カテゴリ:パリコレ( 779 )

ロエベ 2017/2018秋冬

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 ジョナサン・アンダーソンによるロエベは、いつも通りユネスコ本部を会場にショーを行いました。また例によってモデルが一瞬にして通り過ぎる場所だったので、写真を撮るのが大変。何とか見るに耐えるものだけをご紹介します。こちらはローエッジのチェックのシャツスリーブが付いたワンピース。パンの絵が付いたテンガロン風ハットは、特にコンセプトは無いそうです。
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 今シーズンは前2回までの発展形を見せていて、ロエベの描く女性像を提示。といっても何だか良くわからないと思いますが、僕もプレス資料を一読してもまだあやふやです。
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 ドレスのヘムはランダムのように見えるけれど、実は規則正しく作られていて、その計算されたシルエットが美しかったです。適度なクラフト感、適度なリラックス感、適度なモード感が本当に今っぽいかも。
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 とにかく、あらゆるタイプの服があり、どれか好きなアイテムが見付かりそう。実は、何か1つのテーマでくくるのではなく、様々なものを一緒くたにするのが最近のトレンドだったりします。ジョナサン・アンダーソンは、やはり新しい世代のデザイナーなんだなぁとつくづく思ったのでした~。

今日はショールーム巡りでバタバタ~
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by tomoakishimizu | 2017-03-05 19:18 | パリコレ | Comments(0)

ドリス・ヴァン・ノッテン 2017/2018秋冬

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 ドリス・ヴァン・ノッテンのショーは、ベルシー地区にある複合競技場で開催されました。こちらのマルゴジアが冒頭に登場して、ただならぬ雰囲気だと思いましたが、メンズとレディースの両方で100回目の記念すべきショーだったのでした。
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 アンバー・ヴァレッタ。もちろん最近のモデルもいましたが、今までにドリスのショーに出演経験のあるスーパーモデルのオンパレードでした。コレクションについて書きますと、今までのドリスのDNAを考えた時に、テキスタイルこそがそれであるとし、アーカイブのプリントにグラフィカルなモチーフを乗せ、さらに素材を変えて全く新しいものに生まれ変わらせる、というコンセプトが貫かれています。
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 キャロリン・マーフィ。唇がちょっと・・・。とにかくリラックスした雰囲気の服ばかりで、見ていてハッピーな気分になれました。
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 中央はナジャ・アウアマン。他にもトリッシュ・ゴフやデヴィッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』に出演しているミッシェル・ヒックスとか、懐しい顔ぶれ。フィナーレでは皆さん総立ちで、本当に感動的でした~。

今日はヘロヘロです~
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by tomoakishimizu | 2017-03-04 23:37 | パリコレ | Comments(2)

コシェ 2017/2018秋冬

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 クリステル・コシェールによるコシェは、ナポレオン三世時代に建立されたミュージックホール、フォリース・ベルジェールを会場にショーを行いました。
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 あらゆるアイテムがあって、特に目立つようなテーマ性はなかったものの、最後の方で登場したショッキングピンクのシリーズや、大きなハートのネックレスなど、オートクチュールへのリスペクトが感じられる内容でした。
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 切りっ放しのパーツを繫いだ布地に刺繍をしたタンクトップ。表向きは今時のストリート風ですが、どれもこれも贅沢な素材ばかりで、どれだけ潤沢な資金をバックにしているのだろうと思います。
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 ショッキングピンクはスキャパレリ、サン・ローラン、ラクロワが愛した色で、直ぐさまクチュールを想起させる色。そして大きなハートのペンダントは、イヴ・サン・ローランがそのシーズンで一番のお気に入りのルックに合わせるアイテムでした。クリステル・コシェールは、やはり根幹にクチュールがあるのだと実感させられたのでした~。

荷物のパッキングが大変です~
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by tomoakishimizu | 2017-03-02 20:21 | パリコレ | Comments(0)

アンリアレイジ 2017/2018秋冬

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 アンリアレイジのショーは、ウェスティンのボールルームで開催されました。ナポレオン3世様式の重厚な内装ですが、意外と服がマッチしていたと思います。今回は反物のロールをテーマにしていて、ロールに巻いたデニムをドリルを装着したロボットアームで削り出した2着が冒頭に登場。こちらは彫刻家の名和晃平とのコラボレーションだそうです。ちょっと硬そうですが、地層のような、年輪のような不思議なモチーフが出ていて面白い仕上がり。1着に300メートルのデニムを使用しているそうで、床に敷かれているのがその削り屑。
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 年輪もモチーフの1つになっていて、円を重ねたようなジオメトリックなモチーフのジャカードのコートなど、結構エレガントなアイテムも登場。
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 こちらはジッパーをあしらったバイアスのドレス。使い古された方法ではありますが、テーマの流れの中で見せているので馴染んでいました。
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 ロックミシンの端部分を表にして縫い合わせたコートドレス。物凄く凝った作りでした。
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 これが凄かったです。カットしたフェルトを重ねたドレス。前回が割りとテクノロジーに頼り過ぎの傾向があって見ていて辛かったけれど、今回は丁度いい感じ。最近は心動かされるコレクションには中々出会えませんが、今シーズンのアンリアレイジには新鮮な驚きを与えてもらえました~。

今日のメインはドリス~
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by tomoakishimizu | 2017-03-01 21:19 | パリコレ | Comments(0)

パスカル 2017/2018秋冬

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 唐突ですが、今日からパリコレの記事をスタートさせます。1つ目は、ウクライナ出身のジュリー・パスカルによるパスカル。2年ほど前に、セレクトショップ『コレット』のウィンドーを飾って話題になりました。冒頭はレースの作品が続いたので、てっきり春夏だと思い込んでいましたが、冷静に考えたら秋冬じゃない、みたいな。
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 今シーズンはレーザーカットした反射素材製の花を装飾にしています。中々可愛いらしいけれど、可愛い過ぎちゃって身にまとったら最終的に不思議ちゃんになりそう。
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 シルエットが構築的なのは、元々建築専攻だったからのようです。装飾やモチーフで適度にフェミニンさを加えていて、意外と着易いのかもしれません。そして値段がこなれているのも魅力なのだとか。最終的にはそこに行き着くのでしょうね~。

今からアンリアレイジ~
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by tomoakishimizu | 2017-02-28 22:24 | パリコレ | Comments(0)

銅製ポット

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 オートクチュールの華やかな記事から一転。地味なアイテムのご紹介が続いていますが、今日もかなり微妙な感じ。パリ市内の古物市で見つけた、銅製のポットです。内側はアルミ。底面に刻印が入っているものの、しっかり押されておらず判読できません。でもアルファベット表記で、ヨーロッパ製であることに間違いはなさそう。現在実家にいて商品整理をしていますが、このポットを手入れしようと磨き粉でゴシゴシやったら思いのほかピカピカになってしまい、慌ててやめました。ある程度の経年による汚れがないとNGというマニアックな方もいるからです。でも百貨店では「ここで売ってるものって中古品なんですか?」なんて聞いてくる素っ頓狂なお客様もいて、そういう人たちを取り込むにはある程度メンテナンスしておかないといけません。バランスを取るのって中々難しいです~。

あと3日でパリに戻ります~
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by tomoakishimizu | 2017-02-18 09:22 | パリコレ | Comments(4)

ヴィクター&ロルフ 2017春夏

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 ヴィクター&ロルフのクチュールコレクションは、パレ・ドゥ・トーキョーで開催されました。タイトルは『Boulevard of Broken Dreams』。前シーズンは、今までに発表してきたコレクションで使用した素材を二次利用していましたが、今回はヴィンテージ素材をミックスしています。ちなみにこちらのドレスには、クレージュのワンピースが使用されているそう。
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 金色の刺繍による縁取りは、日本の陶磁器の修復方法である金継ぎからインスパイアさています。不完全に宿る美と、オリジナルを更に美しく価値あるものに変えるポジティブなものとして表現。
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 やはり着席した場所がカメラ向きではなく、こんな写真しか撮れていません。ご興味のある方は、来週以降ファッションヘッドラインのサイトをご覧ください。
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 最後はグランドバルが4体登場。ショーを見終わっての印象はかなりボンヤリしたものでしたが、写真を見直してみると物凄く計算されていることがわかり、どんどん引き込まれていく感じ。前回のコレクションと共に、今までのヴィクター&ロルフらしさに加えて新しいスタイルが確立されてきていて、中々興味深いと思いました。それで今回は、このコレクションから3体のみホームページでの販売が決定。1体2万ユーロ(約240万円)です~。

高いのか安いのか全然わかりません~
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by tomoakishimizu | 2017-02-14 10:33 | パリコレ | Comments(0)

ジャン・ポール・ゴルチエ 2017春夏

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 ジャン・ポール・ゴルチエのクチュールコレクションは、いつも通り、本社パーティルームを会場に発表されました。席に置いてあった資料の中の各ルックのタイトルを見る限りでは、今シーズンは、都会の女性が田舎へ逃避行して最後は農夫の男性と結ばれるというストーリー展開だったと思うのですが、特に発表されていないので何ともいえません。
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 ショー冒頭は得意のテーラードのバリエーションを見せます。以前のコレクションでも使われていましたが、今回はプリーツリボンが多様されていました。一見デニムでも、よくよく見るとぼかし染めのプリーツリボンが全面に縫いつけられていたり。こちらはゴルチエのシグネチャであるコーンブラドレス。こちらも全面にプリーツリボンを縫い付けています。
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 ゴルチエが大好きなヴィンテージのアイリッシュレースも多用されていました。こちらはハワイアンなハイビスカスモチーフをジャカード織りしたファブリックとアイリッシュレースをパッチワークしたドレス。他に、アイリッシュレースに銀箔を乗せたゴージャスなアイテムも見られました。
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 最後はマリエを着たココ・ロシャが、オーバーオール姿の筋骨隆々な青年が押す押し車に乗ってランウェイを練り歩きました。
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 オマケ。ピエール&ジルやカトリーヌ・ドヌーヴなどが来場していましたが、この人が一番の大物でした。唇の反り返り具合がちょっと怖いけれど、シルヴィ・ヴァルタン。実は孫のイローナ・スメット(このブログではバルマンの記事で紹介済み)がモデルとして登場したので見物に来ていたのでした。イローナの母親のエステル・ルフェビュールも2つ隣に着席。エステルは90年代にシルヴィとジョニー・アリデイの息子、ダヴィッドと結婚していたモデルで、故(!)ジョージ・マイケルの『Too Funky』のビデオにパテントのボンデージルックで出演しています。血統書付きともいえるイローナは中々のウォーキング振りで、これから色々と活躍しそうです~。

実は今から飛行機に乗って日本です~
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by tomoakishimizu | 2017-02-12 02:53 | パリコレ | Comments(0)

アレクサンドル・ヴォーチエ 2017春夏

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 アレクサンドル・ヴォーチエのショーは、グラン・パレで開催されました。スーパーモデルが透け透け見せ見せの服で登場するので、数少ないノンケのオジサンたちと一部のイケイケ好きの人には割りと人気。こちらはベラ・ハディッドちゃんです。
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 切りっ放しのジーンズのショーツにタフタのトップス、という良くわからないセットアップ。
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 春夏コレクションなのに、ツイードのジャケットとレザーのパンツ。秋冬コレクションにモスリンのドレスが出てくるのと同じノリですかね。
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 これがオートクチュールなのかと問われると、「う~ん、そうなんでしょうね。言った者勝ち」という感じのセットアップ。パンツはしっかりVになっています。
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 ケンダル・ジェナーちゃん。モデルにしては少々野太いかもしれません。お父さん(お母さん?)がオリンピック選手だから仕方ないのかしら。でも実際は、本人のスーパーモデルオーラが先に立って気にならないかも。さて、ヴォーチエさん。彼のように長年パリコレに参加していると、他の大きなメゾンから声がかかったり、メゾン自体が突然大きくなったりするものですが、それは昔の話のようですね。もう少し上のランクへ行けると期待していたものの、ファッション自体が厳しくなってしまったために難しくなったのかもしれません。実力あるのにちょっと残念。まぁ、これは僕が勝手に推測して言っているだけですが。とはいえ、セレブの間で徐々に浸透し始めているので、今後大きく化けるかもしれません~。

明日はゴルチエ~
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by tomoakishimizu | 2017-02-10 17:04 | パリコレ | Comments(4)

パリコレ ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ 2017春夏

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 ジョルジオ・アルマーニのオートクチュールコレクションは、シャイヨー宮のボールルームで発表されました。今シーズンは「新しい黒としてのオレンジを一押し」する姿勢を見せています。で、僕が頂いた席は見易かったのですが、シャッターチャンスには中々恵まれない場所で、結構苦戦しました。
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 オレンジの服にオレンジの光を当てていたので、色が良くわからなかったのが残念でもありました。それはともかく、ドレスを沢山見せるのではなく、上下別々に組み合わせられるよう、トップスとパンタロン、ジャケットとスカートなどと分けています。アルマーニ先生は本当に顧客想いなのですよ。
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 オレンジといっても、サフラン、コーラル、マンダリンなど様々なグラデーションで見せています。でも、黒のアイテムもしっかり登場させていました。で、どれをとっても最高上級の素材ばかり。布の流れ方が美しくて、安心して見ていられる感じです。
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 御大。現在82歳だそう。フォーブス調べで純資産66億米ドルって、一体何円?
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 オマケ。二コール・キッドマンです。やや恐怖心を抱かせますね。この日はイザベル・ユペールも来ていて「オスカーノミネート女優2人が来場!」と話題になりました。で、僕はキッドマンをパパラッチしてグッタリしてしまい(この写真1枚撮るのにどれだけ苦労したことか)、ユペールどころではありませんでした。っていうか、気付かなかったです~。

ユペール主演の映画観たいかも~
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by tomoakishimizu | 2017-02-09 23:29 | パリコレ | Comments(0)