カテゴリ:パリコレ( 825 )

トム・ブラウン 2018春夏

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 僕にとって、今回のパリコレ最後のショーがトム・ブラウンでした。場所はパリ市庁舎のホール。会場には、星が先端に付いた棒を手にしたメンズモデルが歩き回っていて、この時点から不思議ちゃんな感じ。
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 “おばあちゃんの身体”をデフォルメしたような着ぐるみをまとったダンサーたちが踊りながら出てきてショーがスタート。BGMはリトル・マーメイドの曲「Part of your world」で、かなりメルヘン。そして登場したのは、オーガンザを何枚も重ねてモチーフにしたアイテムでした。そのままオートクチュール。
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 こちらはチュールのパーツを立体的に縫い付けたコートと、モスリンをハンドプリーツしたところに刺繍を施したスーツ。
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 ディテールはこちら。スモッキング状にしたチュールにビーズ刺繍を施しています。これは凄い~。
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 オーガンザのパーツを立てながら縫い付けてモチーフを描いたジャケット。何百時間かかったのだろうか、という労作。
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 こちらもオーガンザでモチーフを描いたドレスに、オーガンザの半円のパーツを重ねながら縫い付けています。
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 ユニコーンが登場。学芸会っぽいけれど、よく作ったなぁ。ちなみに、中に入っているのは冒頭のメンズモデルです。
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 会場はこんな風に惑星が吊り下げられていました。既製服を見せるのにここまでするんだぁ、という感想。
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 ショー終了後、奥の部屋に通されました。ベッドには姉妹が寝ています。広報担当者に「このコレクションはこの姉妹のユニコーンと人魚についての夢だったのです」と説明されて「はぁ、そうなんですか」。大人による壮大なおとぎ話ワールドに付き合わせて頂いた感じで、かなり謎ではありましたが、とても贅沢といえば贅沢な時間でした~。

明日は札幌の告知~
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by tomoakishimizu | 2017-10-19 10:10 | パリコレ | Comments(0)

ミュウミュウ 2018春夏

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 ミウッチア・プラダによるミュウミュウのショーは、いつも通りイエナ宮のホールで開催されました。特にテーマ性がはっきりしないのは毎回のことで、そういった限定的なものを明確にしないのがミュウミュウのコンセプトとしてあるのかもしれません。「各人で好きに色々と考えてください。気に入らなかったら買わなくていいですから」みたいな、ちょっと突き放すようなところがあり、それが服自体の強さを生んでいるような気がします。
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 冒頭はアフリカ系のモデルが沢山登場。こちらはレトロなビニール製テーブルクロス風のレザーのコート。ちょっぴり70年代の香りがします。
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 コートとドレスのセットアップ。ギピュールレース風刺繍のシースルードレスの中にはシャツとショーツを着て、肌があらわになるのをガード。今シーズンは、多くのルックのどこかに透ける要素があり、でも透け過ぎることはなく、セクシーに装うこともなく、凛々しい感じさえします。
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 ギピュールレースのセットアップ。でも、インナーにはタンクトップとパンツを着用して刺激は抑え気味。
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 刺繍を施したシースルーの襟付きシャツドレスを合わせたセットアップ。インナーにはスパンコール刺繍のタンクトップ型ドレスを合わせています。
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 シースルーのシャツと刺繍を施したキャミソールドレスのセットアップ。コレクション全体としては割と大人しい印象を受けましたが、写真を見返していくうちに段々とその良さが伝わってきて、味わい深い内容だったと思います~。

プラダはやっぱり凄いです~
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by tomoakishimizu | 2017-10-18 16:11 | パリコレ | Comments(0)

エルメス 2018春夏

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 日本に戻ってきました~。今回は、来週26日からスタートするさっぽろ東急百貨店でのパリ祭に参加するためです。道内の方は是非いらして下さい。そして近々告知します~。
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 さて、パリコレ。エルメスのショーはシャイヨー宮のボールルームで開催されました。キーアイテムはエプロンで、機能性を重視されるワークウェアから、巻き付けるという構造と、大きな布で身体を包むというアイデアを発展させています。そしてキーモチーフとなっているのが、一番最初のルックの組み合わせ。シャツの柄はグラン・マネージュというスカーフのモチーフで、馬具用のベルトと鐙(あぶみ)、そしてリボンで作られた花が描かれています。それをグラフィカルにアレンジしたり、水彩画のように描いたりして、バリエーションで見せていました。
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 そしてチェックは、こんな風に異素材を組み合わせたりして、こちらも一つのアイデアをいくつものパターンに展開。
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 エプロンからインスパイアされたニットドレスとブラウスのセットアップ。ニットはローゲージで、物凄く目が詰まっています。背中には馬具用のロゴ入り金属製ボタンを装着。
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 前立てにレザーをあしらったレースのコートドレス。こちらも、モチーフは馬具用のベルトです。
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 ジップの位置を替えることで腕を通す場所が変わり、シルエットに変化が出るポンチョと、シルクコットン・タフタのトップスとパンツのセットアップ。
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 キーモチーフのグラン・マネージュを、地図や設計図のようにグラフィカルにアレンジしたコート。
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 最後はカフタンドレスが登場。一つ一つにエルメスならではのディテールがあり、アーティスティック・ディレクターのナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキーはアーカイヴを熱心に研究していることがわかります。そしてシルエットにも新しさが打ち出されていて、毎回感心させられるのですが、店頭に並ぶアイテムは限定されるのだそう。とにかく、良く練られた重厚なコレクションでした~。
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 オマケ。ジェーン・バーキン。クロコダイルの革を巡ってエルメスに意見をしていた彼女ですが、どうやら落ち着いたみたいですね。左隣の熊ゴロウ系の男性と一緒で、そっちばかりに気を取られちゃいました。でも、僕の周りの皆さんも同じだったようで、バーキンの存在に気付いていない人もいたくらいです~。

どうでもいいけれど、誰だったんだろう~
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by tomoakishimizu | 2017-10-17 10:05 | パリコレ | Comments(2)

サカイ 2018春夏

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 サカイのショーは、グラン・パレのホールで開催されました。ショーを見た直後は「何だかなぁ、ちょっとマンネリかも~」なんて思っていたのですが、実はかなり凄いことをやっていて、そんなことを思った自分は本当に失礼と反省したくらいでした。
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 レイヤード(重ね着)にしているだけだと思っていたのですが、実は2つのアイテムが一体となっていて、色々な着方ができるというものでした。
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 ロングスリーブシャツとノースリーブシャツがドッキングしていたり、ブラウスとブルゾンがドッキングしていたり。
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 でも単純なことはしていなくて、異素材をパッチワークしてサカイらしさを出しています。ドッキングしているトレンチをビュスティエのように巻き付けたスタイリングは、女性ならではだと思います。
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 ドッキングのアイテムの他に、コースターのようなマシーンレースを組み合わせたアイテムは目新しいアイテムでした。
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 最後の方はパッチワークアイテムが沢山。絶妙に違う同系色のチェックを組み合わせています。
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 こちらはフローラルモチーフの異モチーフのミックス。偶然にもバレンシアガがドッキングアイテムを発表していて、もしかしたら異種混合が流行するかもしれません。そしてサカイは今月、アンダーカバーと合同ショーを東京で開催すると発表。今回アンダーカバーはリバーシブルで、サカイはドッキングのアイデアに基づいたコレクションを発表し、東京でも同じものが登場するのかはわかりませんが、凄く面白いことになりそうです~。

今から飛行機に乗ります~
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by tomoakishimizu | 2017-10-16 01:51 | パリコレ | Comments(0)

パリコレ ヴァレンティノ 2018春夏

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 ヴァレンティノのショーはカルノー高校の体育館で開催されました。デザイナーはピエールパオロ・ピッチョーリ。このメゾンは元々オートクチュールのブランドなので、特に顧客を大切にする姿勢を崩しません。それが会場の雰囲気に如実に現れていました。ワンブロックが全員富裕層。もちろん皆さん全身ヴァレンティノです。写真は撮りませんでしたが、とにかく壮観でした。
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 さて、コレクション。一見カジュアルに見えても、実はもの凄く繊細で高級な素材が使われていて、間近に見るとその精巧さに驚かされます。
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 ドレスでも応用されていましたが、トップ部分はタンクトップを重ねたような若々しいスタイルが多く見られました。
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 発表体数が76と非常に多く、何か好きなものが必ず見つかりそうなコレクションともいえます。とはいえ、しっかりと統一感があるのが凄いところ。こちらはヴァレンティノのアーカイブからインスパイアされているようです。 
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 セレブ其の一。カリフォルニアの姉妹バンド、ハイムの皆さん。もちろん3人とも全身ヴァレンティノ。今年の2月に日本に帰ったときに久々にTVKテレビの『ビルボードトップ40』を見ましたが、どれもこれも電子音ばかりで全部同じ曲に聞こえてしまいました。でも彼女たちの『Want you back』がかかって、「あ~、この人たちはちゃんと音楽やってるなぁ」と思えたのでした。巷で言われている通り、ちょっとフリートウッド・マック、あるいはブルース・ホーンスビーっぽいけれど。すでに世界的なファッションアイコンだそうで、そういう類の人にありがちなお金かけている顔になりつつあるのが微妙なところですけれどね。
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 セレブ其の二。ヴァレンティノ・ガラヴァーニ先生(左端)と元社長のジャンカルロ・ジアメッティ氏(右端)。毎回お顔を拝見する度に思いますが、どんどん人間を超越していっている感じ。
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 BGMとしてグレイス・ジョーンズの『La vie en rose 』が時々かかっていましたが、こちらは直接的にグレイス・ジョーンスなルック。シルクサテンにギャザーを入れてバルーンにしています。簡単に見えるようで、実はこのボリュームを出すのは大変です。
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 それはそうと、ショールームで広報担当者の方に「ライブストリーミングの映像に清水さんがバッチリ映ってましたね」って言われ、Youtubeでショーの映像をチェックしたら本当でした。右端の一番手前の赤いアロハが僕。ごめんなさい~。
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 庭をイメージした刺繍のドレス。タンクトップ型のブラを合わせて、モダンに仕上げています。
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 後半は『La vie en rose』が最後までかかって感動的なフィナーレへ。適度にカジュアル、適度にスポーティ、適度にワークウェア、適度にクチュール、でも全体を見渡すと最高級、という絶妙さで、本当に良くできたコレクションでした~。

明日はサカイ~
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by tomoakishimizu | 2017-10-13 22:09 | パリコレ | Comments(2)

アクネ ストゥディオス 2018春夏

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 アクネのショーは、前回同様イベント会場のパヴィヨン・カンボンで開催されました。今シーズンは、スウェーデンのブランドというアウトサイダーとしての立ち位置を意識しながら、自分の周りにいる友人で、ファッション業界の外にいる、でもスタイルのある人たちの着こなしを参考にしたのだそうです。こちらはコーディング加工したニットとパイソンプリントのスカート。
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 一見普通のフロックコートに見えますが、実はストライプの上からチェーンが縫い付けられていて、ヘム付近からフリンジになっています。シンプルだけれど、かなり凝ったアイテムです。
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 レトロな雰囲気も醸しだしています。こちらはビーズ刺繍を施したレザーのオーバーサイズブルゾン。スナップボタンが宇宙人の顔になっているところもさすがと思わされます。刺繍がインディアンジュエリーぽくて、スナップが宇宙人の顔とくると、これってもしかしてスピリチュアル系かしら、なんて。
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 細かくカットアウトしてストライプモチーフにしたバックスキンのシャツジャケットは、古着のテイストを出すために最初からスナップボタンの塗装が剥げていました。
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 ラメジャケットと、ヘムにフリンジを飾った樹脂コーティングのニットドレス。コレクション全体を通して見ると、ヴィンテージショップにありそうな、ちょっとダサ格好いいアイテムをアクネ風にモダンにアレンジしていました。毎回のことながら、デザイナーのジョニー・ヨハンソンは実に巧妙だと思います~。

ファッション業界の中では頭脳派です~
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by tomoakishimizu | 2017-10-11 23:27 | パリコレ | Comments(0)

ジュンヤ・ワタナベ 2018春夏

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 ジュンヤ・ワタナベのショーは、メンズ・レディースとも朝9時半スタートで、前日からちょっとした緊張を強いられます。でも、今回は会場がルネ・デカルトパリ医大と、家の近所だったのでとても気が楽でした。さて、コレクション。今シーズンは、自然界にある不思議な形状を服に落とし込む、というコンセプトだったのだそう。ちなみにこの造形的なドレスは、樹脂製の筒状の芯を入れて形を作っています
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 なぜかマリメッコのファブリックを使用しています。でもグラフィカルなモチーフなので、はまり具合は抜群。
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 こちらのドレスの袖には、反物の端にプリントされるマリメッコの文字とモチーフタイトルがそのまま見えるようにあしらわれています。
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 このボタニカモチーフはマリメッコ過ぎて、どうなんだろう~、なんて思いましたが、結局は見ていてホノボノした気分になりました。ヘアメイクがパンクでトゲトゲしいですけれどね。
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 こちらはマリメッコではなく、オリジナルのファブリック。迷彩柄もミリタリー的というよりかは、自然を描いたモチーフ、みたいなイメージに受け取れるから不思議。互いに噛み合わなさそうな要素同士をぶつけるには、それなりのセンスとテクニックが必要になりますが、それを自然な形で見せていたのはさすがです~。

明日はアクネ~
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by tomoakishimizu | 2017-10-10 23:11 | パリコレ | Comments(0)

アンダーカバー 2018春夏

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 アンダーカバーのショーは、グランドホテルのボールルームで開催されました。コレクションタイトルは『ヤーヌス』。ヤーヌスはローマ神話に登場する前後二つの顔を持つ神のことで、このコレクションでは2人のモデルを同時に歩かせて、対になるものを表現していました。ヤーヌス(ヤヌス)というと、僕の世代的には杉浦幸主演の大映ドラマ『ヤヌスの鏡』ですね。
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 それぞれが同じカットだったり、似たようなスタイリングだったり、丈の長さが一緒だったり、共通項があります。というか、全部リバーシブルになっていて、左右のルックは全く同じもの、という恐ろしい事実を今知りました。こちらの左側のインナーのTシャツと上の写真の左側のTシャツは、シンディ・シャーマンの写真をプリント。その他にも、シンディ・シャーマンのポートレートが沢山使われていました。
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 面白いアイデアだけれど、刺繍のアイテムも多く、手数がかかってお値段は相当高くなりそうです。
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 暗くて良く見えなかったというのもありますが、実はショー後の印象はかなりボンヤリでした。でも、あらためてこうやって見てみると、かなり凄いことをやっていてビックリです。 
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 この最後に出てきたこのルックがとにかく強烈でした。スタンリー・キューブリック監督の映画『シャイニング』に登場する姉妹ソックリ。しかも右の子のワンピースには、血が流れているようなフリンジが付いていて、超絶ホラーな仕上がりです~。

もう少し明るくして欲しかったです~
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by tomoakishimizu | 2017-10-09 23:32 | パリコレ | Comments(4)

イッセイミヤケ 2018春夏

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 すみません。記事のアップが途絶えがち。実は昨日部屋にネズミが出てしまい、飛び出してきた穴を捜索して閉じるのに時間がかかり、半日ほど潰れてしまいました。でも本人(本鼠?)はまだ部屋にいるようで、ガサガサ音がしたり。どうしましょう~。トホホなパリ生活です。さて、本日は宮前義之によるイッセイミヤケ。会場はグランパレのホール。コレクションタイトルは『A Piece of Memory - 記憶のカケラ』で、アイスランドを旅した時に目にした荒々しい大地の割れ目、苔に覆われた溶岩、透き通った氷河をイメージしているそうです。ショー冒頭では、スチームストレッチの進化版素材によるドレスを着用したダンサー達が登場して、独特の収縮具合を披露していました。絞りを大きくしたような感じで、プリントが乗っていないところが白く出て、面白い風合いがあります。
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 特殊な糊をプリントして高温で膨らませるという定番の素材、ベイクド・ストレッチは、今回プリーツの間からアイスランドの風景が現れるバージョンが登場。
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 80年代に活躍したモデルで、現在イッセイミヤケのプレスを担当する櫻庭すみ子さんがモデルとして登場しました。
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 こちらもアイスランドの風景をプリントしていますが、裾の方が起毛していて、独特の動きとボリューム感。
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 円形のプリーツの上にアイスランドの風景を乗せたドレス。このメゾンならではの作品です。
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 四角くカットした異なる素材を乗せたCUBEと呼ばれる素材も不思議な動きをしていました。それはそうと、自分の旅の記憶を服として残せるというのは、ある意味デザイナーの特権なのかも。ちょっと羨ましく思ったのでした~。

ネズミを気にしつつ、週末は仕入~
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by tomoakishimizu | 2017-10-07 23:47 | パリコレ | Comments(2)

カルヴェン 2018春夏

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 新しいアーティスティック・ディレクター、セルジュ・リュフュウによるカルヴェンのショーは、パリ大学の校舎内の廊下スペースを使用して開催されました。リュフュウはソニア・リキエル、そしてジョン・ガリアーノ&ラフ・シモンズ時代のクリスチャン・ディオールで経験を積み、マリア・グラツィア・キウリがやってくるまでのほんの短い間、ルシー・マイヤーと共にディオールのコレクションを支えた苦労人。今年6月に発表されたプレコレクションの評価が高く、期待されていましたが、その期待を裏切らない完成度の高さだったと思います。
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 今シーズンはマダム・カルヴェンのアーカイブから引用してデザインしている部分と、世界各地を旅した時のイメージをミックスして構成しています。
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 フォルムとして目を引いたのがコードやロープの結び目の装飾やギャザーのディテールで、こちらのサファリジャケットは普通にベルトを結んでいるだけですが、1枚目の写真のワンピースは、非常に凝った作りになっています。
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 こちらはニワトリプリントのブラウスと作業用スカートのセットアップ。ベルトとシューズは色鮮やかな色糸を使っていて、中南米をイメージさせます。
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 カルヴェンというと、多くの人がイメージするのが独特の発色のカルヴェン・グリーン。カーペットやこちらのワンピースはそのカルヴェン・グリーンを意識したのでしょうが、もうちょっとヒスイのような明るい色合いで、全然違います。ただ、今までのカルヴェン・グリーンの固定されたイメージを覆そうしているのかもしれず、もしそうだとすると、これからグリーンのカラーパレットにバリエーションが出て面白いことになるかもしれない、と思ったのでした~。

一昨日やっとパリコレが終わりました~
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by tomoakishimizu | 2017-10-05 22:45 | パリコレ | Comments(0)