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ヴィクター&ロルフ 2017/2018秋冬

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 ヴィクター&ロルフは、国立歴史自然博物館でショーを開催しました。名物となっている動物の剥製の間に座ってショーを見るのかと思ったら、密閉された長方形の箱の中に通され、剥製・標本の類なんて1ミリも見えません。わざわざ会場をそこにした理由がわからず、でした。
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 それはさておき、ご覧の通り、各モデルにはフェルトでくるまれた仮面が合わせられていました。タイトルは『Action Dolls』。ショーが始まった時は、さすがにどよめきが起きました。日本製の生地を使用したボンバースジャケットのバリエーションと、パッチワークのインナー、あるいはジーンズが合わせられ、ドクターマーチンンやスリッパをコーディネイトしています。人形感を出すために、モデルたちは肌を出さず、フェルト製の手袋をはめ、フェルト製のスパッツを穿いています。暑そう~。
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 ボンバースには大きなリボンを飾ったり、襟を大きくして立たせたり、段々にしたり、パッチワークをはめ込んだりと様々。でも仮面にばかり目が行ってしまって、服に集中できません。そもそも雇われたモデルたちはこのショーでは顔を売ることはかなわず可愛そう、なんて思っていたら・・・。
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 20体のウォーキングが終了すると、モデルたちは仮面と手袋とスパッツを脱いで、再度、超駆け足でウォーキングしてくれたのです。乱れたヘアもなおしていません。これで見る側も歩く側もスッキリ。
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 男性モデルが2名含まれていたのも、ちょっとしたサプライズ。パッチワークには色々な意味合いが込められていたそうで、前2シーズンの古い生地を再利用するアイデアの流れを汲んでいて、エココンシャスにしているのと、団結や多様性の象徴としているのだそうです。性別も人種も階級も関係がないというメッセージ。アメリカ軍のジャンパーであるボンバースをメインアイテムにしているところが非常にアイロニカルで、「さすがはヴィクター&ロルフ!」と感嘆の声を上げたのでした~。

クチュール感は少なめでしたが~
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by tomoakishimizu | 2017-07-15 23:14 | パリコレ | Comments(2)
Commented by あっこ at 2017-07-17 09:34 x
友くんへ

毎日蝉がミンミンと煩いですが、お元気そうでね❗️漸く怠さが取れて元気になりました。が暑い💦
友くんにご報告です❣️

やっとお引越しが決まり騒音からやっと解放されます❗️
\(^o^)/

息子ちゃんの学校の校区内の市に決めました。と言っても実家が国道挟んで目の前に有りました。

母は息子の為に老体鞭打ちながら頑張っていますよ(^^;;

パリコレと関係無くてごめんなさいm(__)m

友くんお体ご自愛下さいね。
Commented by tomoakishimizu at 2017-07-17 17:20
あっこさん、ご無沙汰してます~!パリも暑くて、明日なんて予報では34度です~。でも6月末の37度から比べればへっちゃらです。
お引越しが決まったそうで、良かったですね~。それも学校とご実家に近い場所で理想的かもしれません。でも騒音なんて慣れますよ。僕のパリのアパートなんて、前がカフェで2時頃まで音楽ガンガン。でも眠れるようになりました。二重窓だし耳栓してますけどね。
老体だなんてまだまだですよ。精一杯頑張りましょう~!って自分にも言い聞かせているのですが。
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