アール・ヌーヴォー様式のレギュール製宝石箱

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 昨日オープニングを迎えましたが、本当に余裕が無さ過ぎて、店内の写真を撮るという頭がゼロでした。すみません~。今日思い出したら撮ってきます。インスタにもアップしてないので、やっぱり忘れないようにしなきゃ。昨日はパーティになってからはお酒がエネルギー源になって復活しましたが、それまではずっと値札付けをしていてヘロヘロ。でも、お酒以上に、来てくださる方達に助けられました。いつものメンバーは然ることながら、福岡からわざわざお越しの方や昨日だけで2度も訪れてくださる方もいて、しかも皆さんそれぞれが独自の視点を持っていらして、直接触れ合える悦びを感じつつも、もっと頑張らねばと思ったり。本日も気を引き締めて、13時よりお待ちしています~。
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 さて、今日はこちら。パリ郊外の古物市で見つけた、アール・ヌーヴォー様式の宝石箱です。唇を重ねる男女が描かれたロマンティックな意匠が印象的。売主は顔なじみのムッシュで、この箱の素材がレギュールであることを教えてくれました。レギュールは錫、あるいは鉛とアンチモンの合金で、ピューターやブロンズとは違い、安価な素材としてもてはやされたのだそう。第一次世界大戦中に消費量が伸びたようですが、それ以前の19世紀後半に銅の代わりとして、ブロンズカラーにペイントした調度品が沢山製造されたそう。それがこの宝石箱です。ということで、こちらは19世紀後半の制作。
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 中を見てみると、このように赤いシルクが貼られていたようですが、グチャグチャ。膠が劣化してはがれてしまったようです。
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 スタイルとしては、綿を詰め込んだクッションではなく、台紙に脳味噌のようにクニャクニャと布を貼ったもの。ということで、シルクではなく、もう少しクッション性を高めるためにベルベットで再現してみることにしました。
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 内側の側面にベルベットを貼ります。底に見えるアルミ色が、レギュールの元々の色。ブロンズカラーはペイントであることがわかります。
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 底面。台紙にベルベットをランダムに接着。結構な分量の布が必要です。
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 周囲をブレードでトリミングして終了。これでアクセサリーを直接入れても安心です~。

宝石箱は他にも沢山あります~
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by tomoakishimizu | 2016-09-02 10:29 | 調度品 | Comments(2)
Commented by 福岡の2人組 at 2016-09-02 12:49 x
友くん昨日はありがとうございました~。
また来年の3月に久留米でお会いできるのを楽しみにしてま~す♪
Commented by tomoakishimizu at 2016-09-03 10:15
福岡の2人組さん、一昨日はどうも有り難うございました!僕としても、自信を持って薦められるものをお二人自ら手にされていて、嬉しくなってしまいました。また3月に戻って参ります~!
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