キュ・ノワールのプレートとシノワズリーのプレート

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 中国趣味(シノワズリー)のプレートです。2週間前、パリ市内で行われていた古物市でゲットしました。18世紀のファイアンス(陶器)で、おそらくはノルマンディー地方のもの。

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 裏面は白いのでキュ・ノワールではないですが、同じ系列のものといえるでしょう。ご覧の通り、鎹継ぎが施されてます。

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 買った直後に顔馴染みのフランス人業者に見せたら、つややかな釉薬と繊細な筆致から、中国のものに違いないと言ってました。でも、中国の焼き物って、ヨーロッパに輸入されたものは基本的に磁器ばかりで、もっと薄くてもっともっと繊細な絵付けがされてたはず。ということで、こちらのプレートは中国製ではなく、ノルマンディー産だと思います。偶々絵付けの上手いノルマンディー人がいたのでしょう。

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 さて、こちらの2枚は一昨日ゲットした18世紀のキュ・ノワール。まあまあの状態です。

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 ご覧の通り、裏面は真っ黒です。奥のプレートには、お約束の鎹継ぎが施されてます。

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 で、先週末に行われた忘年会にて、あることに気付いた僕。会場は、日本人が経営する中華レストラン『来々軒』だったのですが、餃子が乗せられている皿を見てハッとしました。楕円の白地の皿には藍色で縁取り模様で彩られ、中央には花。これは正にキュ・ノワールの様式と全く一緒!

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 景徳鎮の何でもない皿ですが、キュ・ノワールは青花に源泉があったことに気付かせてくれたのでした~。

千年の歴史は深く長く~
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by tomoakishimizu | 2014-12-23 23:11 | 調度品 | Comments(0)
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