくんと話す。でもボタンが結構きれいで、11個付いているけど、これだけでかなりいい値段するはずなので外して使うことに。やっぱりミミママにはあげな~い。良い拾い物をしました。

ここをクリックして人気blogランキングに一票を

人気ブログランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-10-31 22:26 | ロルダン | Comments(3)

10月23日(日)の巻

 朝11時半に地下鉄マビヨン駅へ。Kくんと愛犬ミミちゃんと一緒にヴァンヴへ。この日は天気も良くて、物凄い人の出でした。
e0074478_2424113.jpg
e0074478_243493.jpg
e0074478_2432558.jpg
 前日から気付いていたんだけど、市の始まりの方でガラス細工のストックを売っている人がいて、そこにヒゲ付きの葉っぱとお花が一組になっているものの束が売られてた。束一つが20ユーロと言われてどうしようかと迷ったけど、もう手に入らないと思って買うことに。4束握って40ユーロに負けさせることに成功。しかも割りとすんなり。こんなもの買う人中々いないだろうし。潔いオッサンは偉い。戦直後のものらしい。箱に一緒に入っていたガラスの部品は、三角の方は、本当は鳥が付いていたのだけど外れちゃったもの。一つだけ入っていた円盤は、何のためのものだか不明。
e0074478_19254168.jpg
 それから、やっぱり前日に注目していたカンガルーのぬいぐるみが、その時は20ユーロだったのが、当日は5ユーロ・コーナーに置かれていて即買い。オジサンは高い値段じゃ売れないって気付いたんだろうな。かなり傷んではいるけど、目はガラスだし、モヘアで中綿が木目。このポップな感じからすると、多分50年代のフランス製。全長24cm。カンガルーの赤ちゃんがカンガルーに見えないところがご愛嬌。あんたクマだよ。

e0074478_19255724.jpg
 そして前日から約束していたミコさんのところへ行き、クマを見せてもらうが即決。僕が集めているクマのブルー・ヴァージョン。9月11日の巻で紹介済みのものと同じシリーズ。20ユーロと言われたけど、18ユーロに負けてもらう。値段は相場くらい。ミコさんは知り合いの古物屋のフランス人女性から譲り受けたとか。その女性はクマの顔が嫌いでミコさんに売ったらしいけど、人の好みというのは色々だなあと。年代は40年から50年でフランス製。全長18cm。

e0074478_8155077.jpg
 そこからメトロを乗り継いで、パリ南東の郊外の街、メゾン・アルフォールへ。ここはかなりの率で古物市をやっている所。まあまあの層が住んでいるので、まあまあのものが出る。駅から20分ほど歩いて、川伝いの道に出店が約400。殆どが地元住人で、家の不用品を売っているけど、中には値打ちがあるものを安く売っている人も。この場合の値打ちって、かなり個人的なものなんだけど。
e0074478_834633.jpg
 多分普通の住人でプロじゃないオバサンが、ロバのぬいぐるみを売っていた。別珍とおが屑で、素材も一緒だし。5ユーロを4ユーロに値切って買う。

e0074478_8344485.jpg

e0074478_835331.jpg
 タグを見ると、ハーマン・ペッカー、メイド・イン・ジャパンってなっていて、ドリーム・ペッツとは違うんだろうけど、限りなく近いぞ。時代も同じくらいだろうな。50年代とか60年代。

e0074478_8352155.jpg
 それからディズニーのドナルドダックの小さいヴィニール製フィギュア(全長約15センチ)を見つけるも、売っているオバサンが留守にしていて、その場にいた女性は値段がわからないという。4回くらい前を通ったけど、全然戻ってこなくて、前で暫く待ったらやっと来た。30分くらい掛かったかも。1,5ユーロと言われて、それでも夢のように安いのだけど、4回もやってきたのよ、ってその場にいた女性が言ってくれて、1ユーロになった。イタリア製で、多分70年代のもの。



 そして元来た道を戻ってメトロで帰宅。この日も結構良い買い物が出来ました。お花は値打ちもんだったと思うし、ドナルド君は激安!
ここをクリックして人気blogランキングに一票を

人気ブログランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-10-27 02:44 | パリの蚤の市 | Comments(4)

10月22日(土)の巻

 12時半ごろにマビヨン駅へ。Kくん、そして彼の愛犬ミミちゃんと待ち合わせて一緒にヴァンヴへ。ここの蚤の市は1時頃には終わってしまうので、着いた時は殆どの店が畳み掛けだった。
e0074478_0363547.jpg
 ヴァンヴ、クリニアンクール、そしてモントルイユの3大蚤の市で店を出している日本人女性のミコさんのスタンドへ。そこで暫く立ち話。彼女も知っていたんだけど、以前ヴァンヴでDという性転換者がショバ代を払わずに店を出してました。で、僕はそのDから戦前のものと思われる古い人形を買ったんだけど、先日パリコレ中に編集者の友人が僕の部屋を訪れて、真っ先にその人形を指差した。売ってくれた人の悲しみが人形から出ていると言い放ち、Dのその後が気になったんだけど、やっぱり消息不明。その人形を買ったのが2,3年前で、いくらだったか忘れたけど、かなり安かったな。売っているDも、これは古いもので普通こんな値段では買えないって僕に言ってたけど、その時僕自身もかなり納得していた気がする。自分は日本と日本人が好きだから安くします、なんてことも言っていた。
 元々赤ちゃんをあやすためのものだったと思うんだけど、服が田舎臭くて、ちょっと違うなあと思っていた。でもオリジナルの服だし、良く見ると猫の柄だったりして可愛いのでこのままにしておくことに。木靴は脱がせることが出来る。でも素材は素焼きの陶器。顔は紙で上からペイント。中綿は木目。

 話を戻して、ミコさんは最近クマのぬいぐるみを仕入れて、是非僕に売りたいという。小さくてブルーのクマだというのだが、こればかりは見てみないことにはわからない。次の日また来ることを約束した。
e0074478_03717.jpg

e0074478_0372149.jpg
 他にも沢山ぬいぐるみを見つけたけど、高くて買えない。結局この日は何も買えず、かなり腑に落ちない気分。ふと見ると、出店者が捨てていった布張りの箱が落ちている。布が風化していて、ちょっと汚い。めくれた紙をみると、膠をつかっているのでかなり古いものだなあと思う。中は鮮やかな黄色。こんなものが落ちているヴァンヴって素敵。でも良くある話だし、雨降ったときなんて色んなものが捨ててある。それを拾ってよしとしよう。明日に賭けましょ。


ここをクリックして人気blogランキングに一票を

人気ブログランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-10-25 00:44 | 人形シリーズ | Comments(0)

番外編 

e0074478_3423069.jpg
e0074478_3393031.jpg

 今年の6月に行われたエルメス社主催の競馬、ディアンヌ杯へ行った時に、訳わからない状態でシューティングに付き合わされました。純奈ちゃん以下3姉妹と共に。それで何の雑誌に出るのかも知らされず、月日が発ち・・・。
 友人宅にWADというファッション誌が置いてあって、友人に向かって「何でこんな変な雑誌買うの?」なんて言ってたんだけど、そこに自分が載ってました。
 家の近くのディスカウントショップで物凄く安く買ったヴィヴィアンのジャケットに、某セレクトショップの投売りセールで物凄く安く買ったフィリップ・トレーシーの帽子。帽子には自分でスパンコールとビーズを刺繍。コサージュはヴァンヴの蚤の市で買った羽製のお花。50年代のものだと思う。これもそんなに高くなかったな。5千円で買ったマノロ・ブラニクの靴を含めて、全部で3万円くらいだったかも。そんな安上がりファッションだったけど、男性の中で一番目立ってた(と思う)。

ここをクリックして人気blogランキングに一票を
e0074478_20231515.gif
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-10-19 03:39 | パリの蚤の市 | Comments(5)

10月16日(日)の巻

 11時頃にレ・アールで待ち合わせて、バイヤーのS君と一緒に古物市へ。RERのA線に乗ること30分。終点のボワシー・サン・レジェーで降りて、そこから20分ほど歩いて隣町のリメイユ・ブレヴァンンヌへ。出店予定数は600。まあそのくらいあったかも。既に一回行ったことにある場所。パリから東南へ行った所で、住宅街としてはそれほど悪くない。
 ぬいぐるみはいくつか目に留まったものがあったけど、高くて手が出ない。状態やぬいぐるみそのもののクオリティに対して値段が高すぎる。みんなあんな値段で売れると思っているんだろうか?

e0074478_21265083.jpg
 以前、パリのブルターニュ通りの古物市でスタンドを出していたフランス人の小汚い夫婦のところで、ドイツ製の60年代のミニチュア動物の馬を買う。これはシュタイフで8ユーロ、と言われたが、いい加減にしろと思って抗弁。何でもかんでもシュタイフって言うなって。3ユーロに値切って買う。最初からそのくらいの値段にしておけばいいのに。
 これは僕が集めているお猿さんのシールがついている動物シリーズの一つ。これまでに20匹くらい買っている。体長は5,6センチで小さくて、素材は紙を煉ったものにフロック加工が施されている。目はプラスチック。多分動物園とかでも売られていたのではないかと思う。かなりリアルに出来ている。

e0074478_21272340.jpg

e0074478_21275119.jpg
 それから1ヶ月くらい風呂に入っていないんじゃない?みたいなおじさんがやっている出店で、僕が集めているドナルドを発見。このスキーヤー・ヴァージョンは既に持っているが、一応買っておこうと思って。状態は最悪。くちばしと片足が無い。値段を聞いたら10サンチームと言うので即買い。多分60年代のものだと思う。

 喜多川歌麿の浮世絵「ビードロを吹く娘」が売られていて、15ユーロと言われたので一瞬欲しいと思ったが、S君に裏を見せてもらった方が良いと言われて見たら、「複製」の文字が入っていてやめる。やっぱり安いものには裏がある。でもオジサンは良心的だ。

 それから歩いて隣の街、ボンヌイユ・シュール・マルヌへ。20分くらい歩く。団地の中の街で、これはもしかして空振りかと思うが、結果はまあまあ満足。雨が降ってきて、出店の品物にビニールを掛けてしまってものが良く見えなかった。雨は降り続け、皆店仕舞いモードだったが、僕はひとまず全部見て回って、欲しいものをピックアップ。

e0074478_1195418.jpg フランス人のおばさんが出している出店で、以前紹介したコックさんのコート掛けと同じシリーズのインディアン・ヴァージョンを発見し、最初5ユーロと言われて一回りして2ユーロに負けさせた。彼女の叔母からもらったものなので、40~50年経っていると言われるが、そこまで古くないと思う。やっぱり70年代くらいだと思うんだけど。

e0074478_1201314.jpg それからアブリコット色のプードルのところへ。最初5ユーロと言われたのだが、目が片方無いのと、引き車を置く場所が部屋にないので躊躇していた。でもこのワンコと同じ会社の引き車を他にも持っているし、シリーズで揃えたいと思い、値段もあって買うことにした。2ユーロって値切ってみたけど、3ユーロで落ち着き、雨が降っていたときにビニールに隠れていたウサギを発見し、2つで5ユーロにしてもらう。最初オバサンしかいなかったが、買った時にはオジサンもいて、夫婦して優しそうな感じだった。奥さんはスカーフを巻いていて、多分回教徒。しかも北アフリカとか中近東ではなく、肌の白さから多分東欧の出身。最初ガラスの目が取れてるとクレームをつけた時に、鉛筆で書けばいいじゃない?なんて冗談を言っていたのが印象的だった。
このプードルくん、素材はモヘアで中綿は木目、目はガラス。車は鉄製で錆付いてる。毛並みはきれいだし、それほど汚れていなかったので中性洗剤で拭いた。でも物凄い量の抜け毛。多分50年代でしょう。

e0074478_21281599.jpg

e0074478_21284012.jpg ウサギ君もモヘア、木目、グラスアイ。実は2匹目。白ヴァージョンも持ってます。白ウサギ君は、2,3年前にパリから北西に行った街サノワの古物市で買ったんだと思う。これも恐らく50年代。ちょっと目が違うし、中綿も綿になっているので、こっちの方が新しい。今回買ったウサギ君は汚かったので洗いました。

e0074478_1211165.jpg 帰ろうとした時に、犬の刺繍画が目に入る。物凄く下手で、多分子供がやったんだろう。でも味があるなあ。家の浴室に刺繍画を沢山飾っているけど、どこかに飾ろう。50サンチーム。

e0074478_1242923.jpg そこから近くの駅を目指して歩き始めたけど、全然行き着けない。街の人に聞いて、結局最初に降りた駅ボワシー・サン・レジェーまで行く。40分くらい歩いたかも。
途中プードルが重くて、落ちていたスーパーマーケットのカートに乗せて運ぼうとするも、砂利道では進まなくて諦める。これはその時の記念ショット。

e0074478_20525198.jpg 前日には見香さんと娘のシャーロット、お友達のマニュエラ、そしてLioくんが僕のアパートを訪問。写真はシャーロットとマニュエラの2ショット。Lioくんのブログでも紹介されているけど、マニュエラの将来の夢はスーパーマーケットのレジ打ちですって。フランスって、やっぱり夢がない国なのかしら?

Lioくんのブログです

ここをクリックして人気blogランキングに一票を
e0074478_20231515.gif
 
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-10-18 01:28 | パリ郊外の蚤の市 | Comments(2)

10月2日(日)の巻

 いやあ、すっかりお休みしてしまいました。パリコレでバタバタでした。物凄く昔のことのように感じられるんだけど、先々週の日曜日の報告です。

 この日は10時にシャトレのRERのA線のホームへ。Rくん、Mさん、Jちゃん、Mちゃんと一緒にHouilles Carriere sur Seineの大ブロカントへ。発表では出店が2000。でも前回行った時は時間オーバーで回りきれなかった。
 
 最初ざっと見てから買うものを決めるなんてことはできない広さなので、即決しなきゃいかんなと思いながらも中々買いたいものが出てこない。でもシュッコのぬいぐるみを出している夫婦がいて、30ユーロって言われて引っ掛かる。ひとまず駅に近かったので保留。
 Rくんから電話が来て、ヴィニール製バンビを見つけたが、耳が取れていて云々と言われて、それは要らないと答えた。

 ダンスミュージックのレコードを沢山出している人がいて、そこで12インチ16枚とアルバム1枚を買って11ユーロに負けさせた。本当は12ユーロだったのだが、20ユーロ札を出して、向うにお釣りがなくて、11ユーロだったらピッタリ出せたので、その旨を言うと負けてくれた。ジャケットがないものが沢山あったし。っていうかジャケがボロボロ。DJをやっている時にテンパるのはわかるけど、本来大切にすべきレコードをこんな風に扱う人は嫌いでちゅ。ねぇ、DDさん。でもこんなレコードを当時から掛けていたあなたをリスペクト。

e0074478_22501334.jpgJ.M.Silk I Can’t Turn Around(1986年米盤)
 その後プロデューサー・リミキサーとして、シー・シー・ペニストン、クリスタル・ウォーターズ、ポーラ・アブデュール、マドンナ、マイケル・ジャクソンなどを手掛けたスティーヴ・シルク・ハーレー(上)、ヴォーカリストのキース・ナナリー(下)のシカゴ出身二人組。部屋に帰ってきてみたら、イギリス盤のプロモ、アメリカ盤のジャケなしを持っていた。3枚目だ。でも名曲だからいいか。オリジナルはアイザック・ヘイズ。ロン・ハーディーのミックス・テープでは、この曲の色んなヴァージョンを延々と掛けていて、当時彼のマイブームだったんだろうな。イギリスでもナショナル・チャート入りしました。

e0074478_2250363.jpgJ.M.Silk Shadows Of Your Love(1986年米盤)
 今回お初で聴いた曲。上記曲よりも前にリリースされていて、レーベルもシカゴのD.J. International。だからというわけではないけど、ちょっとマイナーでアングラな感じ。

e0074478_22505266.jpgChange Miracles(1981年独盤)
 これは日本盤CD(なぜかパリの古物市で購入)もアメリカ盤ヴィニールも持っているのをわかっていたけど、わかっているけど止められなくて買った1枚。安く売っていたらまた買うんだろうな。オヤジ、オバンは誰でも踊るParadiseはもちろん、Heaven Of My Lifeや表題曲など名曲揃い。チェンジの記念すべきファースト・アルバム。最近もずっと聴いてる。プロデューサー、ジャック・フレッド・ペトリュスは、仏領グァードループ出身で、イタリアでレコード店を経営している時にマウロ・マラヴァシと出会って二人でグループをスタート、って日本盤CDのライナーに書かれている。この二人は同時期にBB&Qとして、これまた誰でも踊るOn The Beatを大ヒットさせていてもの凄い才能の持ち主です。今はどうしてるんだろう?

e0074478_22511214.jpgChange Oh What A Feeling(1985年英盤)
 その後ジャム&ルイスにプロデュースを任せてヒットを出し、グループの起死回生に成功したけど、結局二人は袂を分かち、ペトリュスだけがチェンジを続行。悪くないんだけど、やっぱりこの人は元々レコード屋さんで、音楽を勉強していたわけではないので、クラシックを専門にしていたマラヴァシがいなくなって、飛び切りのポップさがなくなった。リミックスは、ナ・ナ・ナ・ナ・ナインティ~ンのポール・ハードキャッスル。

e0074478_2252982.jpgChange Let’s Go Together(1985年英盤)
 チェンジのラスト・アルバムTurn On Your Radioからの曲。やっぱり他の曲に比べて地味だな。嫌いじゃないけど。

e0074478_22523466.jpgMaxi Priest Close To You(1990年英盤)
 タイトル曲は当時のグラウンド・ビート・ブームの中で大ヒットしたので、今でも良く知られているはず。でも今回のお目当てはB面。I Know LoveのThe Steven Stanley Jamaican Mix。グレイス・ジョーンズやトム・トム・クラブのリミキサーとして、数々のガラージヒットを飛ばしたスティーヴン・スタンリー絡みだと思ったら、ただリミックスの名前になっているだけで、やっているのは全然別人でした。ガックリ。

e0074478_2252528.jpgSly And Robbie Silent Assassin(1989年独盤)
 グウェン・ガスリーや上述マキシー・プリースト、あんまり知られていないところではキュリオシティ・キルド・ザ・キャット等をプロデュースしていたスライ・ダンバー&ロビー・シェイクスピアの二人組み。踊れるんだけどレゲエでもR&Bでもなくて、形容し難い音楽をやってきた彼等の89年のアルバムは、プロデュースにオールド・スクールKRS‐ONEを迎えてバリバリのヒップ・ホップ。僕にはかなり辛い音楽だわ。ゲストはヤングMCとか最近は女優をやっているクイーン・ラティファなど。一応持ってますアイテム。

e0074478_22532168.jpgPeter Brown Overnight Sensation(1983年米盤)
 ディスコ・ミュージック専門のT.K.DiscoレーベルからRCAに移籍してのシングル。この人ってどの曲にも共通しているんだけど、マイナー・コードなのに明るくてラテンな感じがする。

e0074478_2254102.jpgGary’s Gang Makin’ Music(1983年オランダ盤) 
 またやっちゃった。オリジナルのアメリカ盤持ってた。当初買った時は全然良いと思わなかったのに、今聴くとベースラインがちょっぴりジョルジオ・モロダーしてていいな。

e0074478_22543085.jpgRobert Palmer I Didn’t Mean To Turn You On(1986年米盤) 
 オリジナルは81年のシェレール。ジャム&ルイス作。オリジナルはトップ40に入らなかったけど、僕の記憶に間違いがなければ、このロバート・パーマーのヴァージョンはトップ10入りしたはず。この人って、結構R&B寄りのカヴァーが多い。ザ・システムのYou Are In My Systemとか、ジャーメイン・ジャクソンのTell Me I’m Not Dreamingとかもやってる。でも最近亡くなってしまいました。

e0074478_22545833.jpgSharon Redd Beat The Street(1986年オランダ盤)
 主にプレリュードやサルソウルの再発をしているオランダのレーベル、ラムズ・ホーンの編集12インチ。オリジナルはプレリュード。リミックスはフランソワ・ケヴォルキアン、ゲイリーズ・ギャングのエリック・マシュー、トニー・ハンフリーズ。トニーのリミックスは音質が悪くて、やっぱりフランソワのリミックスが一番しっくり来る。シャロン・レッドはペニー・フォードとは姉妹で、80年代にプレリュードからCan You Handle It?などのヒットがあったけど、90年代に亡くなってます。
e0074478_22551961.jpgThird World Now That We Found(1978年仏盤)
 これも色々ヴァージョンがあって、いわゆるNYのDJが良く掛けているヴァージョンに中々出会えない。これも大人しめのヴァージョンで、僕の探しているものではなかった。この曲、ヘヴィーD&ザ・ボーイズのラップ・カヴァーで誰でも知ってるはず。

e0074478_22553533.jpgThird World One More Time(1985オランダ盤)
 このオランダ盤にはクレジットがないが、ラリー・レヴァンのリミックス。しかもデフ・ミックスの社長、ジュディー・ワインシュタインとの共同作業。曲はそれほど好きじゃないけど、B面のダブはそれなりに格好いい。

e0074478_2256978.jpgMassive Attack Unfinished Sympathy(1991年英盤)
 ジャケットだけあったのでもらった。盤はなし。このネリー・フーパー・リミックスは、マッシヴ・アタックのシングルを集めたボックスセットに収められていて、持っているには持っているが、オリジナルは持ってない。ちゃんとヴィニールが入っていたら良かったのにぃ。ところでアーティスト名がマッシヴになっているのは、当時湾岸戦争が行われていて、戦争をイメージさせる名前やタイトルは自粛する風潮があったため。当時ヒットを飛ばしていたBomb The Baseも、本名Tim Simenonでレコードを出していました。

以下からジャケットなしで、盤が丸裸だった。

e0074478_22562839.jpg

e0074478_22564699.jpg
Rafael Cameron/Surface Desires / Falling In love(1986年オランダ盤)
 これもラムズ・ホーンの編集盤。A面がラファエル・キャメロン、B面がサーフィス。目玉はやっぱりB面。オリジナルは83年のサルソウル。彼等にはその後HappyやShower Me With Your Loveとかのメジャーヒットがあったけど、この曲は一番ダンス向き。

e0074478_2257768.jpg

e0074478_2257232.jpg
Billy Ocean/Third World Stay The Night / Night / Try Jah Love (1986年カナダ盤)
 A面がビリー・オーシャン2曲で、B面がサード・ワールド。カリブ海諸島出身のアーティスト2組を収めた、カナダのダンスミュージック再発レーベル、ユニディスク盤。僕はとにかくNight狙いだったのだが、かなり短いヴァージョンで、7インチのヴァージョンより10秒ほど長いだけ。フランキー・ナックルズのミックスCDのヴィニール4枚組みに収録されていたヴァージョンは長かったはず、と思って長さを計ってみたら、やっぱりイントロからして長かった。この長いヴァージョンはどの12インチに収録されているのだろうか?B面のTry Jah Loveはスティーヴィー・ワンダー作・プロデュースで、30代後半は誰もが踊るクラシック。

e0074478_22574038.jpgPrince Controversy(1981年仏盤)
 この曲のオリジナルのアルバム・ヴァージョンは、確か7分くらいあって、イギリス盤の12インチを見たことがあるけど、アルバム・ヴァージョンと同じだった(その12インチは高くて買えず)。で、この12インチはわざわざ短い7インチ・ヴァージョンを両面に収録していて、かなり使えない。ワーナー・フランス、何やってんだよ。でも珍品だからいいか。

e0074478_2258272.jpgLevel42 Something About You(1985年米盤)
 同内容の英盤は持っていたが、音圧が高いアメリカ盤が欲しかったので買う。ウォーリー・バダルー・プロデュースで、当時大活躍していたシェップ・ペティボーンがリミックス。ぺティボーンはマドンナの「エロティカ」をプロデュースしてからどこかへ行ってしまった。特にA面はエディットに、トニー・モーランとアルベルト・カブレラからなるラテン・ラスカルズが参加。ブチブチバキバキいっていて素敵。

 一般家庭の出店でバナナラマを買う。3ユーロと言われて、なんかバナナラマに3ユーロはないだろうと思い、2ユーロに値切って、向こうは渋々OKした。3ユーロって日本円で420円だ。オジサンわかってないよ、ユーロの高さを。っていうか、ユーロになってからフランスの物価全てが上がったので、仕方ないか。

e0074478_22582338.jpgBananarama Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye(1983年仏盤)
オリジナルは69年のグループ、スティームっていうのは初めて知った。A面はどうでも良くて、B面のダブに注目。全米でヒットした「クルーエル・サマー」のダブがエイドリアン・シャーウッドだったので、この曲にはクレジットがないが、ブチ切れ具合がシャーウッドぽいので、多分そうだろうな。

e0074478_22584060.jpg ゆっくり見て回るなんて余裕はなくて、本当に広くて息切れするほど。モノの洪水の中、僕が集めている60年代の手の花瓶を発見。売っているのは地元のオジイで、3ユーロを1ユーロに値切ってみたが、もうあっちへ行けみたいな態度をとられたのでそのまま買う。こういうタイプは値切れなくてたちが悪い。古物市にはいて欲しくない種類の人間。このシルバー・ヴァージョンはかなり珍しい。これで手花瓶は11個目だ。もっともっと集めるぞ~。


 Mさんから電話が来て、カフェにみんなで入っているというので、指定の場所へ向かうが、結局道が良くわからなくて、僕は全部見たかったので見続けることに。

e0074478_22585845.jpg フェルトのネズミのぬいぐるみを発見。売っているフランス人のオジサン(といっても僕と同い年くらい)は、良く見つけたね、あんたがこれに注目した最初の人だよ、なんていう。当然です。だって集めてるんだもん。60年代の所々が外縫いのぬいぐるみで、モヘアでも木目でも目がガラスでもないが、想像を絶するような突飛な表情が堪らないので、僕はこの時代のぬいぐるみが大好き。このネズミ、物凄く長い睫毛で、顔だけ見ていると六本木のニューハーフっぽいな。鼻が取れてしまっているけど、修繕する予定。3ユーロを2ユーロに値切るが、向こうは引かない。仕方なく3ユーロで購入。家に帰ってきて見たら、値札が4ユーロになってた。

e0074478_22591414.jpg それから雨が降ってきて、集合場所のカフェを発見できず、Mさんに電話をして駅で待ち合わせることに。で駅へ行く途中に、やっぱりシュッコのぬいぐるみが気になって見に行く。そこは実は靴修繕の店で、その前に店の主人夫婦が出店を出していたのだ。彼等は、僕が持っているワンワン物語の犬と同じものと、もう一匹違う種類のものを売っていて、一匹の値段が高かったので両方買えないし、もう一匹同じものを買っても仕方ないので、持ってない方だけを買うことに。もう一匹は置き去りになってしまって可愛そうだったけど。30ユーロを20ユーロに値切って、25ユーロまではすんなり落ちたけど、20ユーロにはならず。でも雨が降っていて、みんなちょっとだけ店仕舞いモードになっていて、オッサンは雨降っているから仕方ないとか言いながら20ユーロにしてくれた。これって70年代位のものなのかな。素材はモヘアで、中綿は頭部分が恐らく木目、胴体部分が綿、目はプラスチック。ディズニーのライセンス品です。

e0074478_22593747.jpg そして駅へ。Mさんたちが来て、Rくんは僕に、電話でその存在を教えてくれたヴィニール製のバンビのデジカメ画像を見せてくれたんだけど、もう僕のストライクゾーンで、みんな駅に集まってしまったけどMさんに案内してもらって買いに行くことに。かなり離れていたけど。耳が取れてるけど、粘土か何かで作れば良いので買うことに。3ユーロを1ユーロに値切り、売らないと言われて、Mさんが1.5ユーロって言ったら交渉が成立。かなり大きい。耳まで入れると60センチくらいある。多分70年代のもの。売っているオジサンのものだったらしい。


 それからエデュカリュクスの引き車の玩具を見つけたけど、安くならなかったので買わなかった。っていうか置く場所がないだろう。もうちょっと良く考えて買い物をしようと自分に言い聞かせてみるが、無理か。

e0074478_233224.jpg 番外編だけど、その日の夜はパリコレ取材で山本耀司のショーを見に行きました。場所は国立印刷所。古い建物で雰囲気があった。写真は始まる前の風景。コレクションは新しいことに挑戦しているという感じでした。僕ってジャーナリストとしてはかなりペーペーで、最前列で見られるわけではない。服のシルエットを横からしか見られないことが多くて、横から見るのと前から見るのとでは印象がかなり違うでしょ?後からサイトで前方向からの写真を見たら、やっぱりヨージらしいシルエットの服が多くて、恐竜とかホースとか出てきたんだけどやっぱりヨージはヨージね、って唸っちゃいました。

ここをクリックして人気blogランキングに一票を
e0074478_20231515.gif
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-10-13 23:32 | パリ郊外の蚤の市 | Comments(7)

10月1日(土)の巻

  本当は午後に友人が来るはずだったのがドタキャンされてしまい、気落ちしながらもサン・ドゥニ通りの古物市へ。ここはパリの中の歓楽街で、でも安い服も売られていて、パリ近郊のヤング達で賑わっているので、東京でいえば歌舞伎町と竹下通りを足して2で割ったような感じ。でもかなりダサい。
e0074478_2394590.jpgそれはそうと、毎年不定期だけどこの通りで行われている古物市は、プロと住民がバランスよく店を出している。セックスショップや覗き小屋の前に店ができていて、かなり不思議な雰囲気。
e0074478_240815.jpg

e0074478_240296.jpg 最初にフランス人夫婦のスタンドでバンビちゃんを5ユーロで買う。目はガラスで、中綿は木目。素材はモヘア。売っている夫婦の話では、50年代のものらしい。僕もそう思う。

e0074478_2404883.jpg それでこのバンビちゃん、実は2匹目。3年前、パリの東にある街シェルで買ったものと全く同じ。でも写真で比べると、色とパターンが少し違う。前々から持っていた方にはタグの切れ端の跡があって、それがトリコロールカラーなので、ブランドはフランスのジャンジャック。かなり安物チックなぬいぐるみばかりを作っていた会社だけど、このバンビちゃんは味があるな。早速手洗い。でも中のワイヤーがグニャグニャなので、中綿の木目を取り出して詰め替える予定。尻尾の部分に何か固いものが入っているのだけど、多分鳴き声が出る小さな部品だろう。でももう鳴らない。


e0074478_2411348.jpg これ何だかわかります?西太后の拷問人形じゃありません(わかる人にはわかる?)。

e0074478_2412974.jpg 実はマッチボックス。これは売っている女性(恐らく僕より若い)のおばあちゃんのものだったらしい。だから、戦後直ぐくらい?それとも戦前?マッチも入っていて、それが艶々していてきれい。3ユーロで値切らず。家に帰ってきてみたら、10ユーロの値札が付いてた。きっと売れなかったんだろうな。

e0074478_2414657.jpg ボックスの底に擦るためのヤスリが付いていて、素人さんが勝手に作ったのではなくて、多分こういった製品が売られていたんだろうな。昔の人は横着せずに偉かったと感心しちゃいました。

                  ここをクリックして人気blogランキングに一票を
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-10-02 02:38 | パリの蚤の市 | Comments(0)