汗水垂らして来る日も来る日も商品の整理をしていたら、昨日はとうとうモチベーションが下がり、半分仕事になりませんでした。仕方ない。今朝、新商品の整理が全て終わったので、今日の午後はストックをやっつけたいと思います。で、本日はこちら。ヴァンヴの蚤の市で見付けた、フランジュウのサインが入ったキツツキの置物です。1930年代の制作で、素材はレギュールと呼ばれる錫の合金と思われます。全く同じキツツキをあしらったブックエンドやインクスタンドが存在しますが、こちらは最初から置物として制作されたもののようです。
フランジュウを検索してみたところ、イポリット・モローがヒットしました。イポリット・モローは、以前ご紹介している
イポリット・モロー作フレンチブルのブックエンドの作者。どうやら、こういったインテリア製品にはフランジュウの名前を使っていたようです。で、よくよく調べたら、かなり高名な彫刻家で、父親・兄弟・子供の代、皆が彫刻家という一家の出身。パリ市長舎にも作品があるほどなのだそうです。知らなかった~。アール・ヌーヴォー期にもたくさん作品を発表していますが、いわゆる骨董屋さんで扱うようなタイプばかりで僕の好みではなく。それ以前に高すぎて買い付けできなさそう。やはり、この種の動物シリーズが僕には丁度良いと思ったのでした~。
デコ期のモロー作品もう少し揃えたいかも~人気ブログランキングへ