2017年 02月 05日 ( 1 )

パリコレ ケンゾー 2017/2018秋冬

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 ケンゾーのショーは、トム・ブラウンの会場の真横のスペースで開催されました。というのには理由があります。実は両者とも演出家がエチエンヌ・リュッソで、本人の都合が最優先されたからです。というのは僕の推測に過ぎませんが、十中八九そうなのでしょう。でも我々としても移動時間が3分で、とっても楽でした。というか、全部のショーをイベントセンターでやってくれたらいいのに、なんて。写真は、ランウェイ中央に設置されていたメイクルームとフィッティングルームの様子。要するに観客席から全部丸見えでした。ドリス・ヴァン・ノッテンも似たようなことをやっていましたが(演出家はやはりエチエンヌ・リュッソ)、これってわざわざバックステージを作らずに済み、経費削減になるのだとか。今回はその浮いた経費分を環境保護団体に寄付したそうです。
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 今シーズンはアークティック・サーフィン(北極でのサーフィン)というコンセプトのもと、氷やオーロラをイメージさせるカラーパレットのアイテムが登場。
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 ワークウェアをグラフィカルにアレンジしているアイテムが多く、依然として若々しいイメージでした。
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 そして特筆すべきは、レディースも同時に発表されたことです。基本的にメンズと同じコンセプトでしたが、リボンのディテールとフラワーモチーフが加わり、華やかな印象でした。
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 メンズ・レディース同時発表というのは、実はポール・スミスが今回そうでしたし、ヴェトゥモンがクチュール期間中にメンズとレディースを同時に発表するのと似たような感じかもしれません。ショーの回数は減らせるし、同じテーマ性を持たせた場合、共通した素材を使用できるため無駄が省けます。経費の大幅削減ができるわけです。今後はそういったブランドが増えるかもしれません。
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 そして、顧客最優先にすることでジャーナリストの招待者も減らす方向に行きそう。評論家に評価してもらわなくてよいというブランドが増えるかもしれません。そもそも、ジャーナリストの評価を見て、服を買う人なんてほとんど存在せず、不必要なわけです。人工知能の発展によって無くなるであろう職業がしばしば取り沙汰されますが、それとは関係なく、ファッションジャーナリストという職業が真っ先に無くなりそうです~。

明日からクチュール~
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by tomoakishimizu | 2017-02-05 23:33 | パリコレ | Comments(0)