カテゴリ:調度品( 360 )

ペルシャ風水差し

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 パリ市内の古物市で見つけた陶器製水差しです。正倉院宝物の漆胡瓶にちょっぴり形が似ていて、そちらはフォルムがペルシャの影響を受けているという話なのでペルシャ風としてみました。でも、この水差しはややゴツくて、全然別物ですけれどね。
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 底面にはサインが入っていますが、どこの窯のものか全く検討がつかず。ボッテリした感じが南仏っぽい感じもしなくもなく。でもルーアンかも、なんて思ったり。以前、花籠を描いた陶器製プレートをご紹介していて、サインが似ているかなと思って見返したら全然違いました。制作年代もサッパリですが、それ程古くなさそうで、戦後のものと思われます
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 今までの僕だったら絶対に目が行かないタイプの陶器。このままだと、ムスチエとかカンペールにまで手を出しそうで怖いです。
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 こちらのモチーフは鳳凰? 全体的に、そのままペルシャを思わせるような細かいオリエンタル柄。やや稚拙で素朴な感じもしなくもないですが、すべて手彩色です。
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 金具部分は錫の合金、ピューター製。結構大きくて、高さは30cm程あります。またまたハードルの高いものを買い付けてしまいました~。

広々としたロビーや客間にどうぞ~
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by tomoakishimizu | 2016-10-21 23:51 | 調度品 | Comments(0)

WMF社製の姉妹都市プレート

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 ひゃ~!本日フランス展最終日です~。アッという間の1週間。クローズの午後5時まで全速力で頑張ります~。
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 本日はこちら、ドイツの鋳物会社WMFが1962年に制作したプレートです。何となく菊のように見え、和のテイストも感じられますね。
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 jumelageという言葉を知らず、調べたら姉妹都市という意味だとわかりました。双子や双眼鏡のことをそれぞれジュモー、ジュメルと言いますが、語源は一緒かもしれません。ドイツのアインバック市とフランスのティエ市が姉妹都市になった時の記念品のようですが、詳細は時間が無いので割愛。
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 当初は値札か何かのチケットが貼られていて、WMFの製品だとわからずに購入しましたが、部屋に戻ってチケットをはがしてビックリ。やはり老舗の製品は作りが違うと納得です。素材は良くわかりませんが、シルバープレートにニス加工してあるよう。表側には少々目立つ傷があるものの、まずまずの状態です~。

まだまだ商品モリモリです~!
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by tomoakishimizu | 2016-09-20 09:11 | 調度品 | Comments(0)

ガリア製ティーセット

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 パリ郊外の古物市で見つけた、おそらくは1920~30年代のガリア製ティーセットです。買った当初はこのように真っ黒けでした。
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 ポットとクリーマーにはガリアの刻印が入っています。ガリアは、元々はホワイトメタルの製品を作っていたアルフェニドという会社をクリストフルが買収し、ガリアという名前に替えて1880年に再スタート。1937年にクローズしたため、現在ガリアという会社は存在しません。
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 手前のソース入れは、全く同じ様式なのですが、ガリアの刻印がなく、こちらの刻印は潰れていて良く見えません。もしかしたらガリアのものではないのかもしれません。
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 このままでは店頭に出し辛いかなと思って、意を決して磨きましたよ。やっぱり見栄えがしますね。今回、店頭では向かって右側の目立たないショーケースに入れてしまっているので、今日は注目されるよう位置替えをしてみたいと思います~。

フランス展はあと2日です~!
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by tomoakishimizu | 2016-09-19 08:59 | 調度品 | Comments(0)

D&Cのフローラル柄ケース

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 昨日、ジェイアール名古屋タカシマヤさんにての『フランス展 2016』がスタートしました~。例年に比べると来場者数がやや少なかったような気がしつつ、そのせいかどうかわかりませんが、売り場が猛暑になることはなく、過ごしやすかったです。シルバーウィークへ向かうに従い、どのようになっていくのかわからないけれど、淡々と頑張りたいと思います~。
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 さて、今日はこちら。パリ市内の古物市で見つけたフタ付きケースです。当初は刻印を見てもチンプンカンプンで、その絵付けの美しさだけで購入。花の種類はリンゴ?

 リモージュ産であることは何となく見当が付きましたが、このD&Cがまさかベルナルドーの起源だとはつゆ知らず。ネット上で調べると、1878年よりデリニエールなる人物が持っていた窯がレミ・デリニエール&Cieで、1895年にレオナール・ベルナルドーと共同出資することとなり、1900年にベルナルドーとなったのだそう。ということは、こちらのケースは1878年から1900年までの間のもののよう。そのシンプルなフォルムから、おそらくは限りなく1900年に近いものと思われます~。

手芸用品が全然出し切れていません~
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by tomoakishimizu | 2016-09-15 08:55 | 調度品 | Comments(0)

オールドノリタケのボウル

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 パリ市内の古物市で見つけた、オールドノリタケの磁器製ボウルです。燦然と輝いていて、遠目からでもクオリティの高さがわかるほどでした。売っていたのはジプシーの一族。といっても、ショバ代を払わずにシーツを広げて商売をしているタイプではなく、オーガナイザーに正規の参加料を払い、イスと机とパラソルを出して陶磁器を中心に販売をしている人たち。ということで、それなりに価値がわかっているようで、お値段も中々でした。
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 こちらは英国向けの商品につけていたバックスタンプ。1906年から1925年まで使われていたもので、あと9年経てば確実にアンティークになりますね。
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 もちろん全てハンドペイントで、所々薄くなってはいるものの、金線の厚みと輝きはオールドノリタケならでは。絢爛な絵付けに目を奪われます。
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 オールドノリタケというと、西洋を意識した意匠のものが多いのですが、このような純和柄のものもあったことがわかります。
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 明日よりのジェイアール名古屋タカシマヤさん『フランス展2016』にて、里帰り品として販売予定。僕のセレクトとしては異色ですが、パリで見つけた美しいものであればどんなものでも良い、というコンセプトには合致していると思います。今回はこちらのボウルが目玉商品となります~。

今日は昼から恐怖の搬入です~
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by tomoakishimizu | 2016-09-13 09:18 | 調度品 | Comments(0)

細密画磁器プレート付き宝石箱

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 いや~、昨日は苦戦しました。台風12号がやってくるということで、全く人の出がありません。デニムの店主、奈良さんの弟さんが取り置き商品を買いに来てくれただけでしたが、お陰様で売上ゼロにならずに済みました(笑)。あ、それと整体師のAさんが修理に出したベルトを取りに来てくれたのを忘れていた。結局、昨日は来客2名のみ。まぁ、必要なパーツを買いに行く時間ができたし、レース編み台のこんがらがった糸を集中して解くことが出来たので良かったのですが。でも本当、日曜日なのに人が歩いていないんですよ。お店、特に飲食店は軒並み閉店。全然嵐のような状態ではなく、ちょっと天気が悪いくらいなのに、台風準備警報のメッセージが携帯電話に入ってくるし。一体どういうこと?と思いましたが、九州は台風で何度も被害に遭ってきていて、関東の人間とは警戒の度合いが異なるのだそう。九州は、位置的に台風が発生してから間もない状態でやってくることが多く、甚大な被害が出やすい。関東にやってくる頃には、随分と勢力が削がれていて九州のようなことにはならないとのことで、なるほどと思ったのでした。今日も台風の影響はありますが、やっと皆さん警戒心が解けたようで、窓の外からは工事の音がたくさん聞こえてきます。人通りも戻りそう。ということで、13時よりお待ちしてます~。
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 さて、今日はこちら。小細工シリーズの最終回。パリ市内の古物市で見つけた、貴婦人を描いた磁器パーツを取り付けた宝石箱です。ロココスタイルではあるものの、おそらくは1950年代のものと思われます。中央の細密画が磁器製で、本体は真鍮製。
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 どなたの肖像画かはわかりませんが、イメージとしては、田舎屋で生活するマリー・アントワネットといったところでしょうか。
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 こんなにロマンティックな外見なのに、中はこの通りがらんどう。味も素っ気もありません。
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 ということで、ロワイヤルブルーのベルベットとブレードで小細工してみました~。

イベントも残すところあと2日です~
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by tomoakishimizu | 2016-09-05 10:10 | 調度品 | Comments(0)

ジャック・ブルニョ作のハンティング柄ランプ・ベルジェール

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 パリ市内の古物市で見つけた、ジャック・ブルニョ作のランプ・ベルジェールです。素材はおそらく半磁器。カモのモチーフは印判ですが、白い釉薬はハンドペイントで、口の装飾部分にも手数がかかっていて、中々凝った作りです。80年代の作。
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 ジャック・ブルニョは、1960年代からロワール地方にアトリエを構え、ボンボニエールやランプの脚など様々な調度品の制作をしていたアーティスト。当時のランプ・ベルジェールのオーナー、ジルベール・ファイヨがブルニョにランプ瓶の制作を依頼し、両者のコラボレーションは好評を博したそうです。以来いくつものモデルが登場。ただ、生産量が増えるにつれてコレクターから飽きられてしまい、1994年に蜜月終了。ジャック・ブルニョについては、個人的には、60~70年代のジオメトリックな柄のものが好みで、近々ランプではなく、花瓶をご紹介したいと思います~。

本日は台風のため早めに終了かも~
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by tomoakishimizu | 2016-09-04 12:45 | 調度品 | Comments(0)

アール・ヌーヴォー様式のレギュール製宝石箱

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 昨日オープニングを迎えましたが、本当に余裕が無さ過ぎて、店内の写真を撮るという頭がゼロでした。すみません~。今日思い出したら撮ってきます。インスタにもアップしてないので、やっぱり忘れないようにしなきゃ。昨日はパーティになってからはお酒がエネルギー源になって復活しましたが、それまではずっと値札付けをしていてヘロヘロ。でも、お酒以上に、来てくださる方達に助けられました。いつものメンバーは然ることながら、福岡からわざわざお越しの方や昨日だけで2度も訪れてくださる方もいて、しかも皆さんそれぞれが独自の視点を持っていらして、直接触れ合える悦びを感じつつも、もっと頑張らねばと思ったり。本日も気を引き締めて、13時よりお待ちしています~。
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 さて、今日はこちら。パリ郊外の古物市で見つけた、アール・ヌーヴォー様式の宝石箱です。唇を重ねる男女が描かれたロマンティックな意匠が印象的。売主は顔なじみのムッシュで、この箱の素材がレギュールであることを教えてくれました。レギュールは錫、あるいは鉛とアンチモンの合金で、ピューターやブロンズとは違い、安価な素材としてもてはやされたのだそう。第一次世界大戦中に消費量が伸びたようですが、それ以前の19世紀後半に銅の代わりとして、ブロンズカラーにペイントした調度品が沢山製造されたそう。それがこの宝石箱です。ということで、こちらは19世紀後半の制作。
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 中を見てみると、このように赤いシルクが貼られていたようですが、グチャグチャ。膠が劣化してはがれてしまったようです。
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 スタイルとしては、綿を詰め込んだクッションではなく、台紙に脳味噌のようにクニャクニャと布を貼ったもの。ということで、シルクではなく、もう少しクッション性を高めるためにベルベットで再現してみることにしました。
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 内側の側面にベルベットを貼ります。底に見えるアルミ色が、レギュールの元々の色。ブロンズカラーはペイントであることがわかります。
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 底面。台紙にベルベットをランダムに接着。結構な分量の布が必要です。
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 周囲をブレードでトリミングして終了。これでアクセサリーを直接入れても安心です~。

宝石箱は他にも沢山あります~
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by tomoakishimizu | 2016-09-02 10:29 | 調度品 | Comments(2)

ロココ風の宝石箱

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 昨日の搬入、本当に大変でした~。13時から21時半まで、ほぼノンストップ。総勢4名で、新しく持ってきた3箱とストックの15箱、計18箱をやっつけました。でも手芸用品は細かすぎるので後回しになっていて、今日11時にみんなで集合し、整理をするつもり。というか、商品を適当に置いている状態なので、ディスプレイもしなくちゃ。本当に余裕が無いです。余裕無さ過ぎて、昨日お店の様子を写真撮り忘れました~。
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 さて、今日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、ロココ風の宝石箱。素材はレギュールと呼ばれる錫の合金に、ゴールドというかブロンズカラーをペイントしたもの。ロココ様式ですが、然程古くなく、おそらくは20世紀中頃のものと思われます。
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 中は赤くフロッキー加工されていましたが、そのままジュエリーを入れるにはお粗末な感じがしたので、こんな風にベルベットとブレードを貼ってみました。でもこの写真だと色がにじんで良く見えませんね。今日からデニムさんで販売しているので、是非実物を見にいらして下さい~。

 
パリ蚤の市アンティーク展@DENIM
9月1日(木)~9月6日(火)
〒830-0031
福岡県久留米市六ツ門町22-11
電話:0942-37-2246
営業時間:13時~21時

本日ゆっくり目にいらして下さい~
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by tomoakishimizu | 2016-09-01 10:16 | 調度品 | Comments(0)

リモージュ産の白磁ボンボニエール

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 今朝も8時頃から活動開始で、郊外の古物市を2カ所巡ってきました。そして本日出発です~。昨日も書きましたが、明日の29日着で実家に1泊して30日に九州という予定は、ニュースを見る限りではどう考えても不可能に思えてきました。もちろん台風の影響。それだったら、羽田に着いて直ぐに九州へ行ってしまった方が良いかなと思い始めているところ。そんなに上手く行くのかはナゾですが。まぁ、今からあれこれ考えていても仕方ないので、羽田に到着してから決めます~。
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 さて、本日はこちら。デニムさんのイベントDMの写真にも登場している、リモージュ産のボンボニエールです。パリ市内の古物市で購入。
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 底面のバックスタンプ。リモージュ・フランスとしか書いてないため、会社を特定できませんが、仕上がりが美しいので、それ相当な技術を持った職人の手によるものと思われます。40年代頃の制作でしょうか。
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 表面に編みカゴ風の彫りを施して金彩しています。金線には厚みがあり、結構な量の金を使用しているかもしれません。編みカゴとフタ中央のジオメトリックな花のモチーフが東洋の影響を感じさせ、中々エキゾチックなアイテムだと思います~。

荷造り何とか終わらせました~
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by tomoakishimizu | 2016-08-28 22:45 | 調度品 | Comments(0)