狩人を描いたボンボニエール

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 パリ市内の古物市で見つけた磁器製のボンボニエール。目が覚めるようなブルーについつい惹かれて購入しました。レリーフが乗ったプレートといえばウェッジウッドを思い浮かべますが、こちらのボンボニエールはブルーの色が濃く、またレリーフもかなりハッキリしています。とにかく、かなり高い技術を要するものではないかと思われます。
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 珍しくフタの裏側に出所が書いてありました。メトラッハはドイツの街の名前で、ルクセンブルグとフランスとドイツの国境に近い場所。1925年9月21日と書かれているので、すでに90年は経過しています。あと9年でアンティークになりますね。その下の文字は不明。人名でしょうか。
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 動物に囲まれて祈りを捧げている狩人のモチーフにはどこか物語性があり、特定のキャラクターを描いたものかもしれず、もしかしたらウィリアム・テル? フランスでは狩りを描く場合、動物にのみスポットを当てる場合が多いので、こちらはそういった点でフランスっぽくなく、異国情緒を感じたりもします。
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 底面には窯の刻印と思われるものがありますが、潰れていて判読不能。ウィリアム・テルを描いているとしたら、あの話はスイスのものだし、ドイツからの独立の要因になった人で、そんな人物をドイツ人がモチーフに使うのかはナゾです。もしかしたら、ドイツには狩人が主人公の物語が他にあるのかもしれません。どなたかご存知でしたらご一報を~。

リンゴが描かれてたらテル確定でした~
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by tomoakishimizu | 2016-10-23 23:22 | 調度品 | Comments(0)
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