ひゃ~。ジェイアール名古屋タカシマヤさんでのフランス展も、残すところあと3日となり、後半戦に突入!毎日アッという間です。皆さん、お待ちしてます~。
さて、今日はこちら。アリーグルで見つけたレナル社製のお人形です。おそらくは1950年代の制作で、本体はセルロイド製。
この人たちをゲットするのに結構苦労しました。売主のベルナールがちょっと離れた場所で商談をしていて、僕が値段交渉に行くにも無理で、彼の用事が終わるのを待たずにその場を離れました。そうしたら雨が降ってきてしまい、売り場に戻ったらベルナールの手下が商品を仕舞い始めていたのです。段ボールに入っているのはわかっていたので、人形を取り出したいと手下に言ったら、文句を言いつつも許可してくれました。でも2体目が中々出てこなくて、懸命に探していると、その手下が再びブツブツ言い始めたのです。思わずブチ切れ、珍しく大声でわめき立ててしまい、それを見ていた周りの人たちになだめられるという(苦笑)。まぁ、そんなことでもしない限り、欲しいものが手に入らなかったりするのがヨーロッパの蚤の市。一芝居打って戦うのは当たり前、という認識だったりもします。
無事に購入できたのですが、色々と問題ありでした。向かって左の子の靴が紛失しています。
右の子は左の子に比べてやや古いと思うのですが、このように顔にヒビが入っています。
そして中指がもげていました。少々痛々しくも、目立たないといえば目立たない?
人形本体も然ることながら、着用しているドレスも中々のもの。左の子のドレスは、薄いコットン地をピンタックにし、所々アイリッシュレースをはめ込んでいます。全て手縫いで、ドットも全て手刺繍という凝りようです。
インナーはイングリッシュレース。人形は50年代の制作でも、ドレスはもっと古いものと思われます。
右の子はドレスはイングリッシュレースになっていて、被っているボネはクロシェ編み。手編みの靴下を履き、40年代風のバラモチーフのインナーを合わせています。前の持ち主が大切にしていたことが良くわかる装備。次の持ち主には、これ以上朽ちないよう、前の持ち主同様大切にして頂けたらと思います~。
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