カテゴリ:調度品( 459 )

マリア&キリスト像入り楕円額

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 パリ市内の古物市で見つけた、マリアとキリストの像を収めた楕円額です。売主の業者のムッシュは、セレクションが面白いし親切なので、ほぼ毎回彼から何かしらを買っています。で、今回、こちらの楕円額を彼のスタンド見つけましたが、割りとお値段高めだったし、何となくマリア様のお顔がタイプじゃなかったのでスルーしようとしました。でもいきなり「半額でいいから持っててくれ~」となり、断れなくなってしまったのでした。業者と仲良くなると値切らずに安くしてくれる場合がほとんどで良いこともたくさんだけれど、往々にして義理を果たさないといけなくもなるのです。
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 ちょっと男顔なのですよ。まぁ、いいか。素材は石膏に何かを混ぜているようですが、詳細はわからず。型抜きだとしても、当時シリコン製の型は存在しておらず、ここまでの立体的な彫像を抜くのは難しく、相当手数がかかる作業を経ているはずです。おそらくは19世紀末から20世紀初頭にかけての制作。キリスト教信者の方にはもちろんのこと、キャビネ・ドゥ・キュリオジテ(驚異の部屋)系のインテリアが好きな方にもおすすめです~。


キリスト様の顔は可愛いです~
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by tomoakishimizu | 2018-01-12 23:04 | 調度品 | Comments(0)

シャナル作のピューター製葉型トレイ

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 新年になりました~。色々と各自事情があると思いますので、お目出たい言葉は抜きにして、本年もどうぞ宜しくお願いします~! で、本日は干支にちなんで犬関係のものをと思いましたが、ストックしている写真の中になかったので、こちらのトレイをご紹介します。
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 a.e.chanalの刻印が入っています。これは、アリス・シャナル(1872~1951)とユジェーヌ=ルイ・シャナル(1872~1925)という彫刻家の夫妻の名前。おそらくは1920年代の制作で、アール・デコへ移行する直前のアール・ヌーヴォー様式です。シャナルについてはアメリカにコレクターが多く、クリスティーズのオークションにも出品されるほど。型で抜いているのではなく、ピューター(錫の合金)の一枚板を切り抜いて、ハンマーで叩いて造形しています。軟らかい金属だから加工がしやすいとはいえ、ここまでの形に仕上げるのは大変なこと。もしかしたら、夫妻以外に直接的に制作する第三者がいたのかもしれませんが、彫刻家による造形的な美しさと職人的な技術が融合した作品といるでしょう。こちらも3月に再デビューです~。


何の葉っぱかはわかりません~
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by tomoakishimizu | 2018-01-01 13:18 | 調度品 | Comments(0)

ルシアン・ブリドゥ作の灰皿

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 今日は大晦日。この一年を振り返ってみると、渡航7回、四国を除く日本全国12ヶ所でのイベント、そして6つのパリコレをこなし、自分なりによくやったと思います。でもブルーキュラソーの秋山さんなんて、今年は28ヶ所のイベントに参加したそうで、上には上がいると愕然。それはそうと、来年も同じようなペースになりそうで、淡々とこなしていきたいと思います~。さて本日は、パリ市内の古物市で見つけたルシアン・ブリドゥ作の灰皿です。外側のグラフィカルな印象とは異なり、内側のグリーンが華やか。実は、渋谷のunikkさんで販売済みです。
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 作者のサイン。花瓶が132で、こちらは290なので、続き番号であるとすれば、こちらの灰皿は花瓶よりも後に制作されたことになります。
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 残念ながらこちらに欠けがあります。でも、お買い上げしてくれたSさんは全く気にしない様子。彼女は、去年花柳界を引退し、今月代官山にバーをオープンさせたそうで、お店に置くと言っていました。次回はあいさつに行き、“なんちゃって”金継をしなくちゃ、なんて思っています~。


良いお年をお迎えください~
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by tomoakishimizu | 2017-12-31 10:26 | 調度品 | Comments(0)

ルシアン・ブリドゥ作の花瓶

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 パリ郊外の古物市で見つけた、ルシアン・ブリドゥ作の花瓶です。ブリドゥとその弟子であるジャック・ブルニョの作品は、このブログで何度か取り上げていますが、グラフィカルかつ有機的なモチーフはとても男性的でありながら、同時に絢爛さもあって、今まで触れてこなかったジャンルゆえに新鮮。
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 底面のサイン。窯は1928年創立で、ボニー・シュール・ロワールにあったそう。この花瓶はおそらく1950年代の作と思われます。
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 残念ながらこちらに欠けがあります。でも、“なんちゃって”金継をしたので、現在はほとんどわからない状態です。
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 この部分だけ上薬が乗っていませんが、欠けではなく、作者のミスのようです。知名度が低いため中々難しいアイテムではありますが、慌てず気長に販売していきたいと思います~。


明日もブリドゥ作品~
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by tomoakishimizu | 2017-12-30 08:51 | 調度品 | Comments(0)

カミーユ・タロー作リモージュ産ランプベルジェ

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 パリ郊外の古物市で見つけた、フローラルモチーフのランプベルジェです。リモージュの窯の中でも、釉薬を半立体的に乗せてモチーフを描くバルボティーヌと呼ばれる技術で知られたカミーユ・タローによるもの。
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 薄れてはいますが、タローのバックスタンプが入っています。おそらくは1950~60年代の作。タローはランプベルジェとのコラボレーションで様々なランプを手がけていて、中には微妙なセンスのものも多数。こちらのランプについては、生産数が少なかったようで、フランスでも高額取引されているものの一つです。
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 濃紺の地に金彩を施し、更に上から白い釉薬を手描きしています。そもそも、紺の釉薬をムラ無く塗るのも相当な技術を要するそうで、職人技が何重にも組み合わさった立派な作品といえるでしょう。次回、大阪で再デビューさせます~。


忘年会はナシで、仕事することにします~
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by tomoakishimizu | 2017-12-28 10:19 | 調度品 | Comments(0)

カゴと少年

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 実家に戻って来ました~。昨日の北海道は、僕が飛行機で飛び立った後くらいから大荒れだったみたいですが、全体の運航自体には然程影響が無かったようです。ただ、午前中に一便、強風のために欠航となっていて、飛行場はかなりの混み具合でした。そして僕と秋山さんが乗った飛行機は、5分遅れの搭乗案内の予定が、遅れて到着した飛行機の乗客を先に降ろさなくてはならなくなり、そんな事情を全く知らない乗客はダラダラと通路を歩き、それで20分くらい遅れ、搭乗できたと思ったら、ダイヤの乱れによる滑走路の混雑なのか、乗ったまま待たされ、最終的に2時半出発予定が3時半に。それでも、昨年の33時間幽閉というアクシデントに比べたら全然マシでした。とにかく、自分にとっては超過密スケジュールとなった、年内パリと日本を7往復しながら12ヶ所で開催のイベント全てが終了し、ホッとしているところ。でも、実家では来年の催事の契約書の作成と商品整理という宿題があり、最後まで気が抜けません。とりあえず、大晦日まで頑張りたいと思います~。
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 さて、本日はこちら。パリ郊外の古物市で見つけた、おそらくはドイツ製の花器です。木靴を履いた少年がかご2つを持っているというモチーフ。カゴと子供というモチーフは、20世紀初頭のドイツの花器で良く見られるもの。残念ながらバックスタンプが無く、詳細がわからないのですが、よく見ると、淡い色で塗り分けられていて、それなりに繊細だったりします。小花を生けたらとても良い感じになりそうです~。


忘年会のお誘いがあるけれど、どうしよう~
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by tomoakishimizu | 2017-12-27 11:17 | 調度品 | Comments(0)

ローゼンタール社の猫脚付コンポチエ

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 チェコとの国境に近い街、セルプに位置するローゼンタール社によるコンポチエ(フルーツ盛り)です。コンポチエにしては小さめで、イチゴやサクランボなど、コンパクトなフルーツを盛るとプリティ。
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 フランスの陶磁器製コンポチエで見られる太目の高台ではなく、3つの猫脚が付いているのが特徴。粘土自体に色が付いていて、ベースがベージュになっています。
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 モチーフは印判ですが、それなりの繊細さがあります。色合いとタッチはやや硬め。
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 穴の開いたレーススタイルなので、50年代のものかと思っていましたが、『クラシック』と銘打っているので復刻ラインのよう。そして、ジャーマニーのNの下に棒が引っ張ってあるので、おそらくは1987年の作、という結論に至りました。

 さて、サッポロ・アンティーク・マーケットは本日最終日となります。まだまだ商品がありますので、是非是非足を運んでください~!

SAPPORO ANTIQUE MARKET 2017 WINTER
パリの蚤の市 12月24日(水)本日最終日!
4丁目プラザ 7階 4プラホール
〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西4丁目
10時00分~20時30分営業
電話:011-261-0221


クリスマスイブ返上で頑張ります~
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by tomoakishimizu | 2017-12-24 08:51 | 調度品 | Comments(0)

イチゴのリキュールセット トレイ付

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 今から飛行機に乗ります~。着いて直ぐにお寿司を食べに行こうと誘われてしまい、意志薄弱な僕は真っ先にハイと返事をしました。体重増量は確実です~。
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 さて本題。ヴァンヴの蚤の市で見付けた、イチゴのリキュールセットです。以前ご紹介したイチゴモチーフのリキュールセット は、カップが3つしか付いていませんでしたが、こちらは5つあり、しかも葉の形をしたトレイがセットになっています。
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 ただ、このように欠損部分があります。そして、カップはおそらくは6つセットだったはずですし、リキュールボトルの栓が紛失しています。完璧な状態ではないですが、この毒々しさ&可愛さは替えになるものがないはず。札幌に運び込む予定ですので、是非見にいらして下さい~。


明日搬入です~
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by tomoakishimizu | 2017-12-13 14:38 | 調度品 | Comments(0)

テド作リス付きブックエンド

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 一昨日の夜、渋谷で飲んだ帰りに、借りている恵比寿のマンションまで歩いてみました。そのマンションの近くに住んでいる友人が一緒で、ワイワイ話をしていたらアッという間に到着。「なんだぁ、楽勝じゃん」なんていうことになり、今度は店まで歩いてみようと思い立ち、12時半過ぎに出発。でも、歩けど歩けど渋谷には近付かず。どんどん開店時間が迫ってくるので、ほとんど競歩状態に。1時3分過ぎに到着しましたが、ヘトヘトでした。アロハシャツ1枚なのに汗ダラダラ。iPhoneのヘルスケアを見たら、3キロを30分で踏破。時速6キロです。その後は、夏のプールの授業後のような脱力感に何度も襲われ、やっぱり無理はしない方が良いという結論に。やはり、お酒が入っているのと入っていないのとでは気分が違いますし、友人と一緒か独りかというのも時間の経ち方が変わってきます。今日はバスに頼ることにします~。
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 で、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、リスの付いたブックエンドです。土台は大理石で、リス部分の素材は錫の合金であるレギュールと呼ばれる金属にペイントを施したもの。昨日お店にやってきた友人に「顔が怖い」といわれましたが、ヨーロッパ人の造る動物の顔なんてこんなもので、まだ可愛い方です。
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 こちらに『テド』のサインが入っています。でも、ネット上で調べても詳細はわからず。年代については、おそらくはアール・デコであろうと思われます。殺風景になりがちな書斎にアクセントを加えるべく、こちらのリスちゃんたちに力を借りてみてはいかがでしょうか~。


イベントもあと2日となりました~!
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by tomoakishimizu | 2017-12-09 11:10 | 調度品 | Comments(0)

カミーユ・ル=タレック作のドゥミタッス

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 パリ市内の古物市で見つけたドゥミタッス(日本での発音はデミタス)二種です。こちらは赤の地に金彩を施した絢爛な絵付けのセット。単色をムラ無く塗るのは難しく、高度な技術を駆使していると思われます。先日お店にいらした磁器の絵付けを指導している方によると、赤は金を原料にした釉薬であるため、とても高価なのだそう。ということで、こちらは、僕が扱う商品の中でも相当な高級品ということになります。
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 ソーサーの底には、「フランスはパリにあるル・タレックにより、デザインと彩色を全面的に手で施した」という文言が書かれています。中央の金彩の葉は、リモージュの文字を隠すために塗り潰したもの。
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 こちらはエキゾチックな唐草模様。一つ一つの筆致が確かで、とても美しい仕上がりです。
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 実は3年前に、同じ制作者によるパリ焼のハンドペイント・ジュエリーケースをご紹介していますが、もう一度おさらい。アトリエの主、カミーユ・ル=タレックは、日本では知られていないものの、フランスでは磁器作家として非常に高名。エリザベス2世を始めとする世界の王族のために食器を手がけ、ティファニーとのコラボレーションも彼のキャリアの中で大きな位置を占めています。ル・タレックのアトリエは、1990年にティファニーによって買収され、翌年にカミーユ・ル=タレックは逝去。ル・タレックのアトリエは、カミーユ・ル=タレックの死後も続きましたが、リーマンショック後は苦境に陥り、2014年にティファニーがアトリエを手放すことに。そして間もなく、アトリエは消滅します。詳細について。赤のドゥミタッスのペインターは、イニシャルがSFで、こちらはSHF。赤はOOの文字が入っているので、1961年の制作。青はAAで、1954年の作であることがわかりました。二点ともカミーユ・ル=タレック生前の作で、彼のキャリアの中でも一番活発だった時代のもの。それが絵付けにも現れていると思います。ただキレイだからと思って買い付けて来ましたが、実はかなりのレベルのものであったことに自分でもビックリでした~。


毎回ビックリで新鮮です~
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by tomoakishimizu | 2017-12-08 10:12 | 調度品 | Comments(6)