イリス・ヴァン・ヘルペンは、11区にある“冬のサーカス”の馬舎でショーを開催しました。会場に入ったら真っ暗けで、難儀しながら着席してショーがスタート。薄暗くなり、ラインウェイに5つの水槽があることがわかりました。水槽が目立たないように会場を暗くしていたようです。中には人間が入っていて、ちょっと変わった形の打楽器やヴァイオリンを演奏しています。彼らはBetween Musicというオランダの演奏者集団で、空気の無いところで演奏をするというコンセプトにヴァン・ヘルペンはインスパイアされたのだそう。へぇ~。水の中での演奏なので、ぼや~っとした摩訶不思議なものでした。で、こちらの女性は蓄音機のカサのようなものが付いた楽器を操りながら歌も担当。これは顔を出して息継ぎする瞬間。
10回目の記念すべきコレクションのタイトルは『AERIFORM』。空気や空中からインスパイアされたエアリーなドレスで構成していました。こちらはメタル素材に熱でボンディングしたベルベットをコットンに縫い付けたドレス。
こちらはメタル素材にコットンをボンディングし、それをレーザーカットしてチュールに縫い付けているのだそう。とにかくヒラヒラ、フワフワです。
こちらはメタルをレーザーカットしたものをシースルードレスに縫い付けたもの。ほとんど裸。
フィナーレでは、モデルたちが立ち止まってドレスを見せてくれましたが、とにかく暗くてよく見えず。ちなみにこちらはハンドプリーツをかけたコートと、レーザーカットしたベルベットのドレス。まぁ、いつもの感じといえばそうなるでしょうか。もうちょっと明るいところで、ジックリと見せて欲しかったです~。
力作も暗闇では魅力半減~
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