ジャン・ポール・ゴルチエのクチュールコレクションは、いつも通り、本社パーティルームを会場に発表されました。席に置いてあった資料の中の各ルックのタイトルを見る限りでは、今シーズンは、都会の女性が田舎へ逃避行して最後は農夫の男性と結ばれるというストーリー展開だったと思うのですが、特に発表されていないので何ともいえません。
ショー冒頭は得意のテーラードのバリエーションを見せます。以前のコレクションでも使われていましたが、今回はプリーツリボンが多様されていました。一見デニムでも、よくよく見るとぼかし染めのプリーツリボンが全面に縫いつけられていたり。こちらはゴルチエのシグネチャであるコーンブラドレス。こちらも全面にプリーツリボンを縫い付けています。
ゴルチエが大好きなヴィンテージのアイリッシュレースも多用されていました。こちらはハワイアンなハイビスカスモチーフをジャカード織りしたファブリックとアイリッシュレースをパッチワークしたドレス。他に、アイリッシュレースに銀箔を乗せたゴージャスなアイテムも見られました。
最後はマリエを着たココ・ロシャが、オーバーオール姿の筋骨隆々な青年が押す押し車に乗ってランウェイを練り歩きました。
オマケ。ピエール&ジルやカトリーヌ・ドヌーヴなどが来場していましたが、この人が一番の大物でした。唇の反り返り具合がちょっと怖いけれど、シルヴィ・ヴァルタン。実は孫の
イローナ・スメット(このブログではバルマンの記事で紹介済み)がモデルとして登場したので見物に来ていたのでした。イローナの母親のエステル・ルフェビュールも2つ隣に着席。エステルは90年代にシルヴィとジョニー・アリデイの息子、ダヴィッドと結婚していたモデルで、故(!)ジョージ・マイケルの『Too Funky』のビデオにパテントのボンデージルックで出演しています。血統書付きともいえるイローナは中々のウォーキング振りで、これから色々と活躍しそうです~。
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