パリ市内の古物市で見つけた、石膏製の少女像です。アール・ヌーヴォー様式で、おそらくは19世紀末から20世紀にかけての制作。色が剥離していたので、ちょっとだけ手直ししました。
Rêverieはフランス語で夢想を意味します。プレートまで付いていて、中々立派な感じ。
作者のサインが入っていますが、全く判読できず。インターネット上でこちらのFrance 353 Deposéというワードを入れて検索したところ、何も引っ掛からず。でもRêverie、彫刻と入れたら、似たようなポーズの彫像がいくつか出てきました。
しかしそのどれも駄作で、顔が全然イケてない。おそらくは、こちらの少女像を真似して作ったのでしょう。と勝手に持論を展開していたわけですが、その後この作品がギュスターヴ・ヴァン・ヴァエレンベールという、アール・ヌーヴォーの代表的彫刻家の手によるものということがわかり、「ああ~やっぱり僕は正しかった」と思ったのでした~(笑)。
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