この前の週末は狂ったように仕入をしてしまい、お陰で部屋は大混乱。足の踏み場が無く、食卓、イスの上にものを置かざるを得ず、当然ながら座れません。それ以前の話で、日本から帰ってきた直後以外は、部屋は常にもので溢れ返っているので、座って食事なんて優雅な習慣が無くなってしまいました。「立ち食いって落ち着くよねぇ」と自然に思える程の境地には達していませんが、日本の立ち飲み屋には十分対応できる身体になったかも~。
さて、今日はこちら。先週の土曜日にパリ市内の古物市で見つけた、アール・ヌーヴォー様式の木製トレイです。ご覧の通り、経年のほころびはあるものの、それなりの状態を保っています。
おそらくは1900~1910年頃の制作。ブドウは、この時代に多く見られたモチーフで、先日ご紹介した
コートフックや、去年仕入れたペイントしたガラス板をはめ込んだ
トレイのように、葉だけを用いたものも沢山存在します。ワイン生産世界一の国らしいですね。
残念ながらサインはありませんが、ブドウの立体感や幹の繊細な表現を見るにつけ、それなりの作り手が彫ったものと思われます。果物を置いたり、包装されたお菓子を置いたりしてお使い下さい~。
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