ベルギー出身のAFヴァンデヴォルストも、クチュール組合から招待されて初めてのクチュール・コレクションを発表しました。会場は3区にあるイベントスペース、エスパス・コミーヌ。
写真を見てわかる通り、「何で?」と疑問に思うほどの特等席でした。パリの広報担当者はよく知っている人で、おそらく気をきかせてくれたのでしょう。でも、ヴォーグなどのファッション系のサイトに掲載されているオフィシャル写真のうち、11枚も僕の顔が写り込んでいて、かなり痛々しいかも(笑)。気になる方はチェックしてみてください。北海道の友人がプレゼントしてくれた朱色の和柄アロハを着ています。
肝心のコレクション。一枚目の写真はアニマルモチーフのジャカードのグラデーション素材によるスーツで、2枚目は、このメゾンらしいラテックスのトップスをコーディネイトしたセットアップ。こちらは崩したナポレオンジャケットとミニスカート、そしてパイソンのブーツ。かなりクラシカルなミリタリージャケットですが、フラッシーな色のブーツを合わせてモダンに見せていました。
そして今回特に目を引いた素材が、このゴミ袋でした。手刺繍を施したトップスに、ゴミ袋のティアードスカートを組み合わせています。しっかりとした手仕事をするのであれば、素材はどんなものを使っても良いという姿勢らしく、ジョークでやっているのではなく、本人たちは至ってシリアス。それがちょっぴりアイロニカルにも映り、中々面白いと思ったのでした~。
やっぱり今日も暑い~
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