初回でご紹介したクマの兄弟です。真ん中がこの前買ったクマ。体長は約15センチ。
右のクマと出会ったのは、確か去年の冬。場所はド・ゴール空港近くのヴィルパントという街の古物市。ここは空港に近いので、地価が安く、ということは住民も移民が多い。売られているものはバッタものばかりで、古物を売っている店が殆どなかった。でも一軒、このクマを売っているフランス人夫婦のスタンドがあって、他にもクマがいたけど、この子に目が行き値段を聞いたら30ユーロ。かなり高く感じて、20ユーロに値切ったけどダメ。それでその日は諦めました。その後どこだったか忘れたけど、他の街での古物市にその夫婦が店を出していて、このクマさんは僕の到来を待っていたかのようにそこにいました。で、ながらく売れてないことをネタに値切り作戦をし、23ユーロくらいまでに落ちて買うことに。
左の黄色いクマは去年の春に、マレ地区のブルターニュ通りの古物市で別のフランス人夫婦から20ユーロで買ったもの。その他にもこのタイプのクマが何匹かいたけど、一度に買える金額ではないので、泣く泣くこのクマだけ選びました。
素材はモヘアだけど、もしかしたら羊毛ではなくて絹のモヘアかも。調査してみます。中綿は木を細く切った木目。目は真っ黒なガラス。針金が付いていて、当時はボタンとしても使われていたと思う。40年代くらいのもので、ドイツ製のぬいぐるみのようにリアルではなく、どことなく顔が歪んでいて作業が雑なのでフランス製だと思います。国民性が出てますね。それでもやっぱり可愛いので、他にも兄弟増やしていきたいな。
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