リアルだけど、生きてませんよ~。厳密にはぬいぐるみという感じでもないんですが、下から寝巻きなどの寝具を入れられるようになっている黒犬くん。剥製並みの精巧さです。
買ったのは2~3年前で、パリ市内の古物市で布を広げて店を出していたアラブ人のオバサンから買いました。彼女はきっとショバ代を払っていなかったはず。だから、最初30ユーロと言われたのですが、高い高いと言い続けたら、割とすんなり15ユーロにまで落ちました。
紙を粘土状にして形成した芯に、羊の毛皮を貼り付けています。目はガラス。上の写真は裏返したところですが、物入れになっているのがわかります。ジッパーが古いタイプのものなので、恐らく戦前のもの。
このタイプの寝具入れ動物はなぜか犬ばかり。どこの国で作られていたのかはわかりませんが、たまに蚤の市で見かけるので、フランスではまあまあの割合で流布していたものなのでしょう。でも、例え見かけたとしても状態の悪いものが多く、脚が折れていたり、毛が剥げていたり、場合によっては頭がなかったり。こんなに良い状態の子にめぐり合えることは本当に少ないです。あの売っていたオバサンに、どこで仕入れたのかを聞いておけば良かったぁ~。と後悔するのは毎度のことなんですが、値切ったあとは早くお金を払って逃げ出したくなり、それどころじゃなくなっちゃうんです~。
これからはもっと落ち着いて買い物をします~
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