高橋盾によるアンダーカバーのショーは、サーカス場「冬のサーカス」で行われました。ローリングストーンズの60年代後半の代表曲、『Jumpin’Jack Flash』や『Sympathy For The Devil』などがかかる中、ストリートスタイルの装飾的なルックが登場。
ストーンズのメンバー4人の顔写真をそのままプリントしたドレスやパンツは、余りにもダイレクトではあるものの、コレクション全体に強烈さを与えるのに役立っていたかもしれません。背中にミック・ジャガーの顔がプリントされたジャケットも見られ、これはこれでアリな感じ。
以前アンダーカバーは、メンズコレクションでトム・ヴァーラインのバンド、テレビジョンのジャケット写真を使っていましたが、今回はまた違った表現でグラマラスにコレクションを構成しています。
今回はストーンズという光と陰をまとうアイコンを使用しつつも、あくまでもそれはコレクションを構成する1つの要素に過ぎず、アンダーカバーらしい凝りに凝った服作りを見せる方がメインだったような気がします。
どれもこれも緻密に計算された濃密なアイテムばかりで、その世界観に圧倒され、最終的にはローリングストーンズのことなんて頭から消えてしまうのでした~。
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