2015年 12月 27日 ( 1 )

カボチャ型塩胡椒マスタード入れセット

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 昨日は収集癖について、色々と考えてしまいました。きっかけは、長年に渡って女子高生の制服を盗んでいた収集家(?)が逮捕されたというニュース。なぜか日本には下着泥棒などの類が多くて、今回も別段珍しくもなんともないケースですが、逮捕された男性が僕の父親の実家近くの出身で、そこは僕の戸籍上の住所でもあるので、何となく親近感(?)が沸いて注目してしまったのと、彼とは全くの同学年だし、「20年くらい前から」というコレクション歴も一緒だし、何よりも強い収集癖を持っているというところで、あまり他人事ではないかな、なんて思ってしまったのでした。ま、僕は人様のものを盗んだりしませんし、ぬいぐるみに対して特別な興奮を覚えたりしないので、逮捕された彼とは全くタイプが異なりますが、収集癖を持っているというところでは紛れもない共通点があります。とはいえ、やっぱり全然違いますね。僕は買ってきたものをそのまま部屋に飾り、仕舞い込んだりしません。それに対して彼は、大型ビニール70袋に詰め込んで保管していたそう。物が物だけに飾るわけにもいかず、仕方がなかったのでしょう。そんなにビニール袋があって、同居していた父親は気付かなかったのかなぁと。あと、盗まないで、いわゆる専門店で買えば良かったのではないかと思いましたが、お店で扱っているものは、本当に女子高生が着用したものかどうかわからないというマニア的な猜疑心が生まれるのかもしれません。う~ん、この辺は僕には良くわからない。あと、沢山のアイテムをため込むと何となく満足してもいいはずなのに、どうしても新しいものを追い求めてしまうのは、多くの収集家が持つ傾向でして、それは僕も同じです。だから延々と蓄積させてしまうわけですが、彼の場合、対象物がお店で買えないという特殊性があり、盗む他は無かったのかもしれません。全然賛同できない話ではありますが。それにしても、防犯カメラだらけの東京であんなことをして、まんまと逃げおおせると思っていたとしたら本当に不思議です。はぁ~、やっぱり彼は気が変になっていたのかも。現役女子高生が着用した制服、という“本物”を追求するあまり、様々なハードルを越えてしまった彼は、誰にも理解できない深い暗闇を背負っていたのかもしれません。ここまで重症なのだから、多分、一生そこから抜け出すことは出来ない気がします。自己の欲求を満たすには違法行為をしないといけない、というのは何とも辛いですね。それに比べたら、僕なんて全うだし、可愛いもんだ、と結論付けたのでした。年末の御飯会に向けて、部屋を整理しながらぬいぐるみのディスプレイ変えよう~。あ、冷静になってみると、やっぱり僕も変なオジサンですね。

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 さて、今日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた塩胡椒マスタード入れです。モチーフがカボチャかどうかは自信がありません。ちなみに、この写真では赤味が強く写っていますが、実物はオレンジです。だから、やはりカボチャなのでしょう。

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 底面のゴム栓には、ERMETIC Bté S.G.D.Gと入っています。ERMETICというのは、良くわかりませんが、塩胡椒入れを作っていた会社、あるいは塩胡椒用のゴム栓を作っていた会社のいずれかだと思います。Bté S.G.D.Gの刻印については、以前、時計や卓上盆の記事で紹介していますが、Breveté sans garantie du gouvernementの略で、発明的な技術の使用が認められるものの、その危険性などについては政府は保証しません、という意味の文言です。この刻印は、1968年まで使われていたものなので、こちらは結構古いものだと思います。このゴム栓に関しては、全然劣化していないのが不思議。

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 本体底面には刻印が無く、番号のみ。1930年代のキッチュなモチーフの磁器には刻印は無く、番号のみだったりするので、もしかしたらこの塩胡椒マスタード入れも同じ時代のものかもしれません~。

釉薬の剥離はあるものの、状態はまずまず~
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by tomoakishimizu | 2015-12-27 23:42 | 生活用品 | Comments(6)