ディオール・オムのショーは、グラン・パレで開催されました。会場がパリ辺境のテニスコートではなくなり、皆ホッとしたと思います。今シーズンは、デザイナーのクリス・ヴァン・アッシュの青春時代、80年代終わりのレイヴ・ムーヴメントと90年代のガバといったクラブカルチャーにイメージを求めています。今回は特に、Hardiorという文字が様々なアイテムで使われていました。
こちらは、ジャケットの襟に施されるハ刺しをして、糸をフリンジのように垂らしたフロックコート。
手前が、ムッシュ・クリスチャン・ディオールのポートレートをコンピュータ処理したモチーフをジャカードで織ったニット。ややこしいな。奥がハンドスプレーのムートンのコート。
ダン・ヴィッツというアメリカ人アーティストの絵をモチーフにしたスーツ。特にジャケットは、透明のスパンコールを固定している糸を染めてモチーフを描いていて、アトリエは物凄く苦労したのだとか。おそらくは生産不可能なのではなかと思います。とにかくクチュールメゾンらしい作品です。
U2のボノとかExileの人とかボーイ・ジョージとか、セレブが沢山来ていて、凄かったです。写真は一応撮りましたが、モチベーションの低さが画面に現れていてボツ。さて、肝心のコレクションですが、やはりセレブリティが着ると様になりそうな内容だと思いました。僕にはとても手が届かない感じのラグジュアリーさです~。
最初からそうだったか・・・
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