クレイユ・エ・モントローのオクトゴナル(8角)プレート

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 アリーグルで見つけた8角型プレートです。向かい合う角と角の間の長さが22cm。骨董市場ではこの形が人気のようで、買い漁られているせいか、最近はとんと見かけなくなりました。買い漁ってるのは僕もか。

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 表面の印判のモチーフを見て、こちらの裏面のバックスタンプを見て、「あ~、これ最近のものだぁ」と思いました。でも焼き方が今流通しているものとは違い、ハマ(陶磁器の底についているの高台)が無く、不思議に思いました。

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 で、よくよく目を凝らしてみると、こちらのモントローの刻印を発見。クレイユの文字が無く、調べたら1825年まで使われていたものに近く、もの凄く古い時代の作、という判断に落ち着きました。でもそれは間違いだったことが後で判明。

 先ず、このRouard(ルアール)というのをチェックし、オペラ大通りにあった食器店という当たりをつけました。でもこの住所、何だか見覚えがあります。前にオペラ通りの食器店由来のア・ラ・ペのベルエポックプレートをご紹介しましたが、見返してみたら、アレ~、全く同じ住所。どういうこと? となり、調べてみたら答えは簡単。ジョルジュ・ルアールという男性がア・ラ・ペという食器店をオープンさせ、その後1920年にルアールというギャラリーに名前を変えたのだそうです。要するに同じ店でした。

 ということで、このプレートは1920年代以降にルアールがクレイユ・エ・モントローに注文して作らせたものだったようです。そんなに古くないですね。1960年代といっても通用するような雰囲気で、アールデコ時代って随分とモダンなものもあったんだなぁ、と感心することしきり。

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 たった1枚しかないし、ご覧の通り欠けてます。でもある程度の歴史的価値があるはずだし、クレイユ・エ・モントローにしては珍しいモチーフなので、是非日本でデビューさせたいと思います~。

アイドルじゃないけど・・・
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by tomoakishimizu | 2015-01-06 23:41 | 生活用品 | Comments(0)
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