最近花瓶にばかり目が行くのはどうしてなんだろう・・・。密かにマイブーム? こちらのコッテリした花瓶は、パリ市内の古物市で購入です。19世紀、おそらくナポレオン3世時代のもの。
リモージュからパリに運ばれた土台に上薬を掛けず、そのままフローラルモチーフを手で絵付けしたもの、と推測。要するにパリ焼です。ビスクドールと同じくマットな質感が特徴的。ゴールドにメッキされた真鍮枠と鎖がより一層絢爛な雰囲気を醸してます。
花瓶部分は高さ12cmで、ほとんど手のひらサイズ。この小ささから推測するに、いわゆる花瓶として売られていたのではなく、もしかしたビスクドールと一緒に飾るものとして制作されたのかも。もしそうだとしたら、19世紀って本当に贅沢な時代ですね~。
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