カテゴリ:オブジェ作品( 4 )

ギニョルのオブジェ

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 今日は酷い目にあいました~。まず、6時半に起きたつもりが、サマータイムに切り替わっていて7時半だったんですよ。古物市へ出かけようと思って郊外線の駅へ行ったら、時計が1時間早いじゃないですか。駅員に時計狂ってますよ、なんて言い掛けてハタと気付いたんです。物凄く損した気分のまま、パリから南の街へ。でも雨が降ってきちゃって、次の街へ行ったらザーザー。駅へ行くまでにずぶ濡れに(道を間違えて結局30分以上歩いた)。そこからパリの北の街へ行きましたが、4時だというのに雨のせいでほとんどのスタンドが店仕舞い。買ったものよりも電車賃の方が断然高かったです(涙)。その努力の成果は明日以降に。といっても4点くらいしかないんですけどね。

 前置きが長くなってしまいましたが、今日は謎のアーティストによるオブジェ作品を紹介します。買ったのは10年くらい前で、パリ郊外の街で行なわれていた古物市でした。売っていたのはフランス人の女性。正確な値段は忘れましたが、手の込んだオブジェ作品なのに物凄く安かった記憶があります。多分10フラン(200円弱)とか。厄介払い状態だったんでしょうね。

 で、そのオブジェは上の写真のようにボックス状になっています。高さは19cmで幅が12cm。主な素材は紙。原色だらけで、あまり素敵な色彩感覚ではないのですが、こまごまと描いてあって努力は認めたいところです。制作したのは90年代でしょう。

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 扉を開けるとこの通り~、人形(ギニョル)が出てきます。扉にはロウソクまで付いていて芸が細かい! 動物の顔がオヤジっぽいし、全体的にあんまり素敵じゃないですか? 

 裏にはCharlotte Merlhouとサインが入っていて、アーティストを廃業したのかネットで検索しても出てきませんでした。センスは微妙なんですが、報われるのか全くわからない、こんな細かい作業をやりぬいたアーティストの心意気に感心しちゃいました~。

えらいとは思うけど、やっぱり微妙・・・

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by tomoakishimizu | 2008-03-30 23:39 | オブジェ作品 | Comments(2)

神父用ミュール

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 シリーズ最後は、女装した神父が履くミュールです。

 実を言うと、ちょっと失敗してます。はりつけになったキリストを刺繍したつもりなんですが、使った白のシードビーズが大きすぎて、何がなんだかわからなくなっちゃいました。でも訳のわからないゴテゴテ感は出ているので、いいことにします。

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 紙と粘土で作った土台に、紫のシルクサテンを刺繍したものを貼り付けていて、使ったビーズは20~30年代のものが中心。吹きガラス、小さなカボション、木にシルクの糸を巻きつけたビーズ、丈ビーズ、カットビーズなど様々。昨日のバッグ同様、顔ボタンも使っています。

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 十字架をイメージしたヒールは、粘土でできていて、上から金粉をまぶしてあります。フォルム的にはマノロ・ブラニクのサンダルを参考にしました。

 このミュールを履いて、昨日のバッグを下げ、おとといのヒツジのぬいぐるみを持っている女装の牧師。想像できるようなできないようなですね・・・。

明日からぬいぐるみに戻します~

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by tomoakishimizu | 2006-11-14 21:46 | オブジェ作品 | Comments(18)

神父用教皇帽バッグ

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 昨日のヒツジと同じ時期に作ったバッグです。女装の神父が、夜な夜な森へ出かけては淫涜を繰り返す、というストーリーの中で登場するのがこれ(なんじゃそりゃ、ですが)。

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 教皇が被っている帽子の形の紙芯に、蚤の市で買い集めた聖職者が着る袈裟用のブレードをパッチワークしたものを貼り付けてあります。貼り付ける前に、ガラスのビーズや木の芯にシルクの糸を巻きつけたビーズなどを刺繍。エンジェルちゃんは、顔部分がボタンで、これも吉祥寺の手芸屋さんで購入。どうもヨーロッパの戦前ヴィンテージのようです。羽部分は葉っぱのスパンコールを切って羽に見立てています。

 見ての通り、紫と黄色(あるいはゴールド)という組み合わせは、カトリックの聖職者の衣装によく登場するもので、特に紫は、仏教の中でも位の高い人が身に着ける色。色自体が高貴とされているようですね。プリンス然り?

 フリンジも黄色と紫が交互に織られているもので、教会のクロスなど使われていたものだと思います。フリンジの先には、ゴールドの吹きガラスを取り付けてあります。バッグ本体とフリンジの間には、黄色と紫のカットグラスが縫い付けてありますが、紫のブレードのせいで目立たなくなってしまいました。ちょっと残念。バッグの中は巾着になっていて、向かって左側に見える2つの飾りヒモは、元々巾着用に作られたもの。

 僕ってこういうのを作ると、どんどん足していきたくなる人間で、どうしても引き算ができません。ヨーロッパのテイストで作っているつもりが、段々ビザンチン風になってしまい、それって結局アラブじゃない?ってことになります。生まれたところは、人の人生に多大な影響を与えるんですね~(人事のようですが)。

明日は神父用ミュールを紹介します~

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by tomoakishimizu | 2006-11-13 22:28 | オブジェ作品 | Comments(11)

神父用ヒツジのぬいぐるみ

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 突然ですが、友人から僕が作った作品をブログに発表するよう要請されたので、たまにはそんなものを公開しても良いかと思ってここに載せてみることにしました。

 これは2004年2月にパリで行われた合同展「ドルチェ・ヴィータ」に出展したもの。3点のオブジェからなるシリーズで、村にいる普段は真面目そうな神父さんなんだけれど、夜になると女装して森へ出かけてしまうというストーリーを勝手に作り、そんな変態チックな彼にピッタリなグッズを作ってみたのでした。

 これはその神父さんが大事にしているヒツジのぬいぐるみ。動物だったら何でもというわけにはいかず、カトリックの宗教画でよく生贄になっているヒツジをわざわざ選んだのでした。元ネタはシュタイフなんですが、解体するわけにいかないので、実物を見ながら想像でパターンを作り、何度も失敗してやっと出来上がったのがこれ。まったく違うものになってしまいましたが。

 布の状態で刺繍しておけば良かったのに、組み立ててからやることになってしまい、本当に苦労しましたよ。おまけに作っていた頃は、友人の自縛霊騒ぎに巻き込まれていて、辛かったです~。まぁこのオブジェには丁度良いタイミングだったのでしょうかね。両性具有なので、お乳とおジジ(フランス語で表記してみました)の両方が付いてます・・・。

 吹きガラスのビーズと軍人の正装用コスチュームのために使われていた真鍮のスパンコールを刺繍しましたが、多分両方とも戦前に作られていたもの。蚤の市で購入しました。ガラスの目玉は、日本に帰った時にユザワヤで買ったぬいぐるみ用のもの。日本は本当に便利です。コサージュも蚤の市で買ったもので、首に巻いているのは帽子の素材屋で買った50年代のベルベットリボン。で、まつ毛は、某有名ブランドのパリコレのショー後に、バックステージで拾ったものを再利用したのでした~。

明日は神父用ハンドバッグを紹介します~

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by tomoakishimizu | 2006-11-12 23:14 | オブジェ作品 | Comments(17)