カテゴリ:調度品( 452 )

ピルケンハンマーのトリプルトレイ

e0074478_1704559.jpg
 3枚のトレイが1つになっている、取っ手付き磁器製トレイです。ミッドナイトブルーとゴールドのゴージャスな縁取りのコンビネーションがまさに王朝風。アリーグル市場で購入しました。

 お菓子とかアクセサリーを置くトレイとしてではなく、アーモンドとピーナッツとピスタッチオとか、オリーブとひよこ豆とニンニクのオイル漬けとか、刻みネギとゴマとおろし生姜とか、らっきょと福神漬けと紅生姜とか、色々なものに対応でき、使い勝手が良さそう~。

e0074478_1712537.jpg
 昨日ご紹介した星の王子様の花瓶と同じ窯で、チェコスロヴァキアのもの。ご覧のように、取っ手をナットで留めてあるので、それほど古くないことは一目瞭然でしたが、柄がきれいだったのと、金線の厚みがしっかりしていたので、それなりに良いものだろうと踏んで仕入れました。

e0074478_171048.jpg
 実際のところ古くなく、おそらくは1980~90年代のもの。ピルケンハンマーはかつてマイセン、セーヴルに続く産地だったそうで、ハンドペイントではないものの、その絵付けと磁器自体のクオリティはかなり高いと思われます。でも、日本では全くもって有名ではないようです。

 認知度が低いので、あともう1アイテムくらい、ピルケンハンマーの製品が見つかると、販売する時に世界観を出せていいんですけどね。そんなこと思ってても、こればかりは宝くじ並みに確率が低い世界なので、簡単に出てくるはずもないのでしょうが。気長に忍耐強く頑張りたいと思います~。

でも、もう陶磁器は増やしたくないかも…

http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2014-04-29 17:02 | 調度品 | Comments(0)

星の王子様の花瓶

e0074478_20424123.jpg
 パリ市内の古物市で見つけた、星の王子様モチーフの花瓶です。特に星の王子様について特別な思い入れは無いのですが、サン・テクジュペリの50フラン札は一応1枚だけ残してあります。でも持っててどうするんだろう。もうフランはユーロに換金できないはずだから、時すでに遅しですね。

e0074478_20395447.jpg
 底のスタンプ。見た感じ、そんなに古くないと思いましたが、チェコスロヴァキア製となっているので、80~90年代のものだろうと見当を付けつつ調べてみました。ピルケンハンマーというのは、ドイツ国境に近いチェコのブジェゾヴァーという街にある窯のことで、ブジェゾヴァーはドイツでの呼び方がピルケンハンマーなのだそう。要するにピルケンハンマーは地名であり、窯名でもあり、マイセンやセーヴルのように地名がそのままブランド名になっているのでした。特に19世紀に隆盛し、現在も磁器を生産しているようです。何だかややこしいですね。面倒だと思う人は読み返さずにスルーして下さい。

e0074478_2040734.jpg
 王子様の側が正面だとすると、裏側はこんな感じ。Der Kleine Prinz(デア・クライネ・プリンツ)というのはフランス語でLe Petit Princeを意味し、星の王子様をテーマにしたドイツの温泉町バーデン・バーデンにあるホテルの花瓶だったことがわかりました。何でドイツにフランスの童話をテーマにしたホテルがあるのかは謎。

 ネットで検索してみましたが、この花瓶と同じものはヒットせず、いつの時代のものか、そして備品だったのかお土産品だったのかがわかりませんでした。売っていたのはスラヴ語系の言葉を話す親子だったので、きっとチェコ人だったのでしょうが、どうやって手に入れたのか聞くべきでした。いずれにせよ、かなりレアなものということは確かなようです。

 キャラクター商品だから値段が高くなるなんてことは、僕のイベントでは有り得ませんが、仕入値が結構高かったのと壊れ物ということで、心持ち上乗せさせていただきます~。

先ずは大阪へ持って行きます~

http://blog.with2.net/link.php?153914
[PR]
by tomoakishimizu | 2014-04-28 20:41 | 調度品 | Comments(0)

オールドノリタケのトレイ

e0074478_19284071.jpg
 今日は、売れてしまったけれど、目玉商品で紹介しそびれていたものをここに。こちら、オールドノリタケのトレイです。フランスフェア初日の午前中に早々と嫁入り決定。

e0074478_1937443.jpg
 このスタンプは1908年のもので、英国輸出用だったそう。100年以上経っているのでアンティークですね。

e0074478_19371890.jpg
 一見西洋風を装ってますが、こういうディテールは完全に和。金線はやや剥げかかっているものの、欠けやヒビはなく、まずまずの状態を保ってます。

 オールドノリタケって偽物が多いそうで、まだまだ陶磁器のプロとはいえない僕は「これってどうなんだろう」というわずかな疑念を抱きながら大阪に来てしまいました。といいつつも、これ程のレベルで偽物は無いはず、という自信もあったわけですが、後になってから阪急うめだ本店の10階にオールドノリタケ専門店があるという情報を得て、携えた写真を店主に見せたところ、本物とのお墨付きを得ました。一応安堵。

 偽物は金線に輝きが無く、雑なのだそう。その点、このトレイの金線はピカピカで、ヨーロッパの陶磁器にも見られない程の艶やかさ。

 西洋のものと違うという点では、ブルーもいわゆるロワイヤルブルーのような落ち着いた感じは無く、目が覚めるような青で、全体的にキッチュな雰囲気です。

 それはさておき、百貨店に入っているお店だから当然なのですが、先述の専門店の価格設定の高いこと。普通に100万円以上する壷も置いてます。一概に比べられないのものの、このトレイは随分と安く売ったもんだなぁって。でもそこは、専門家による専門店と僕みたいな万屋さんタイプの古物屋は違うわけで、全体の価格のバランスを考えたら高くできない部分もあるわけですけどね。例え販売前に本物だというお墨付きを得ていたとしても、値段は変らなかっただろうなぁ。だって高いと売れませんから。ま、こんな感じで商売するのが一番性に合ってるのかも、と思います~。

明日も売れちゃった目玉商品のご紹介~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
[PR]
by tomoakishimizu | 2014-04-07 19:38 | 調度品 | Comments(2)

チューリップシェード付きランプ

e0074478_16352224.jpg
 チューリップ型のシェードが付いたランプ。こちらも阪急うめだ本店で里親を見つけそびれました。

 シェードはベルエポック的で、真鍮製の本体は50年代的。様式としては折衷です。ソケット部分にプラスチックが使われているところを見ると然程古くなく、おそらく70~80年代のものと思われます。

 店頭では、フランスで買った細いねじ込み式の電球を装着し、フランス式のままのコンセントに変換プラグを着けて点灯していたのでボンヤリ暗かったですが、日本式の電球とコンセントに交換すれば、こうこうと光が灯るはず。

 ところで、フランスに戻ってきてからも毎日仕入をしていて、結局ノンストップで仕事をしてます。で、最近特に強く思うのですが、僕と似たような仕事をしている人が増えたような気がし、あちこちで日本人の業者を見かけるようになりました。昨日も業者とおぼしき日本人女子2人に2カ所で出くわしてビックリ。1ヶ所はアリーグルで、もう1カ所は「ここに日本人来るか?」と思うようなマイナーなところ。近年アリーグルでは日本人の業者が毎日のように見受けられ、3年前とは明らかに違う様相です。ま、2年前に僕が出した蚤の市本にその責任の一端があるのかもしれませんが。たとえ業者がたくさん増えても、僕が買い付けるものはトレンドに関係がないので、全然仕入に影響しなんですけどね。

 思えば、2月末のパリコレ以来休みがなく、ワーカホリックな毎日を送ってます。皆さんからは強靱な体力の持ち主と思われているようですが、特に無理してるという意識も無く、何かに突き動かされている感じ。周りから期待されると応えたくなる性分なので、日々の活動が激しくなりがちなのかも。でも、ストレスを溜めないようにしてるし、寝られる時はたくさん寝てるしで元気にしてます。5月のイベントへ向けて、かなりの商品を買いそろえないといけず、それなりにプレッシャーですが、最後の瞬間までマキシマムに頑張りたいと思います~。

毎回限界に挑戦です~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
 
[PR]
by tomoakishimizu | 2014-04-06 16:37 | 調度品 | Comments(2)

犬付きボンボンケース

e0074478_211192.jpg
 阪急うめだ本店にて里親を探しそびれたワンちゃん付きボンボンケース(飴ちゃん入れ)。おそらく1930年代のフランス製。磁器なので、それなりに強度があります。

 本体が、色と形状により海に見えるのは僕だけでしょうか。黒い線が波で、ボコボコしているものが藤壺っぽいんですけど。両脇にはタッセルらしきモチーフも見られるので、海の上に浮かんだ丸い座布団の上に乗っかる犬、というのがコンセプトなのかも。30年代のキッチュ磁器は、デザイン的に怪しいものが多いですね。

e0074478_2114978.jpg
 ところで、昨夜、無事パリに戻りました。大阪の伊丹空港では、羽田便が増えたためか、国際便乗り継ぎカウンターが大混雑してて、一人一人に対してもの凄く時間がかかり、しかも手荷物チェックでは鍵束と傘が引っかかって手間取り(今までそんなこと無かった)、出発ギリギリだったので慌てて飛行機へ走ったら入り口で長蛇の列になってて、座るまでに10分くらいかかりました。ま、仕方ないか。帰ってきたら日本とは違う自由を謳歌する、フランス人特有の身勝手さをまき散らす人々を見て現実に引き戻され、最近読んだ「そのエゴを押し通したため、フランス人は自らの文明を崩壊させた」という内容の文章を思い出して納得したり。写真は、純奈ちゃんの京都のお墓がある真如堂の桜。日本での毎日は夢だったのかしら…。

今から滞在許可証受け取りに行きます~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
 
[PR]
by tomoakishimizu | 2014-04-03 21:03 | 調度品 | Comments(4)

19世紀貴婦人のポートレート入りフォトフレーム

e0074478_8541756.jpg
 今日はこちら、19世紀の女性のポートレートが入ったフォトフレームをご紹介します。

 ポートレートは、輪郭を薄くした写真に手彩色したもので、独特の透明感があります。ジゴ(羊の太腿の意)袖のブラウスが正に19世紀な感じ。

 フォトフレームは後世の時代のもので、おそらく1950年代以降。ピンクの背景とピンクのレースが超プリティです。このコラージュも後世の人の手によるものと思われます。レトロだけどモダンなテイストもあって、何ともいえない絶妙なバランス具合が素敵。

 さて、阪急うめだ本店でのアクセサリーフェアも、残すところあと2日になりました。相変わらず抜群の集客力で、会場中央ではブレイクダンスできるくらいの空間が広がってます。どうしましょう。しかも今日は朝から雨。泣きっ面に蜂です。でも、まだまだ素敵な商品がたくさん居残っていて、彼らのためにもメゲずに頑張り通します~。

~思いを伝える~
クリエーターズアクセサリーフェア
3月31日まで
最終日は午後6時終了

阪急うめだ本店
住所: 〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8−7
電話:06-6361-1381

お待ちしてます~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
  
[PR]
by tomoakishimizu | 2014-03-30 08:54 | 調度品 | Comments(0)

19世紀の夫婦の肖像入り額

e0074478_2358316.jpg
 アリーグル市場で見つけた写真入りの額縁です。誰に向けて買い付けたのか謎な感じでもありますが、世の中は広く、こういったものを好む人も結構いたりするのです。

 この重い雰囲気と漆黒とゴールドの色合いからすると、ナポレオン3世時代のものと思われます。この頃の黒い額縁には、牛の血を使ったものがあるのですが、これは違うだろうな、きっと。

 中の写真は割と適当に放り込まれた感じ。少なくともブルジョワ夫婦ではなく、推測するに普通の庶民ですが、額はなかなか立派です。ま、この時代のものは全体的に手作業が細かくてクオリティが高かったのでしょうね。ご主人は鉄道員でしょうか。奥様の方はシャーロック・ホームズとかに出てくる召使のような出で立ち。

 このまま飾っていただいても良いですし、写真はコラージュ作品に使っていただいたり、使い道が無い場合はお寺に持っていくか、塩をまぶしてお清めして捨てていただき、違う写真を飾っても良し。好きなようにお使いください~。

本当はこのままで飾って欲しいかも~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
[PR]
by tomoakishimizu | 2013-12-28 23:58 | 調度品 | Comments(2)

ハンティング額縁

e0074478_8501999.jpg
 今日はハンティングをテーマにした額縁をご紹介します。造花が入っている額縁はいくつも買い付けていますが、狩猟がテーマのものは初めてです。
 
e0074478_8503340.jpg
 グローブガラスの中には、木と羽でできた鴨とドライフラワー、そしてご覧のような散弾銃の弾がコラージュされています。長らく口にしていませんが、秋にお高いレストランへ行くと、ジビエ(鹿・イノシシ・キジ・ウサギなど)の料理がたくさんサーブされていて、例えば山鳩を食べると肉の中から散弾銃の弾が出てきたりします。あれって鉛だろうから、そのまま飲み込んじゃったら身体に悪そうですね。

 おそらくは60年代のフランス製。こんなバカバカしいものをよく作ったなと思います。誰かアーティストの1点ものという感じではなく、製品として量産されていたように見受けられ、割と本気度高いかも。買ってくれる人の顔が全然見えてこない商品ですが、ひとまずは賑やかしで代官山pupi et mimiさんで販売します~。

明日からお待ちしてます~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
  
[PR]
by tomoakishimizu | 2013-11-28 08:50 | 調度品 | Comments(0)

ハンドペイントのガラス製花瓶

e0074478_1657369.jpg
 エナメルをハンドペイントしているガラス製の花瓶です。パリ市内の古物市でゲットしました。売っていたのは、顔馴染みのプロのフランス人男性。

 この花瓶には直球型の華やかさは感じられず、値段的にも高く、そんなに興味が無かったのだけれど、そのオッサンは今後壊れることを想定すると今直ぐにでも売りたかったようで、どんどん値段を下げてきて、引き留められ、結局買うことになっちゃいました。
 

 高さは20cm弱。先日は花びらのような細工が施されているオパリーヌガラスの花瓶を紹介していますが、こちらはもうちょっと透明感のあるバージョンです。19世紀末から20世紀にかけての制作、とオッサンは言っていたものの、アールヌーボーにしては質実剛健な感じがするので、もしかするとナポレオン3世時代かもしれません。

e0074478_16575835.jpg
 ま、質実剛健といっても十分にフェミニンでロマンティックな雰囲気がありますし、華やかさが強くないとはいえ地味派手な印象。非常に東洋的で、この楚々とした佇まいは正に日本的。ともすると、やっぱり1900年頃のものなのかも~。
 

ひとまず骨董品です~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
[PR]
by tomoakishimizu | 2013-10-20 16:59 | 調度品 | Comments(0)

スズメ3匹が乗った磁器製小箱

e0074478_18373071.jpg
  ピーチクパーチク聞こえてきそうな、スズメ3匹をモチーフにした小箱です。パリコレ期間中にパリ市内の古物市で購入。お値段高かったのですが、あまりにも可愛いくて抗えず。一緒にいた某雑誌の編集長(♂)も「これはわかる」と納得してくれていました。

e0074478_18375169.jpg
 この写真ではわかりにくいですが、土台はパステルピンクで、銀線が入っています。フタの手前の銀線部分が剥げかかっている以外は欠損無し。ドイツ、としか表記されていないので、どこの窯のものかは詳細知れず。時代は東西に分かれる前、おそらく30~40年代のものと思われます。

 元々の用途は飴ちゃん入れだったのでしょうが、アクセサリー入れとか、持病の薬入れとか、幅広く使えそうです。ただ、耐久性に優れている磁器とはいえ、特にスズメ部分が繊細な作りなので、然程触らないで済むような使い方をするのがおすすめです。ええと、何かあるかな…。

好きに使ってください~

http://blog.with2.net/link.php?153914 
[PR]
by tomoakishimizu | 2013-10-19 18:38 | 調度品 | Comments(8)