9月中旬過ぎまで日本にいたので、西ヨーロッパに流入してくる避難民については実感できないでいましたが、パリに戻ってきた途端に「あ、これはやっぱり大問題かも」と思いました。数十万人単位と言われている某回教国からヨーロッパに押し寄せてきている人々というよりも、ジプシーや東欧系の流民が街のそこらじゅうにいて、結構荒らしまくっていたり。この前乗った地下鉄2番線には、以前にも増して多数のジプシーの少女スリ集団がいたし、我が家の前のカフェと花屋の軒先には、夜から朝にかけて寝泊まりしているジプシー家族がいて、早朝はかなり騒がしいです。バス停へ行くと、料理にも使う気がしない安ワインを朝から飲んでる東欧系のオジサン達がバス停の腰掛を占拠していて我が物顔。ジプシーも東欧流民も、彼らの中で携帯電話を所持している率が相当高いのは永遠の謎として、フランスみたいな低空飛行の国にスリや物乞いしに来ても仕方ないと思うんですけど。ま、フランスは経済的にダメなように見せかけるのが上手な国だから、他の国からすると全然豊かなのでしょうが、これもいつまで続くのかわかりません。ひとまず、パリの下町や郊外の古物市へ行くと、このままでいいのかなぁと思うことしばしば。観光客が減るから、これ以上詳しいことは書けないですけれどね。
さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけたバンビの置物です。本体は錫か何かの合金製で、土台は大理石。おそらくは40~50年代の作と思われます。
シールや刻印などが一切無いので何ともいえませんが、おそらくはディズニーのライセンス商品だったのではないかなと。ウォルト・ディズニーの描くバンビに割と忠実。そして、この手のライセンス商品にしては本気度が高く、相当職人の手が入っているように見受けられます。ネット上で調べたら、同じシリーズで写真立てを発見。でも写真立ての方はバンビが座っていて、こちらの置物の方がベター。しかし置物は置物であって実用性はゼロ。これ、売れるんだろうか…。
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